南米料理と音楽の店 ペーニャあまんかい

アルゼンチンから一番遠いペーニャ(南米の音楽酒場)へようこそ

ペルーからの電話

2006-07-04 20:52:45 | 南米的沖縄生活
今朝、電話が鳴った

「それでは今からブラームスの子守唄歌います。ガチャッ!」

カセットレコーダーらしき音源からはピアノの音が流れてきた。ピアノに合わせて歌うフェルミン氏。聞き覚えのある子守唄。

ペルーからの電話代は大丈夫だろうかと心配したが、集中して聞かないのは失礼だと思い、彼の歌に聞き入った。ドイツ語でフルコーラス歌いきった。

彼はプロの合唱団に入り、今度2枚目のCDを出すのだそうだ。彼が沖縄にいた約12~3年前に知り合いになり、今は無きジァンジァンでの、シルビオのライブに参加し、魂のこもったカホン(ペルーの打楽器)を奏でた。

周囲は彼のオペラより、カホンの方が向いているという、さんざんな意見のなか、がんばってオペラを続けていたんですね。
恋人もでき、幸せそうなフェルミンさん。
電話口からスペイン語でまくしたてる
               ペルー、リマからの電話。
懐かしいフェルミンの声と歌のプレゼントで、良い一日が始まった。

■ペルーの打楽器「カホンCAJON」那覇在住JUANITO製作■