↑ ビデオ前半が、今日の写真です。メジロの鳴き声は過日、奄美市名瀬の赤崎公園で録音したものです。
↑↓ 八重紅枝垂桜(やえべにしだれざくら) 背景はソメイヨシノ
宇検村湯湾岳(ゆわんだけ)公園 登り口 (7合目)
あすは二十四節季の清明。(「清浄明潔」 全てがすがすがしく感じられる季節)
その頃、奄美大島宇検村の湯湾岳にソメイヨシノが咲く(満開になる=今年は、あと2~3日か?)、ということは実は、奄美の人たちにも広く知られているわけではない(瀬戸内町由井岳の由井園地の海側の道路にもある)。
この季節、テレビ・ラジオでは、桜の歌がさかんに流れ雑誌のグラビア写真には、全国各地の豪華絢爛な桜の写真が並ぶ。
桜前線なるものが話題になり、そろそろ東北地方に達する。
2日、横浜市にある宮城県産の枝垂れ桜が満開となったとのニュース。
しかし、奄美・沖縄では桜と言えば正月の頃咲きだすヒカンザクラ(少数ながら4月にも咲いていることがある)
卒業し島を出て初めての就職、そこでの初仕事に花見の場所取りで軽いカルチャーショックを受けたという記憶がある人もいることだろう。
そのショックを少しでも和らげようと、本土在住の奄美出身者の方が、たばこ銭を節約して、(枝垂れ桜)の苗木を贈ってくださったと聞いた。
それ以来毎年の山登りが楽しみだった。
奄美・沖縄で一番高い湯湾岳(694m)には、約70本のソメイヨシノが植えられている(公園30,沿道40本)
沿道は厳しい環境で、枝が折れたていたり、まあ、いたましい姿の木もあるが、ことしは、それらの木も例年になく多くの花を咲かせている。
幸い、湯湾岳山頂付近は去年の豪雨でのがけ崩れなどは見られないが、いくつかある麓からの山道にあった数箇所の土砂崩れはすぐに片付けられ、通行止めだったマテリヤ橋の架け替え工事も完了している。



