南米料理と音楽の店 ペーニャあまんかい

アルゼンチンから一番遠いペーニャ(南米の音楽酒場)へようこそ

マラドーナ登場

2006-06-13 21:40:30 | 南米的沖縄生活
今日のラジオ・ミートレから

アルゼンチンイレブンの非公開練習場に今日マラドーナが、訪れたそうです。伝説のサッカー選手登場に選手達は沸き立ちました。

「Che~ここには笑顔が足りないじゃないか」とマラドーナ

コーチはマラドーナに、
「さあ、今から君が指揮してくれ」
と自分のキャップをかぶせました。
しばしの間、マラドーナが指揮を執り、一同、終始笑顔で楽しく愉快な練習をしたのだそうです。

コートジボアール戦では、数年前とは見違える位、元気そうなマラドーナがユニフォームを頭上で振り回し、勝利を喜ぶ姿が映っていました。
彼はあまりに太りすぎ、胃の一部を除去する手術を受けたのです。

マラドーナが司会を勤めるテレビ番組も始まり、初回にはあのペレまでゲストとして出演していました。

若くして世界的に有名になったマラドーナ。彼にもいろいろあったけれど、彼はまだ40代です。

アルゼンチンのスーパースター健在です。



こんな気持ち Por Quino

2006-06-12 00:24:32 | 南米の食Comidas
今週の土曜日からパラグアイのアルパ~KAYO~さんのライブが始まります。沖縄でなかなか聴くことができないので是非遊びに来てくださいね。

そういうわけで、シルビオが長いこと食べたがっていた
パラグアイのパン「CHIPA(チパ)」を作りました。

いや、シルビオが作りました。オーブンで焼いている時から練り込んだチーズとバターの香が家中を包んでいました。
ブラジルのポン・デ・ケージョそっくりな味です。

今日は日本戦ですしね、チパを食べながら応援しようと言うことです。
試合中はこんな気持ちでしたよ 
!! KAWAGUCHI BUEN TRABAJO !!


         ▲「HUMANO SE NACE」QUINO▲

GGGOOOOOOOLLL!!!

2006-06-11 06:38:41 | 南米的沖縄生活
さあ、ワールドカップ始まりました。

アルゼンチン対コートジボワール戦

私達のワールドカップは日本のテレビ映像を見ながら、ブエノスアイレスのラジオの中継を聴きます。誤差は約10秒。
RADIO MITREでは南米チームのほとんどの試合を生中継します。(左上のESCUCHANOS EN VIVOをクリックで聴くことができます。)

前半はアルゼンチンのラジオでさえコートジボワールはアルゼンチンチームより良い動きをしていると言っていました。

コートジボワールの、ゴールキーパーのラインぎりぎりのディフェンス、後半の攻め、アルゼンチンは、かろうじて1点リードしていましたが、最後までコートジボアールのすばらしい健闘、見ごたえありました。
2点のゴールすべてリケルメが、からんでましたね。
よし、勝ち点3、がんばれアルへンティーナ!!




家族で見に行くはずが

2006-06-10 02:48:13 | 南米の映画Pelicula
メキシコ映画「イノセント・ボイス」が最終日だったので、家族で見に行くはずだったのですが、急に仕事が入ってしまいました。

結局、シルビオと娘のミミで見に行くことになりました。

雨が降っていたので映画が終わる頃、迎えに行ったら
「いい映画だったよ、隣の女の人泣いていたよ」とミミ。

同じ年頃の子供達が意味もなく殺される。子供達が銃を持ち戦う、そんな現実に驚き、そして背後に見え隠れするアメリカのエルサルバドルに対するひどい仕打ちに「なぜ」といっていました。アメリカは彼女の質問に答えることが出来るでしょうか。

機会があったら見たい映画がまた増えてしまいました。
(予告編見ただけで泣きそうです)



ハビエルのラム酒

2006-06-09 21:44:34 | 南米の食Comidas
ニカラグアの友人、ハビエル君がある人を通じて、ラム酒をプレゼントしてくれました。ラム酒は海の男達の武骨な感じが良いですね。

何かの本で読んだのですが、昔イギリスが三角貿易をしていた時、船上で、有名な提督が亡くなったんだそうです。
普通は海葬をするのですが、彼は特別に本国まで運ぶことになりました。船に沢山積んでいたラム酒入りの樽の中に入れ、彼の遺体を本国まで運んだのですが、現地で提督が入っている樽を開けてみるとラム酒が無くなっていたんだそうです。
実は、彼があまりに立派な提督だったので、船員達はその御利益を賜わうために飲んでしまったようです。ラム酒にまつわるすごい話です。

キューバでしか手に入らない15年物のハバナクラブは洗練されたおいしいラムですが、一般のキューバ人はそんなものは飲みません。
飲んでいるのは、かなり荒っぽい蒸留のラム酒でした。
原酒をそのまま注いでくれるので、最初は強くてゲホゲホしましたが、そのうち、荒さの中にさとうきびの香とほんのりした甘味に気づきます。

ラム酒に手紙が巻き付いていました、

「ニカラグアのアグアルディエンテです。
             僕の兄弟ドン・シルビオとリンダへ」

ハビエル君、これは飲めません。ニカラグアの心のラム酒。
大切にします。