goo blog サービス終了のお知らせ 

一口馬主ゴンザレスの日記

社台・サンデー・G1・キャロットの出資馬を中心に競馬の話題あれこれ

出資馬の近況

ルコルセール 牡7 5/28(水)の浦和競馬(プラチナカップ・ダ1,400)に野畑騎手で出走して6着
シンバーシア 牝4 4/30(水)NF天栄放牧
アビッサルスター 牝3 5/30(金)山元トレセン放牧
ソリッドベーシス せん3 5/3(土)山元トレセン放牧
キラーチューン 牝3 5/24(土)の京都競馬(3歳未勝利・芝1,800)に団野騎手で出走して6着
ヴァイスクレー 牝3 6/1(日)の京都競馬(3歳未勝利・芝1,600)に吉村騎手で出走予定
ウップヘリーア 牡2 NF空港で育成中
フリッカーフェスト 牡2 NF早来で育成中
ラジャブルック 牡2 NF空港で育成中

晩秋の牧場見学(2024年11月1日)

2024年11月05日 12時55分05秒 | 募集馬見学ツアー・牧場見学
北海道にいる現役の出資馬は1歳馬3頭ですが、NF空港の見学枠が押さえられず。秒単位で9:30ピッタリから一気に見学予定を入力して「送信」と押しても既に満枠。近年こういうことが増えて困ります。個人的に見学に行くのは年に数回。その時くらいは出資馬を見たいのですが。ということで、枠が取れて見学できた社台スタリオンのイスラボニータを。ボニータに会うのは今年の1月以来、10ヶ月ぶりになります。1月と同じ事務所近くの厩舎にいますが、見学した時間帯は放牧中ということで放牧地へ。放牧されている場所は前回から変わり、かつて一般見学台があった事務所から下側の放牧地でした。

放牧地に行くために坂を下ってくると、イスラボニータのネームプレートが。



お、ここか。おーい。





だいぶ遠くにいます。近くまで行ってみますかね。



おーい、久しぶり。元気にしていたかい?





今年で13歳になりますが、相変わらず元気一杯でした。



一心不乱に草を食べています。種牡馬にとっては今は英気を養う時期ですね。



イスラボニータは性格的にお隣さんを選ばないタイプらしく、新しい種牡馬が入って放牧地の割り当てをする際に有り難い存在とのことでした。気難しかったりすると、隣の馬を威嚇したり、放牧中も他馬を気にし過ぎたり、制約条件があって色々と悩むそうですが、イスラボニータはどこにいても周りを気にしない、我関せず、という感じらしく、環境の変化も全然OK。だから会いに行くと放牧地が変わっていることが多いんですね。まあ、その分あっちこっち移動させられる訳ですが、違う放牧地を見れてそれはそれで楽しいです。





2024年は種付頭数が初めて100頭を割り込み、いよいよ正念場です。今年はパレスマリス(ダーレー繋養)の影響で繁殖が社台スタリオンから流れ、全体的に種付頭数が減ったそう。それも関係していると思われますが、さておき、次々と新しい種牡馬が入ってきますし、いつ出されても不思議ありません。2017年にスタッドインしてから約7年が経過し、これだけ長く置いてもらっていることに感謝です。見学に行く時には、社台スタリオンで会えるのはこれで最後かもしれないといつも覚悟していますが、今回は特にそんな気持ちで、目に焼き付けようと会ってきました。G1級の産駒が出てくればまた違うんでしょうけどね。その意味で、先日衝撃的な新馬勝ちをしたロケベンドラの故障が痛い。ただ、オープン馬も段々と頭数が増えてきましたし、距離不問、芝ダート不問で産駒が走っています。フジキセキ後継の唯一無二の存在として、引き続き頑張って欲しいです。残留できたら良いけど、もし別の種馬場に移動になったら、もちろんそっちに会いに行くよ。とにかく元気で過ごしてよ。またねー。
コメント

ツアー後の函館・松前観光

2024年06月24日 16時55分30秒 | 募集馬見学ツアー・牧場見学
2007年:登別
2008年:支笏湖→札幌
2009年:定山渓→小樽→札幌
2010年:日高方面牧場巡り
2011年:登別
2012年:函館
2013年:十勝帯広
2014年:ニセコ→余市
2015年:札幌
2016年:日高方面牧場巡り
2017年:富良野
2018年:浦河静内牧場巡り
2019年:小樽
2020年:ツアー中止
2021年:ツアー中止
2022年:稚内→利尻島
2023年:北見→羅臼

今年のツアー後旅行は、電車で函館へ。できれば飛行機でサッと移動したいところですが、千歳から函館へのフライトはツアー終了時間で既に最終便にも間に合わないので、電車で移動するしかありません。ということで、弁当を買い込んで19:06千歳空港駅発で南千歳駅へ、そして19:18南千歳駅発の特急北斗に乗り、函館駅到着は22:31と長旅でした。ちょうど函館競馬開催中ということもあって、出資馬のレース観戦のために同じ函館行きの電車に乗る会員さんが複数いらっしゃいました。(将来またいつかこのルートを選択する際の反省点:千歳空港で弁当と一緒にビールも買うべし。弁当だけ買って、南千歳駅でビールを買おうと思っていたが、南千歳駅は売店、自販機ともアルコールの販売ナシ)



この日は到着が夜遅いこともあって、函館駅横の「プレミアホテルCABIN PRESIDENT函館」に宿泊。

チェックイン後に近くの居酒屋で軽く一杯やって、翌日からの観光に備えて就寝しました。



さて、翌朝から観光スタート。まずは、函館朝市へ朝ご飯を食べに向かいます。朝市はホテルの横なので、歩いていすぐ。もちろん新鮮な魚介の朝ご飯を頂きました。

その後は、レンタカーをして出発。函館観光は13年ぶりとなりますが、前回2011年は函館市内のベタな観光地を自転車で巡りました。今回は函館と言っても、初日はまず函館から車でグルっと南の松前半島の方面を巡ることにしました。まずは松前城へ。





松前城は北海道唯一の城下町。江戸時代に最北の城下町として栄えたそうです。当時の松前城下を再現した松前藩屋敷は、かなり立派な施設です。









松前藩屋敷の中のとある建物の壁。



その先を進んでみると・・・



腰が抜けるほどビビりました。

さて、松前城の後はランチへ。近くの「レストラン矢野」で海苔だんだんを食べることにしました。



松前町で採れる岩海苔を使用した海苔弁当。ご飯の中間層にも海苔があり、そのため「海苔だんだん」と呼ばれているそう。



さて、午後の行動開始。まずは「青函トンネル記念館」へ。





30分くらい資料館を見学。記録映像の上映もあり、興味深く見ました。途中、一瞬眠気で気を失いましたが。。

その後、ご当地と言えば・・・。



「東方、横綱千代の富士。北海道松前郡福島町出身、九重部屋」

あの場内アナウンスが今でも聞こえてきます。

ここは松前郡福島町、まさに千代の富士の出身地。「横綱千代の山・千代の富士記念館」です。





千代の富士は今でも私の中でNo.1。本当にカッコよかった。



ジックリと見学して満足です。そして記念館の横には、「道の駅横綱の里」がありました。



続いて、「トラピスト修道院」へ。駐車場から見上げると凄い階段。



ももがヤバイ・・・。モモンガ。そしてようやく到着。



階段下を見下ろす。



ここでは名物のバター飴を購入。そしてソフトクリームを頂いて、そろそろ夕方なので今夜の宿へ向かいます。

この日の宿泊は「ひろめ荘」。渡島半島の東側の亀田半島までドライブ。施設は古いけど、温泉も広くて立派で良いホテルでした。

さて、翌日曜日はホテル近くの、「垣ノ島遺跡・縄文文化センター」へ。



国宝「中空土偶」が展示されています。



その後、遺跡ガイドツアーに参加。約45分で案内の方の説明を聞きながら遺跡を歩いて回りました。





センターに併設される形の「道の駅 縄文ロマン南かやべ」。



午前中を遺跡訪問で過ごした後、お昼に移動。しかべ間歇泉へ向かいます。

少し手前に「三味線滝」なるものがあるそうで、ナビを頼りに探しました。



道路脇に何気なくあるので、気にしていないとスルーしてしまう。。

さて、「道の駅しかべ間歇泉」に到着。ここでは間歇泉を見ることができます(有料エリア)。



約10分間隔で約100度のお湯が吹き上がります。



本当かよ、と思って待っていると、何の前触れなく突然噴き出すお湯。かなりの湯量だった・・。





お昼は道の駅にある「浜のかあさん食堂」でプレミアムたらこ定食を。



この後、大沼公園に移動して、湿地帯のガイドツアー(90分)に参加する予定でしたが、午後から大雨に。土砂降りで自然散策なんてできる状態ではありません。ツアーはキャンセルできますよ、とのことで、キャンセルをさせてもらい、代わりに車で大沼湖をグルっと一周しました。途中、湖にせり出た遊歩道があると聞き、その周辺を探します。何度も行ったり来たり、どこやねん。2往復くらいいして、ようやく場所が判明。看板も何にもなく、道路脇から木の遊歩道の入り口をやっと見付けました。



行ってみましたが、湖に歩道がせり出ているものをイメージしていたのに、何のこたぁねぇ・・・。

ということで、ここから「道の駅なないろななえ」、そして次に「六花亭・漁火通店」に寄ってお土産を購入。

最後に函館空港でレンタカーを返却する前に、函館で美味しいというラーメン屋さんへ寄ることにしました。



「函館麺や 一文字」です。



塩ラーメンが有名らしいけど、私は味噌ラーメンをオーダー。いやー、めっちゃ旨かった。



今まで食べた味噌ラーメンで3本に入る旨さ。函館に来たら絶対にまた行こう。

ということで、函館空港から羽田へ戻って今回の観光はオシマイ。今年も予定を詰め込んで動き回りました。普通の週末土日の観光でしたが、今回特に感じたのは、どこも空いているなということ。松前藩屋敷とか、千代の富士記念館とか、青函トンネル記念館とか、縄文文化センターとか、ほぼ観光客は自分達のみという状況。施設はめっちゃ立派で、もの凄いお金も掛かっているだろうし、運営にもお金が掛かっていると思います。まあ時期的に修学旅行や夏休み旅行の時期でもないし、谷間の時期かもしれませんが、こういう施設が今後も存続していくことがとても大事なことだと思うので、多くの観光客が訪れると良いなぁと思いました。まあ、空いている分には快適なんだけどさ。以上。さて、来年はどこに行こうか。
コメント (2)

新春の牧場見学(2024年1月6日)

2024年01月10日 18時13分53秒 | 募集馬見学ツアー・牧場見学
有馬記念の日に一緒に中山競馬場に行っていた友人から、年初に牧場見学行く予定だけど一緒に行く?という話になり、それじゃ行くか、ということで年明け早々に北海道に行ってきました。牧場の予約枠は確保して頂いていたので、フライトを取って、あとは当日飛ぶだけでしたが、1/2の羽田空港炎上事故のため滑走路が1本クローズしており、その影響で遅延・欠航が多発。予約している便は飛ぶのか?と不安を抱いて羽田に向かいました。幸いにも行きの便は予定通り出発。行きは良かったのよ、行きは・・。前入りでエアターミナルホテルに泊まり、翌日朝から牧場見学スタートです。

まずは白老ファームイヤリングで今年募集予定の1歳馬を見学。明け1歳のこの時期だけにまだ可愛い姿で、冬毛モコモコのぬいぐるみのような馬もいました。募集の時期までにはグッと成長して立派になっていることでしょう。ボニータ産駒も1頭見せて頂きました。募集時期が楽しみです。

ゆっくりと見学させて頂き、午前は終了。ファームヤードにランチに向かいましたが、この時期は空いているだろうという目論見を裏切る盛況ぶりで、待合室は人で一杯。午後の見学まであまり時間が無かったので、今回はファームヤードを諦めて、そば哲に寄って次の目的地、社台スタリオンステーションへ。



まず最初に、事務所から近い厩舎に引っ越したイスラボニータのところへ。



厩舎には専用の馬服が置いてありました。



相変わらず元気そうで、これからの種付けシーズンに向けて状態面は万端と言ったところかな。





愛嬌ある顔付きで、人懐っこいところは若い頃と同じ。





放牧地は、向かいがエフフォーリアです。この写真だと、左奥がイスラボニータ、右奥がエフフォーリア、左手前にキズナ。



その後はスタリオンをグルリと見学。種牡馬入りした直後のイクイノックス、シュネルマイスター、グレナディアガーズもいました。イクイノックスは父キタサンブラックの向かいの馬房なんですね。今年の募集に産駒が初募集されるコントレイルは、見学中に得意の伸びのポーズをしていました。コントレイル、全身に神経が張り巡らされているような馬だそうで、瞬間の反応がもの凄く速いそうです。皮膚が薄く品のある馬で、飼い葉も静かにお行儀良く食べていました。

さて、社台スタリオンの次は社台ファームへ。お仲間の馬も含めて複数頭見学させて頂きましたが、私の出資馬はアヴィオールの22。馬体重はこの日で470kg(だったかな?)





この中間も順調で、坂路に2本入る日も設けて体力強化中です。調教が進むにつれて行きっぷりも良くなってきたそう。心身ともに不安はなく、日々順調に過ごしているようです。この調子で乗り込んでいくことができれば。今後の成長が楽しみです。

最後は追分ファームリリーバレーに移動。こちらも複数頭見せて頂きましたが、出資馬は2頭。まずは問題児サイモンミラベルの22。この日で510kg?だったような。



まだ乗ることができていません。左後の違和感が抜け切れず、騎乗調教のゴーサインが出ない状態。違和感の要因は、骨や腱を調べても問題はないそうで、明確に特定できていません。それがまた気持ちの悪いところで、とにかく時間の経過と共に解消されるのを待っている状態。現時点でも相当なビハインド。この時期にこれだけ乗れないのは結構キツイなぁというのが正直な感想です。

続いて、ノドの手術のため戻ってきているルコルセール。







既に手術は終えており、これからウォーキングマシン、トレッドミルと進めて、おそらくそう遠くないうちに山元に移動することになりそうとのこと。たぶん2月には山元に移動して、山元で乗り進めていくことになると思います。手術のために毛を刈った跡が残り、切った個所も見えます。痛々しいですが、馬の方は元気そう。もともと堀先生からもずっと対処のため手術をと言われていたようですが、なかなかタイミングがなく今になったそうです。能力ある馬だけに、復活を期待したいところです。

と楽しく見学を終えて千歳空港へ。レストラン街にあるお寿司屋さんで食事をしてフライトを待ちます。予約していたのは19:30千歳発→21:10羽田着の便。ところが、夕方の時点で遅延が発表されており、1時間程度の遅れ。まあそれくらいなら想定内だわいと思っていたのが、時間が経つごとに、更に遅延、また更に遅延を繰り返して、最終的に飛んだのは、21:15過ぎ。しかも羽田近くに来て、順番待ちでルートを遠回りしたもんだから、結局羽田着は23時過ぎでした。まあ、飛んでくれただけ良しとしないとね。ということで、年明け一発目の牧場見学でした。
コメント

晩秋の牧場見学(2023年10月13日)

2023年10月15日 17時05分00秒 | 募集馬見学ツアー・牧場見学
暦の上では10/8からは晩秋になるらしいのですが、この日は快晴でおよそ北海道の10月とは思えないほどの気候。半袖でも暑いくらいで、気持ち良い日差しの下で絶好の牧場見学日和でした。一日で各牧場を周る予定で、まずは朝一番、9:00からは社台スタリオンへ。久しぶりにイスラボニータに会いに行きます。去年の11月に会って以来なので約1年ぶり。この時間の見学枠は1組だったので、60分のうち大半をボニータの前でのんびり過ごしました。おーい、元気にしていたかー?



以前と同じ厩舎、オルフェーヴルの向かいの同じ馬房です。この時間はほとんどの馬は放牧に出ている時間で、ボニータも馬房から直結の放牧地にいました。一心不乱に草を食べていますが、こちらに人がいるのに気付くと近付いてきます。泥遊びをしたようで体が汚れていましたが、変わらず元気そうで何より。



今年の種付頭数は140頭と人気を維持することができていますが、次々と新しい種牡馬が入ってきますし、どうしても目新しい馬に人気が移りがちです。競争の激しい世界で、いつ出されても不思議ないと覚悟していますが、少しでも長く置いてもらえることを願うばかり。そろそろプルパレイに次ぐ重賞馬が出て欲しいところで、インパクトある産駒の登場を願います。



当の本人?はそんなことどこ吹く風で、気ままに過ごしています。2017年の年末に引退して、2018年からスタリオン入り。気付けば6年が過ぎました。6年も社台スタリオンで過ごすことができただけで凄いことです。まあ、もし他場に移動したら、そちらに会いに行くだけなんですけどね。また近いうちに会いに来るよ、その時もここで会えると良いなぁ。

さて、次は10:30から社台ファーム。今年出資が決まったアヴィオールの22(牝イスラボニータ)に会いに行きます。会うのは6月のツアー以来です。



現在の馬体重は460kg。今年は夏が猛暑で、どの馬も夏場に体重が増えてこなかったが、この時期になってようやく涼しくなってきたことで体がグッと増えてきたそう。気性的にはとにかく大人しくて手が掛からない馬。馴致からここまで順調に推移しています。大人しい=走る気がない、となると困ったものですが、これから調教が進んで15-15あたりまでやるようになればピリッとしてくるのでは、とのことでした。あとはとにかくボニータにそっくり。左右の三白眼が逆というくらいで、顔付きなんて本当に良く似ています。特徴的だったのは、左目の下に1本、白くて長いまつげが生えていたことかな。



歩かせても歩様に変なクセもなく、キレイに歩きます。既に坂路入りしていて早い組で乗れているので、このまま順調に進むことを願います。ちょうど見学に案内して頂いた方は、イスラボニータの育成時に乗っていたそうで、その時のことも教えて頂きました。父のような活躍を、というのは大変なことですが、堀厩舎という点も含めて大きな楽しみを持って見守っていきたいと思います。

さて、ランチタイムは恒例のファームヤードへ。



到着したのは11:15くらいだったかな。夏場と違ってこの時期はお客さんも少ないのでスムーズに入れます。スープスパイス(スープカレー)が旨いのはもちろんだけど、農場直営ということで食前に出るサラダがまた美味い。スープカレーの方は、これまでいつも鉄板バターライスだったので、今日は黒米入りライスで。





さて、午後は14:00にNF空港へ。こちらではキャロットの1歳馬2頭に会います。キャロットの馬の見学は久しぶりで、どうせ満枠で取れないだろうなと思って予約してみたら取れました。ということで、まずはキラーグレイシスの22(牝ドゥラメンテ)です。



現在の馬体重は441kg。こちらに移動してきて、順調に進んでいるようです。背中の印象や馬体バランスは素晴らしく、楽しみのある馬だよとのリップサービスを頂きました。気性的にはやはりピリッとしたところがあるようですが、競走馬には必要な要素ですし、競走で闘争心に繋がるように上手く育成していければとのこと。



鼻筋に大きな流星が通っていて、4本ソックスと相俟って派手で目立つ馬です。そういえばアヴィオールも四白流星だし、今年の1歳馬は2頭が四白流星、そしてどちらもエクレア顔。意識して選んだ訳ではないけど、何と言う偶然か。それにしてもキラーグレイシス、どことなく品があって雰囲気を持った馬でした。

続いて厩舎を移動して、ブルーメンクローネの22(牝ミッキーアイル)です。



現在の馬体重は436kg。こちらはコロッとした馬体で、如何にも短距離が向きそうな印象を受けました。お母さんは1,800も走れましたし、この馬もその辺までこなすかもよ、と仰っていましたが、個人的にはマイル以下かなと。ミッキーアイルの牝馬はスプリントで走っている印象で、この馬もスプリント路線でももちろんOKです。



まだまだ幼く可愛い顔です。これから本格的な調教に移動していく段階ですし、早い時期からの始動を目指して頑張って欲しいと思います。

さて、最後は15:30からOFリリーバレーですが、移動の途中で早来神社に立ち寄って参拝。目の前の道路は何度も通ったことがあるんですが、一度も寄ったことがなかったんですよね。横のセブンイレブンなんて頻繁に行くのに。ということで、時間があるので行ってみました。





早来神社は、幸せが早く来るということで縁起が良いそう。そして馬産地ということもあり、「馬九いく守」という御守りがあったので早速購入しました。「勝運」「金運」「出世運」「家庭運」「愛情運」「健康運」「商売繁盛」「豊漁豊作」「受験合格」という九つの御利益を授かることができます。ふむ、これで万事馬九いくはず。

さて、15:30にOFリリーバレーに到着。最後に見学はG1のサイモンミラベルの22(牡ブリックスアンドモルタル)です。



この日は天気が良かったので、他の牧場では外での見学でしたが、リリーバレーのみ厩舎内での見学でした。さて、サイモンミラベルですが、先日のレポートにもあったように、現在コンディションが落ちたことでペースダウン中。馬体重は501kg(だったかな?)で、とにかくガッチリした馬という印象でした。初仔のサイズ面の不安は全くありませんね。父の産駒は気性的に難しいところがある馬が多いというような話を聞いていましたが、リリーバレーのスタッフの方のお話しではそんなこともないですよ、と。



ただ、見学に行った日の時点でもまだ騎乗調教は再開していないようなので、早くコンディションを戻して乗り始められることを願っています。現状まだ疲れが出やすいのは成長途上にあるということ。これからの調教過程で徐々に良くなってくると思います。

ということで見学終了。次に行けるのは来年かな。最近は牧場見学の予約を取るのも瞬殺だったりして、夏場や週末の見学が難しくなっている気がします。今回は時期をズラして、見学日も平日にしたらすんなり予約できました。また次回も平日に休みを取って行こう。お忙しい中で対応してくださった各牧場のスタッフの方々、ありがとうございました。
コメント

ツアー後の北見・羅臼観光

2023年06月24日 16時42分25秒 | 募集馬見学ツアー・牧場見学
今年のツアー後は、千歳から女満別空港へ飛びました。ツアーは18時千歳空港解散で、18:40発。女満別空港到着後にレンタカーを借りて移動開始です。この日は北見のホテルで一泊。チェックイン後に焼肉屋さんに行ったんですが、たまたまホテルの向かいにあった「四条ホルモン」というお店が焼肉100名店に選ばれているお店らしく、めっちゃ美味しかったです。

翌土曜日は、北見市観光からスタート。相変わらず特に行動も決めずに動いているので、その場で調べながら、行きたいところを見つけて行ってみるというパターンです。調べていると北見はかつてハッカで有名だったようで、まずは北見ハッカ記念館に行くことにしました。



中に入ると、記念館のスタッフのおじちゃんがハッカの歴史を丁寧に説明してくれました。かつては世界シェア70%を占めた時代もあったそうですが、時代の流れと共に海外にシェアを奪われて、今では生産はしていないそう。それでも今でも北見のシンボルとしてこの記念館があるそうです。ハッカの用途は、化粧品、お菓子、タバコ、医薬品など多岐に亘ります。なるほど、勉強になりました。



ハッカ記念館の横には薄荷蒸溜館があります。ここでハッカのお土産を購入。ハッカ飴、ハッカ羊羹、ハッカタブレットなど。

その後はサロマ湖を目指しますが、途中で寄ったのは、北見と言えばカーリング。アルゴグラフィックス北見カーリングホールです。



ただ、残念ながら施設は解氷・製氷作業のため臨時休館中。



さて、ここからはサロマ湖を目指します。ロングドライブを経て、ようやく到着したのはサロマ湖展望台です。



サロマ湖展望台までは、脇道に入ってから細い砂利道の山道を登らないといけません。駐車場からも更に徒歩で階段を登って登って到着。意外と疲れますが、その分、眺望は素晴らしいです。確か以前ブラタモリでサロマ湖をやった回のオープニングがココだったような。









気持ちの良い眺めでした。

ここからはボチボチと観光スポットを巡りながら知床方面へ。

道の駅サロマ湖



ワッカ原生花園



アドヴィックス常呂カーリングホール。



さっきもカーリング場に寄ったやんけ、といったところですが、今度は施設も開いていて、中に入ると大学生が練習中でした。生まれて初めてカーリングを生で見たけど、あの距離を狙ったところに狙った強さで投げるのは凄いわな。それにしてもキレイな施設でした。この環境で練習できる大学生は幸せだなと。2階にはロコ・ソラーレの展示ブースもあります。



常呂神社。ロコ・ソラーレのゆかりの神社として有名です。カーリングのストーンをデザインした御朱印を貰いました。





知床から羅臼に抜けて、夕方にようやくホテルに到着。泊まったのは、知床サライというホテル。オシャレな作りで清潔感もあって、良いホテルでした。ただ、ホテルの近くある道の駅で夕飯を食べる予定でホテルは食事ナシにしていたところ、到着が遅れて道の駅でご飯を食べることができず。更に羅臼は街中にほとんど飲食店がないので参りました。それならホテルで食事を申し込んでおけば良かった・・・。結局、街中にあるお寿司屋さんで食事をして、セイコーマートでアルコールを買ってホテルへ。部屋で馬検討会兼二次会を。



翌日曜日は、朝一番で昨日行けなかった道の駅へ。



大量に海産物を購入。お土産はバッチリです。ここから車で5分、羅臼神社へ。





お参りした後は、阿寒湖、摩周湖、屈斜路湖の方面に向かいます。道中ネットで調べていたら、神の子池という摩周湖の地下水が湧いてできた青い清水を湛える池があるらしい。2017年に美瑛町にある青い池に行ったことがありますが、本当に素晴らしい風景でした。今回は果たして。



おお!青い。



透き通る青さだ。



美瑛町にある青い池によりも小さく、森の中にひっそりとある小池です。美瑛町の方は濃い青、こちらは澄んだ青という感じ。



水温が年低く、倒木が青い水の中に腐らずに沈んでいます。そこを小魚が泳ぐ様子が何とも神秘的でした。

その後は摩周湖の展望台に向かいましたが、霧のモヤで展望台から湖は見えず・・・。

そして最後に行ったのは、阿寒湖です。遊覧船に乗って、約1時間の遊覧へ。



途中、湖の中にある島に立ち寄り、そこにあるマリモ展示観察センターでマリモの見学もできます。





ということで、観光を終えて女満別空港へ。今回は移動距離がとにかく長く、この週末で650kmくらい走ったけど、スピードの取り締まりを意識しつつもぶっ飛ばして回ったのでレンタカーが虫だらけ。よく移動したわい。今回はラッキーなことにレンタカーが新車だったので、めっちゃ快適なドライブでした。

最後に女満別空港にあるスープカレー屋さん、奥芝商店で晩メシ。腹ペコだったので大盛にしたら、この量にビックリ。



ということで今年のツアー後の旅行はお終い。今回は観光と言いつつも移動距離が長く、ほぼドライブの状態になりました。昨年も利尻島で移動が長かったけど、来年は移動ではなく観光を重点にしたプランを組んでみようかな。
コメント

初冬の牧場見学(2022年11月20日)

2022年11月21日 19時00分10秒 | 募集馬見学ツアー・牧場見学
同居家族以外との牧場見学が解禁され、行きたいという友人からの誘いで北海道に行ってきました。出資馬のいる牧場をまとめて、どの順番で回るかの段取りを考えて、いざ予約。2週間前の9:30からの予約受付開始で、秒単位でキッカリにアクセスして予約したものの、何とNF空港は満枠で予約できず。マジかー。これどうやったら予約できるのよ。うーむ、まあこればかりは仕方ありません。ということで、NF以外の牧場にいる1歳馬、そしてスタリオンに行くことにしました。曇り予報も北海道に到着すると太陽の日差しが。11月ながら太陽の下にいれば暖かさも感じるくらい。ただ、日陰や風が吹いたりするとさすがに寒い。もちろんコート必須です。ただ冬の北海道としては思ったよりも寒くないなと。まだ雪もないですしね。冬に差し掛かり、ピークシーズンに比べて旅行客も減って来る中で、この時期の北海道も意外と狙い目だなと思ってみたり。

さて、まずスタートはOFリリーバレーから。3ヶ月ぶり、リュートフルシティの21(牡ハービンジャー)の見学です。



馬体重は465kg。体調面は脚元に問題はなく、順調に調教メニューを消化しているようです。現在は坂路ハロン17秒が基本。これから年末にかけてハロン16秒主体までペースを上げる予定。クラブレポートで発汗の多さが再三指摘されており、この点について改めて聞いてみましたが、内臓が問題なく機能している証左であるし、運動による新陳代謝からの汗で気にするものではないとのこと。適性はやはり芝。現状まだ緩さを残していますが、馬体のシルエットが美しく、カッコいい馬だなと思いました。



馬房で擦り剝いたのか、調教中に脚同士がぶつかって擦れたのか、何か所か傷跡が。



それにしても顔のアップを撮影していて、耳が大きい馬だなぁと。



さて、次は13時に社台スタリオンなので、ここでランチへ。前回に続いて、今回もファームヤードに行くことにしました。8月は11時開店の少し前に到着したものの、その時点でもう既に沢山の人が並んでいました。今回は到着がやや遅れて11時を回ったので、こりゃだいぶ待たされるかなと覚悟していましたが、並ばずに入ることができて拍子抜け。店員さんと話してみると、冬場は観光客が減ってくるので、夏ほど混むことはないそうです。これは良いことを聞いたわい。今回注文したのは、この時期限定のロールキャベツ入りのスープカレー。チーズトッピング。



こちらは友人が注文したポークスパイシー。チーズトッピング。



もうね、最高。ボリューム満点で、今回も大満足のランチでした。そば哲よ、裏切ってごめん。

さて、午後は13時から社台スタリオンへ。ボニに会うのが目的です。この時間は放牧に出ていて馬房にはいません。馬房直結の放牧地ではなく、少し離れた放牧地にいました。おーい、元気だったかー。



柵の合間から顔を出してきます。



柵を噛んでガシガシしたり、ハナを出してフガフガしたり。





変わらず元気そうで何より。牧柵沿いの草をむしゃむしゃと食べていました。



馬房もオルフェーヴルの向かいですが、放牧地もオルフェの横です。オルフェの横はマイペースのボニが合っているとのこと。馬房や放牧地の配置も種牡馬の性格や個性に合わせて組み合わせを考えているようで、話を聞いているとその辺も含めて非常にきめ細かい管理がされていることが分かります。オルフェとボニのツーショット。



生存競争の激しいスタリオン。正直いつ出されてもと覚悟していますが、それだけにここにいるうちにできるだけ会いにきてあげたいなと思っています。幸いにも現状は種付頭数も多く集まっています。このままできるだけ長くスタリオンに置いてもらえることを願っています。

最後に1頭だけ馬服を着ていたハービンジャーが可愛かったのでパシャリ。



この後は社台ファームに移動して友人の出資馬を見学。ノーザンホースパークに寄って空港に戻ってオシマイ。サクッと日帰りでしたが、やっぱり北海道は良いですね。一日でも十分に満喫できます。牧場見学の合間に道の駅によって野菜を買ったり、千歳空港で美味しいモノを食べたり、海産物を買い物したり。普通の週末の日曜日でもサクッと行ける手軽さも最高です。また来年の春あたりに行きたいなぁ。
コメント

真夏の牧場見学(2022年8月12日)

2022年08月16日 12時10分31秒 | 募集馬見学ツアー・牧場見学
既に秋ツアーの中止が発表されています。じゃあ個人的に牧場見学に行って、出資が決まった1歳馬やボニータに会って来るか。ということで、思い立ってお盆休み中の北海道に行ってきました。できれば今までのように仲間と一緒にワイワイ見学に行きたいんだけど、今はコロナで原則1人見学しか認められていません。まあ、サクッと行って帰ってきますかね。

コロナで各牧場の見学枠が少なくなっているので、それに合わせて予約。まず9:00から社台スタリオン。久しぶりにボニータに会いに行きます。見学枠は各時間帯1名になっているので、スタッフの方とマンツーでの見学。お陰でジックリと話をしながら馬を見れるのは良いかもしれません。以前は各時間帯ごとに2~3組ずつ一緒に見学だったので、ボニータの前にずっといる訳にはいきませんでしたが、マンツーならのんびり見学できます。嬉しいなぁ。社台スタリオンは公式で撮影NGになっているので写真はありませんが、ボニータは変わらず元気そうでした。種牡馬としてシーズンを重ねて馬体も貫禄が出てきましたが、それでも530kgくらい(だったかな)で、相変わらず動きは柔らかく種付けも上手だそう。馬房は以前の向かいで、放牧地と直結しているお部屋です。そして以前ボニータがいた馬房、つまり今のボニータの向かいには栗毛の暴君がおられました。以前と入れ替わったのね。さすがにオルフェーヴルの向かいは馬を選ぶと思いますが、マイペースなボニは何食わぬ顔で過ごしているようです。今年の種付頭数は170頭オーバー、過去一番の頭数が集まったそう。種牡馬入りから5シーズン目で頭数がある程度維持できていれば良いなと思っていたのに、増えているなんてビックリ。種付料が150万円で据え置きになっていることのお得感、そしてやはりフジキセキのネームバリューも大きいとのこと。社台ファームが積極的に付けてくれていますし、日高の牧場など社台グループ以外の牧場からも沢山種付けに来てくれているそうです。生き残り競争の激しい社台スタリオン、いつ出されてもと覚悟はしていますが、まだ暫くは大丈夫かな。

ということで、ボニータの馬房の前でゆっくりとお話しをしてからはスタリオン内を一周。ボニータに会えた時点でスタリオンに来た目的はもうほぼ終わっているので、あとは会話をしながらブラブラと。種牡馬入りしたコントレイルも近くで見させてもらいました。やっぱり良い馬ですなぁ。久しぶりにスタリオンの中をグルっと一周したけど、かつてあそこにはあの馬がいたな、とか色々と思い出します。時間の流れは早いものです。

さて、次の見学まで時間が空くのでランチに出掛けます。以前ヤエノムテキさんのブログで知って、いつか行ってみたいと思っていたファームヤードへ。社台スタリオンから車で40分くらい。11:00オープンで10分前くらいに着いたけど、既に沢山の人が並んでいて驚きました。大人気じゃん。暫く待って入店。天気も良くテラス席からの景色も素晴らしい。





写真だとイマイチ伝わらないけど、最高に美味かったです。牧場直営なのでサラダも新鮮でボリュームたっぷり。スープカレーも写真よりもボリュームがあって、中には骨付きチキンとゴロゴロの野菜がたっぷり。上にチーズをトッピングしてもう最高。これはね、牧場見学の時にまた絶対に行こう。いつものそば哲も良いけど、時間があればちょっと足を延ばしても行く価値ありです。

その後、14:00にNF空港へ。まずはオーディブルコール(牝2Medaglia d'Oro)から。







現在519kg。騎乗調教を再開したところです。体調面に問題なし。これから乗り込んで、涼しくなってからの移動を目指します。今回の休養が良い成長の時間になれば、との弁。休んでいた期間が長くまだ馬体は緩いけど、ここからですね。見学中は大人しくしていましたが、気性は大人しい方・・ではないとのこと(笑)サンプル数が少ない父なので、どんな傾向に出るかはまだ分かりません。個人的には募集時から芝だと思っているんだけど。

さて、厩舎を移動してスウィートリーズンの21(牝1ロードカナロア)です。





現在422kg。イヤリングから移動してきて少し減っていますが、飼い食いが細くなったとか、体調を崩したとかではなく元気一杯だそう。環境の変化もあるし、初期馴致から段々と騎乗調教に移行して運動負荷も高まりますからね。馬体は胴が詰まって短いところ向きですが、筋肉質でトモのボリュームは目を惹きます。毛ヅヤもピカピカ。雰囲気があって、ベタな言葉だけど良い馬だなと。これから周回コースから始まり坂路と本格的な調教に移行していきます。順調に進んで欲しいと思います。

NF空港での見学を終えて、15:30からOFリリーバレーへ。まずは、イヤリングにいるリュートフルシティの21(牡1ハービンジャー)です。





現在465kg。リリーバレーへの移動待ちです。初期馴致は順調に消化。右前に骨瘤が出ていますが痛がっている様子はなく、このまま固まる感じかなと思います。骨瘤が出る若馬は多いですし、馬が気にしなければ問題ありません。放牧地でも柔らかい走りを見せているそう。今回も歩かせてもらいましたが、募集時のイメージのままの柔軟性を感じる動きでした。楽しみです。

最後にパワフルボンド(牡2キズナ)。







現在535kg。調教はこのところ順調に消化していますが、まだまだ良化途上。骨格が大きい割にまだ力が付き切っていない状態です。フレームが大きいのは母の産駒の特徴。この馬の懸念材料である母産駒の不振がどうか。ここまでの雰囲気は怪しいところがありますが、今はコツコツ乗り込んでベースの底上げを目指すしかありません。中内田先生が先日見に来たようですが、この現状で移動云々の話には当然ならず。暫くこのまま乗り進めることになるでしょう。タイプ的にはダートかな。他馬や周囲に驚くことがあったり気が小さいそうで、デカいんだからドーンとしていろよというね。頼むで。

ということで、サクッと一日牧場見学でした。見学を申し込んだ後にNF早来にゴルトベルクが移動してきたけど、見学枠の関係で申し込みできず。今は枠が絞られているので、なかなか一度に全部というのは難しいですね。それでも1歳2歳の現役馬4頭にスタリオンと見学をさせて頂き、楽しい一日でした。お忙しい中で対応してくださったスタッフの方々、ありがとうございました。
コメント

ツアー後の稚内・利尻島観光

2022年06月16日 18時04分31秒 | 募集馬見学ツアー・牧場見学
3年ぶりにツアーが行われ、恒例の延泊旅行にも出掛けました。これまでは1泊2日ツアーに参加して土曜の夜から日曜日という実質1日ちょっとの日程だったので、おのずと行動圏が限られていましたが、今回は金曜日の日帰りツアーで、金曜夜から日曜日まで旅行に充てることができます。いつもより長いこの日程を活かしてどこに行こうか。そうだ、ちょっと遠方まで足を延ばしてみよう。今まで行ったことがない北の果てへ。ということで、金曜日のツアーが終わった後、まずは電車で札幌駅に移動しました。札幌エリアはレンタカーで来たことがあるけど、駅は初めて。立派な駅だ。



翌日は早くから行動するため、サクッとメシでも食って、飲んでホテルに戻ろう。ということで、札幌と言えばジンギスカン・・・もいいけど、手軽にラーメン。札幌味噌ラーメンすみれ(すすきの店)です。お店に着いたのは21時前。それでもこの行列。



並んで食べた味噌ラーメンは旨かった。



あの有名はすすきの交差点はすぐ近く。ニッカウヰスキーのネオン看板だ!



札幌駅からすすきの交差点までタクシーで5分。ラーメンを食べた後には、近くにある藤田伸二氏のお店「bar favori」に行ってみました。ちょうど他のお客さんがいない時間帯で、藤田伸二氏本人と色々と話しができて面白かった。レースでの裏話や、これまで騎乗してきた馬の話。ジョッキー仲間や調教師さんの話。藤田ジョッキーと言えば、フィックルベリーが札幌で2勝目を挙げた時の鞍上で、直前のレースで落馬して乗れないかもしれないと思っていたところ、何事もなく乗って勝ってくれたことがあります。そんな条件戦のことなんて覚えてないよね、と思って尋ねてみたら、「あっ、あの大久保龍志先生の馬ね。落馬した後のレースだったから良く覚えているよ」との返答でビックリ。直前レースでの落馬についても、「五〇嵐のア〇のせいや。あとで呼びつけて〇ばいたったわ」とのことでした(笑)藤田伸二氏本人と直接話ができるという競馬好きには堪らんお店、札幌に行った際にはぜひ。

ということで翌日。札幌駅7:30発の特急宗谷号に乗って稚内に向かいました。稚内までは飛行機でも行けるし、電車に乗る必要性はないんだけど、たまたま目にしたある動画で紹介されていたこと、あと、電車での長旅ってそう言えば経験したことないなぁということで、電車を選択してみました。



ディーゼル特急としては日本最長の距離を走る電車。稚内駅の到着は12:40。実に5時間10分の電車旅です。別に鉄ヲタじゃないので詳しいことは分からんし、写真をバチバチ撮ることもしないけど、まあ、のんびり行こうというね。ちなみに電車内では飲み物、食べ物の車内販売はナシ。よって、乗り込む前に買い込まないと、5時間10分飲まず食わずになります。

出発から2時間経過。まだ先は長い。



3時間経過。音威子府(おといねっぷ)まで来た。あと2時間だ。



12:40、ようやく稚内駅に到着。さすがに長かった。



乗ってきた特急宗谷号はこんな感じ。特別仕様のはまなす編成とか言うピンクの電車でした。詳しくはよー分からん(笑)



日本最北端の駅の表札がありました。



最北端ということで、線路はこれ以上は続いていませんよ、という。



さて、稚内駅近くでレンタカーを借りて観光に出発。3時間後にはフェリーに乗る予定なので、急いで行動しないといけません。向かったのは日本最北端の地。宗谷岬です。あの有名な三角の碑がありました。



三角の下から北方面を望む。



最北端の碑の横には、間宮林蔵の銅像があります。



最北端の碑の向かいの丘陵を登ります。ここには間宮堂というラーメン屋さんがあって、そこに行ってみたかったんだけど閉店中。しゃーない、ということで更に上へ。丘の上にあるレストランでランチしてから、再び稚内駅方面に戻ります。途中の道脇に、間宮林蔵がサハリンへ出発した地という碑がありました。





こんなとこから船で出航したんかい。凄いとしか言いようがない。

ということで、まだもう少し時間があるので、今度はノシャップ岬へ。地図では、稚内駅を挟んで右上が宗谷岬、左上がノシャップ岬という感じです。



宗谷岬は最北端という大看板を背負っているけど、ノシャップ岬は景色が売り。天気が良ければここから利尻島や礼文島が見えるそうだけど、生憎この日は雨。うーむ・・・。



さて、急いで稚内駅に戻って道の駅わっかない(稚内駅舎の中)をブラブラして、その後レンタカーを返却してフェリーターミナルへ。この頃はちょうど土砂降り。レンタカー屋さんのお姉さん、フェリーターミナルまで送ってくれて有り難う。

16:40発のフェリーに乗って利尻島へ。大きくて立派な船で快適に過ごしました。しかし海上でもネットが通じるんだもの、凄い時代だ。



もう少しで利尻島に到着。「ようこそ利尻島へ」という文字が見えてきた!



18:20に利尻島の鴛泊(おしどまり)フェリーターミナルへ到着。送迎バスでホテルに向かいました。今回宿泊したのは、アイランドインリシリ。夕食のバイキングも美味しかったし、朝食がこれまためっちゃ良かった。

さて日曜日の朝。レンタカーを借りて出発。この日は16:00のフライトで利尻空港から丘珠まで戻る予定なので、観光時間は約6時間です。利尻島はほぼ円形の島で、1周は約60km。車なら余裕で周ることができます。観光スポットに寄りながら6時間あれば十分。



ということで、鴛泊フェリーターミナル近くのレンタカー屋さんから出発。時計回りで観光スタートです。まずは、姫沼へ。駐車場から吊り橋を渡って向かいます。



利尻富士を望む景色が素晴らしい湖・・・のはずが、この時間帯は雨で濃い霧が。。何も見えん。



次の目的地へ向かう道中に「石崎灯台」の看板が。



草を分けて近くまで行ってみたけど、ただ灯台が立っていただけでした。



さて出発。次は利尻島郷土資料館。以前の小樽のニシン御殿もそうだけど、北海道は明治から昭和初期までニシン漁で賑わっていて、当時は利尻島も島民も多く、もの凄く活気ある島だったみたい。そんな歴史を物語るものが展示されています。こういう地味だけどその地の歴史を知る場所、結構好きなんだよね。



続いては、白い恋人の丘。あの有名な白い恋人のパッケージにデザインされている山は、ここから見た利尻富士なんだそう。天気は少しずつ回復してきたけど、利尻富士の雲がまだ取れず。残念。綺麗に全体を見たかったなぁ。





白い恋人の丘の下にあるのがオタトマリ沼。こちらは利尻亀一というお店があったり、観光地として整備されています。お土産の利尻昆布もここで買いました。







次は仙法志御崎公園。ここは溶岩が海に流れ込んでできた岩で、ちょっと変わった地形をしています。





海の透明度も抜群。昆布やウニがうじゃうじゃおる。





アザラシが飼育されていて、餌をあげることもできます。頑張って近くに来たアザラシを撮影したものの、これが限界。





今度は利尻町立博物館。先ほどの郷土資料館と似ているけど、こちらも利尻島の歴史について知ることができます。そう言えば先ほどの利尻島郷土資料館にも展示されているけど、利尻島では約100年に一度くらいのペースで本土から熊が泳いで渡ってくるんだって。利尻島自体には熊は自生していないので、明治に熊が来た時には島民がやっつけたみたいで、仕留めた熊と一緒に島民が撮影した記念写真が展示されています。その後、2019年に久しぶりに熊が泳いで利尻島に来たようで、砂浜に上陸した足跡やフン、そして監視カメラから「熊が来たぞー」となって大騒ぎ。結局その熊は探せども見つからず、そのまま数年が経過。1頭では繁殖もできないし、利尻島に生活拠点を持ったという可能性はなく、現在に至るらしい。なかなか面白い話です。



さて、そろそろ腹ごしらえ。利尻島に来たらぜひ行ってみたかった利尻ラーメンのお店、味楽へ。



名物の焦がし醤油ラーメンを頂きました。上には昆布が乗っています。それにしても今回の旅はラーメンばかりだ。



昼メシの後は、少し反時計方向に戻って神居海岸パークへ。



ここではウニ獲り体験ができます。お一人様1,500円也。停泊されている船に乗って、水中を覗く箱メガネみたいので岩陰にいるウニを探します。見つけたらタモで掬ってゲット。獲れたてのウニを割って、剥いて、その場で食べます。うむ、旨い。こんなのが海にはうじゃうじゃおるのか。昆布と言い、海の中はお宝だらけやん。







さーて、最後。利尻島にしかない飲み物ミルピスを飲みます。道脇にある古くてボロボロの建物へ。レトロ感満載や。。



離島の古い掘っ立て小屋に観光客が来るんだからネット時代は凄い。ミルピスは乳酸飲料で、クセがなく飲みやすくて美味しかったです。店主のおばちゃんのキャラがなかなか面白かった。



ということで15:00、利尻島一周観光は終了。利尻空港に向かいます。帰りはフェリーではなく飛行機で札幌まで一っ飛び。心配だったのはこの日の天候で、利尻空港発のANA便は欠航。16:00発のJAL便に乗る予定でしたが、丘珠から利尻に来る飛行機の折り返し便なので、到着しないと出発もできません。天候調査でギリギリまで様子見ということで、こりゃ下手したら帰れないぞと思っていました。結局10分遅れで便が到着し、無事折り返し便も出発。良かった。この時間は利尻空港から千歳便はなく丘珠空港行きですが、コンパクトサイズの飛行機は満席でした。



丘珠空港は初めてで、丘珠から千歳空港までの移動はどうすんべ?と思っていたら、丁寧な空港スタッフの方に教えて頂いて助かりました。結局、丘珠空港から札幌駅まで空港バスで移動。札幌駅から電車で千歳空港へ。ということで無事到着し、羽田に戻って来ましたとさ。

本当はもう少し日程に余裕があればすぐ横にある礼文島にも行ってみたかったけど、それはまたいつかの機会に。観光というのは、都会や人だらけのスポットに行くのもいいけど、個人的には自然や歴史に触れるような旅が好きです。その意味でも離島旅は良かったなと。良い思い出になりました。あとは買ってきた利尻昆布をツマミに馬の検討をしよう。いうことで今年のツアー後の旅行はこれにてオシマイ。
コメント

2022社台ツアー

2022年06月13日 16時34分34秒 | 募集馬見学ツアー・牧場見学
コロナで2年連続中止となり、3年ぶりの社台ツアー。コロナ対策で1泊2日コースはナシ、日帰りのみの開催となりました。一日に全日程を詰め込んだタイトなスケジュールで、朝7:30に千歳空港集合。そりゃ前泊しないと間に合いません。金曜のツアーに向けて木曜に千歳に入りました。到着したのは19時半くらいだったかな。エアターミナルホテルに泊まったこともあって、そこから飲みに空港内のレストラン街に向かったんですが、ほぼ閉店。まだ20時前だよ。嘘でしょ。結局開いていたのは1店舗だけで、しかもラストオーダーが20時30分。21時閉店。慌てて飲んで、千歳空港温泉に入って、ホテルに戻りました。温泉からホテルに戻る途中に通る22時の千歳空港のメイン広場。





だーれもいない、ゴーストタウン状態。いつもは人でごった返しているのに、こんな景色は見たことがないし、ある意味新鮮だ。。

さて、本題のツアー。昔みたいに全馬写真を撮ってやる!みたいな気合と熱量はないので、撮影したのは数枚の牧場風景のみです。写真を撮る時間よりも、馬を見て、人と話して、牧場の雰囲気の中でのんびり過ごしたいと思うようになったのは年のせいか、人間が成長したせいか。







さて、感想だけサラっと。

<時間配分について>
日帰りツアーでとにかくスケジュールがギチギチ。それでも周回展示をやってくれたのは非常に嬉しかったけど、その分、固定展示の時間はどの牧場も10分~15分程度です。周回を見て気になる馬や事前チェックして気になっていた馬を周って曳き手のスタッフさんやらと話をしていると、あっという間にタイムオーバー。個人的な感覚では固定展示で見れるのは3頭まで、急いでも5頭が限度かなと。こうなると周回展示いらないから固定展示だけやって欲しいという人もいるだろうけど、個人的には周回展示必須派なので、例え固定展示の時間が少なくてもこの方式でOK。

<バスの配席と受付>
今回はバスの配席は予め決められている方式。そして受付も、今までのように並んで待って、全員揃ってバスへ移動ではなくて、受付が終わった人からバスに行って座って待っていてください、という方式。この方式は来年以降もぜひ継続して欲しいです。効率的だし、この方が断然良い。ただ、できれば知り合いと同じバスという希望は出せるようになって欲しいな。

<いつものツアーより知り合いが少ない>
いつもは1泊2日ツアーで、知り合いの面々と同じ週末に参加するので、ツアーに行くと懐かしい顔に会って話したりというのが楽しみだけど、今回は日帰りのみ。知り合いも参加日がバラバラで、しかもバスの配席も五十音順。いつもよりも話す場面が少なく、ちと淋しかったです。やっぱりみんなでワイワイ馬を見たいなぁと。

<飲食について>
ツアーの楽しみの一つであるBBQはナシ(まあ日帰りツアーじゃそんな時間もないけど)。アルコール類の提供もナシ。社台ファームでのコーヒー提供等もナシ。コロナの中で開催して頂けるだけで有り難いし不満という訳ではないけど、やはり淋しいです。一つの風物詩だったし、来年こそは。

<豚汁>
お昼のお弁当、あれがマズイだの不満を言っている人もいるかもしれないけど、個人的には十分。ただ一つ言わせてもらえるなら、豚汁はもっと熱々のヤツを、そしておかわりさせて。豚汁がツアー最大の楽しみなので(笑)

<iPad>
ツアー初参加から15年、今年は初めてカタログをiPadに入れて持っていきました。だって紙のカタログ重たいんだもの。3クラブ分を持って動くの結構大変なのよね。ということでiPadにした訳ですが、一つ反省点。太陽の反射で見えねぇ(笑)反射防止フィルムを貼っていかないとアカン。来年への反省点として持ち越します。

<マスク>
ツアー中マスク必須はもちろん当然なんだけど、その分本当に誰が誰だか分らん。周回展示中に振り返ったら白髪のおじさんがいて、一目見てまた正面に向き直ったけど、もう一度良く見たら照哉社長じゃないの。アカン、ガン無視してしてしまった。。改めてこんにちは、と挨拶しようとしたらどこか行ってもうた。。本当にマスクで人物の判別が難しい。帽子でも被られたらもう全然分からんて。早くマスクのいらない日常が戻って欲しいもんです。

<ツアーの名札>
近年首掛け方式だけど、個人的には以前のクリップと安全ピンとのヤツ、あの方が好きです。

<大御所の面々>
数年前まで毎年いらっしゃった矢野先生、今年2月にお亡くなりになったんでしたね。いつもお見掛けし、私のような訳分らん素人にも面白おかしく気さくに話し掛けてくださいました。いつもゾロゾロと矢野先生の話を聞きながら馬から馬へと見学する人の列ができていたっけ。またお会いしたかったです。あと、繋の吉川先生。これまで毎年必ず参加されていたと思います。1日ツアーも、1泊2日ツアーも、1週目も2週目も、どこに参加してもお見掛けしました。今年はいらっしゃらなかったような。繋は変わらず執筆されているし、お元気かと思いますが、ご病気されたようなことが書いてあった気がします。夕食会での恒例の先生のスピーチは来年の楽しみに。(6/14追記)吉川先生ツアーに参加されていたとのこと。お元気そうで何よりです。通りすがりさん、教えて頂きありがとうございました!
コメント (6)

イスラボニータ産駒の募集馬、当歳時の牧場見学

2020年05月11日 23時36分59秒 | 募集馬見学ツアー・牧場見学
イスラボニータの初年度産駒は、2019年5月、2019年12月と2回、牧場見学に行って見学させて頂きました。2019年12月の見学についてはレポートを書きましたが(こちら)、そういえば2019年5月の見学記は書いていなかったな。ということで、募集を前に記憶を呼び覚ます意味でまとめてみました。見学した順番に、まずは白老ファームの放牧地にいたアイヴォリーカラーの19(牝)から。真っ白なお母さんと一緒に放牧地にいました。







スタッフさんに連れて来てもらったんですが、おっかなびっくりお母さんに隠れてこちらの様子を窺っている姿が何とも可愛らしい。芦毛ですが、まだ黒っぽくて生まれたばかりという感じ。モフモフで、ぬいぐるみみたいでした。





次に、白老ファームの海側の放牧地にいたクリアンサスの19(牡)です。こちらに来て、すぐにまた遠ざかって行ってしまいました。それにしても、並んで歩いてくると、鼻筋がお母さんにそっくり。イスラボニータもあの白い鼻筋ですからね。この両親ですから、子供の鼻筋が白くならない訳がない(笑)







ちなみに、同じ放牧地にいたサマーナイトシティの19(牡)も見学させてもらう予定でしたが、放牧地のかなーりと遠いところにいて、時間的にもこちらに連れて来て頂くのを諦めました。遠くから、あの親子だよ、と教えてもらったくらい。

最後に、白老ファーム登別分場にいたエクストラペトルの19(牡)です。親子一緒に放牧中。こちらはキャロのアワブラなので、おそらくキャロットで募集されるでしょう。







いよいよ募集シーズンを迎えます。募集価格はどうなるか?そして厩舎は?これから慌ただしくなりますね。
コメント