2023年の総括

通算成績　39戦5勝　5-5-4-3-4-18
勝率12.8％　連対率28.5％　複勝率35.8％　掲示板率60.0％



今年は「40走」「5勝」を目標に掲げましたが、出走数こそ僅かに及ばなかったものの、勝ち星は目標に届きました。ただ、やはり近年は稼働率が悪く出走数が伸びないですね。毎年の出資頭数はずっとほぼ同数で、一時期はコンスタントに年間50走してくれたんですが、このところ引退馬が多いこともあって出走数が増えてきません。一年を振り返ると、上半期はルコルセールのオープン勝ちを含め奮闘してくれましたが、下半期は伸び悩み成績を挙げることができませんでした。最も期待したルコルセールの秋リタイヤが痛恨で、結局ノドの手術で今は北海道に戻っています。来年後半の復帰に期待。ハイエスティームも着実に成長を見せており、1勝クラスを卒業、2勝クラスでも上位争いをしてくれています。オーディブルコールは高い期待に反して厳しい年に。マル外の影響もあり今後の展望も厳しそう。何とか現状突破を。3頭の2歳馬はまだ勝ち上がりゼロで、一番期待しているシンバーシアは未デビューです。明け3歳の飛躍に期待ですね。

引退馬はタイムフライヤー、キングスフィリア、オーダーナチュラル、パワフルボンドの4頭。最年長タイムフライヤーは2歳から8歳まで長年に亘り本当に良く頑張ってくれました。2歳でのG1制覇から、成績が下降した時期を経てダート転向。5歳夏の北海走開催でのマリーンS→エルムSの連勝は鮮烈でした。その後の更なる活躍を願ったものの、惜しい競馬を見せるも勝ち切れず。地方転籍後も惜敗続きでしたが、記憶に残る名馬でした。来年には北海道に会いに行きたいと思います。キングスフィリアも3勝馬ながら、小さい体に強烈な末脚でインパクトを残した馬でした。少し早めの引退となりましたが、マエストラーレの後継として牧場でも大事にしてくれるはずで、産駒が楽しみです。オーダーナチュラルはボニータの初年度産駒で、一番ボニータに似ていると思って出資した馬。故障で現役生活を全うできなかったのは残念ですが、こちらもなかなかの瞬発力で良い末脚を持った馬でした。パワフルボンドは典型的なスピード不足のジリ馬で、何とか一つ勝ったものの頭打ち気味になり、転厩してすぐに屈腱炎を発症。できればもう少し可能性を試したいところでしたが・・。

昨年に続いて引退馬が多く、来年以降も出走数はなかなか伸びてこないと思います。長く元気に現役を続けてくれる馬が増えてこないと厳しいですね。これは一朝一夕で成り立つものではないので、毎年の出資馬選定を磨いていくしかありません。精進あるのみですね。ということで、今年の総括は以上。どの馬も一年間、本当にお疲れさまでした。