奄美 海風blog

写真。植物や本 ネットで映画感想。相撲見てツイート
04年4月~14年11月ブログ人
トップへはタイトルをクリック

ソテツ食害域広がる クロマダラソテツシジミ 奄美大島

2009年10月22日 | 植物

091022cycad1

ついに千葉でも発生 毎日新聞 - ?2009年10月3日? ↓

クロマダラソテツシジミ:熱帯アジア原産チョウ、南房総で発生 ソテツに被害 /千葉

google ニュース検索 クロマダラソテツシジミ

写真は奄美大島 奄美市名瀬赤崎公園で今朝。

あなたの研究のためこのページの写真はご自由にお使いください。

091022cycad2

ソテツの新葉を食べる熱帯アジア原産の迷チョウ、クロマダラソテツシジミの大量発生は数年前から奄美大島でも懸念されていた。

091022cycad3

素人目にも今年はソテツの花が多かった。

春によく見た新葉。秋になっても、ソテツの実をつけた雄花の中心から新葉が次々に出て、クロマダラソテツシジミの越冬、定着の条件がそろいそうだ。

091022cycad31

赤崎公園の斜面のソテツ。

地面のセンダンクサなどにも、数え切れないほどのクロマダラソテツシジ。

091022cycad4

↑ 雄花は、春に芽を出し、梅雨明けの夏前までにしおれてしまったが、その根元からも新葉(若葉)が出ている。

091022cycad5

↑ 雄株の新葉にも、クロマダラソテツシジミ

091022cycad7

新葉がある程度成長してから食べられたのか、それとも食べ残された新葉がその後成長したのだろうが。

091022cycad8

健康な雄花は美しい。

091022cycad9

新葉がたびたび食べられると、硬化した葉も枯れてしまい、ソテツそのものも枯れてしまう恐れがあるという。(↑このソテツの葉が枯れたのは、クロマダラソテツシジミによる食害が原因かどうか、わかりません)

091022cycad10

朝仁の「千年末」の根元の2つのソテツの雌株は健在。