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一口馬主ゴンザレスの日記

社台・サンデー・G1・キャロットの出資馬を中心に競馬の話題あれこれ

出資馬の近況

シンバーシア 牝4 6/28(土)NF天栄放牧
アビッサルスター 牝3 8/29(金)美浦トレセン帰厩
ウップヘリーア 牡2 7/18(金)ゲート試験合格 7/30(水)NF天栄放牧
フリッカーフェスト 牡2 6/13(金)ゲート試験合格 6/17(火)NF早来放牧
ラジャブルック 牡2 8/29(金)ゲート試験合格 8/30(土)NFしがらき放牧
ワディハッタの24 牝1 NF空港で育成中

イシノサンデー、老衰のため死亡

2024年08月20日 18時30分53秒 | 競馬全般
18日、イシノサンデーが老衰のため死亡したとのニュース。31歳でした。

イシノサンデーの皐月賞までの過程でパッと頭に浮かんだのはジュニアカップかな。ただ、この世代で一番手というイメージではなく、バブルガムフェロー、ダンスインザダークの方が上という見方をされていたので、この2頭が皐月賞に出走できないとなり、さてこれは混戦だぞ、という雰囲気でした。サクラスピードオーやミナモトマリノス、ダンディコマンドあたりもいたしね。ただ、蓋を開けてみればサンデーサイレンス、ロイヤルタッチとのワンツー。初年度産駒に続いて2年目の世代もこの活躍で、やはりサンデーは凄いと、今後はサンデーの時代だと、そう印象付けたレースでした。

「やっぱりサンデー、サンデーサイレンス。勝ったのはイシノサンデー!」

イシノサンデーが亡くなり、1990年代のクラシックホースは皆旅立ったそうです。90年代も遠くなりにけり。イシノサンデーの冥福を祈ります。合掌。
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有馬記念、武豊ドウデュース復活V

2023年12月25日 18時05分48秒 | 競馬全般
昨日の有馬記念、素晴らしい競馬でした。毎年現地観戦が恒例なので、昨日も朝から中山にいましたが、有馬記念の雰囲気はやはり特別ですね。師走のソワソワ感、一年総決算のワクワク感、あの雰囲気は独特なものです。入場券のネット予約制で人数を制限しているせいか混雑具合はかつてほどではなく、それこそ90年代なんかはもう酷い有様でしたが、それに比べれば快適かなと。馬券売り場もそれほど混雑せずに買うことができました。もちろんパドックやゴール板前などはめちゃ混みですけど。それにしてもドウデュース、逆襲の末脚とは良く言ったもので、鮮やか過ぎる復活劇でした。スタートでやや立ち遅れ、道中後方の位置取りになった時点で厳しいかと思いましたが、3コーナーあたりからビンビンの手応えで上がってくるのには痺れました。4コーナーの美しいコーナリングはまさにユタカで、直線では久々に腹の底から「ユタカー!差せー!」。何と気持ちの良いことか。今年の競馬はイクイノックスを中心に回っていたことは間違いありませんが、そのイクイノックスが引退して、一番のライバルだったドウデュースが勝つのはストーリーとしては最高でしょう。怪我でユタカが乗れなかった天皇賞、ジャパンカップのたられば論で盛り上がれるのも尚良しだし、まさに大団円のエンディングでした。さて、有馬記念が終わり、いよいよ本当の年の瀬ですね。ホープフルSと東京大賞典、お楽しみはあと2つ。
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驚愕レコードの天皇賞(秋)

2023年10月31日 17時24分57秒 | 競馬全般
先週末は天皇賞(秋)を楽しむため府中にいました。天皇賞(秋)の現地観戦は久しぶりだなと。おそらくモーリスが勝った2016年以来になると思います。朝から競馬場はもの凄い人で、若い頃はそれでも人混みに飛び込んでゴール板前で頑張っていましたが、もう最近はそこまでのバイタリティはないので、午前中は内馬場へ。開催されていた北海道フェアでビールを飲みながらのんびりしていました。スープカレーも旨かった。

馬券の方は朝からドボンの連続。この日初めて当たったのは6Rでした。マルディランダはボニータ産駒でかなりの素質馬だと思っているので、前走の大敗だけで見くびられて単勝7倍も付いていて、おい舐めんなよコラ、という思いで単勝を購入。スタートで出遅れて万事休すでしたが、直線凄まじい末脚で大外一気の差し切り。爽快な勝利でした。

ここでリカバーしたものの、その後は全然ダメ。天皇賞(秋)はイクイノックスから三連単で勝負をしましたが、ジャスティンはアカンて。しかしイクイノックスの強さには驚きました。あのペースをあの位置で追走して楽に抜け出すのは異次元としか言いようがありません。1.55.2のレコードも想像を遥かに超えた時計で、只々唖然。とんでもない馬ですね。

メインも終わり、この日の収支は大きくマイナスで終了かと思いきや、ドラマは最終レースにありました。2番人気川田騎手のテーオーステルス1頭軸三連単マルチ5頭流し(60点)の馬券が的中して、328,790円の払い戻し。こんなことあるんですねぇ。イクイノックスの強さと最終レースの大逆転、2つの出来事で記憶に残る令和5年天覧競馬の天皇賞(秋)でした。
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ホッカイルソー、死亡

2023年10月21日 15時03分30秒 | 競馬全般
ダーレー・ジャパン・ファームで余生を過ごしていたホッカイルソーが20日、死亡したとのニュース。31歳でした。

ホッカイルソー、古馬中長距離路線の名バイプレーヤー。トレードマークのシャドーロールを揺らしながら少しクビの高いフットワークで差してくる姿が思い出されます。クラシック戦線を皆勤した後、長期休養を挟みながら日経賞、オールカマーと重賞2勝。G1でも好走多数。フジキセキのあの衝撃の弥生賞の2着も印象的ですね。フジキセキ、タヤスツヨシ、ジェニュイン、マヤノトップガンと同期。牝馬だとダンスパートナー、ワンダーパヒューム、ライデンリーダーあたり。同期の似たようなキャラで言えば、オートマチックやシグナルライト、マイネルブリッジなんて名前が浮かびます。懐かしいなぁ。

ホッカイルソーと言えば、マークオブディスティンクション産駒。マークオブディスティンクション、他に活躍馬おらんし、走ったのはホッカイルソーだけ。この時代、バラエティに富んだ種牡馬が沢山いて、ポツポツ活躍馬が出るのがまた面白かったです。長め名前の種牡馬で言えば、フェアジャッジメントとか、ジャッジアンジェルーチとか、フラッシュオブスティールとかね。色々懐かしい。90年代の競馬も遠くなりにけり。やや話が逸れました。ホッカイルソー、記憶に残る馬でした。31歳の大往生、安らかに。
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カワカミプリンセス、死亡

2023年09月14日 10時57分17秒 | 競馬全般
カワカミプリンセスが今週月曜に死亡したとのニュース。20歳でした。

カワカミプリンセスのオークス、現地で見ていたんですよね。当日の記憶としてハッキリと覚えているのは、馬券が外れてションボリの帰り道、府中本町駅へと向かう専用歩道の下、競馬場の出口からすぐのところに飲み屋が連なっているところがあるですが、そこで一緒に行ったバイトの友達と一杯やりながら反省会をした思い出。あの当時、というか今でもそうですが、スイトピーSからオークスを勝つというイメージができなかったんですよね。デビューから3連勝でも、スイトピーSをステップに本番やろ。そんな簡単にオークスを勝てる訳あるかい!ってなもんです。アドマイヤキッスとアサヒライジングあたりを軸に勝負して惨敗。カワカミプリンセスの快勝でぐうの音も出ませんでした。

秋になって秋華賞を勝ち、エリザベス女王杯では1位入線12着降着という破天荒な結果。以降は勝てなかったけど、強烈なインパクトを残した馬でした。今回カワカミプリンセス死亡のニュースを目にして、あのオークスの日を思い出すと共に、あぁ、もうあれから17年も経ったんだなと。時代の流れを感じます。カワカミプリンセス、安らかに。
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夢のダービー

2023年05月23日 16時56分46秒 | 競馬全般
東スポ競馬さんがツイートしていた夢のダービーの出馬表。
(https://twitter.com/tospo_keiba/status/1660646599310057475?s=20)



このダービーの予想となると相当難しいなぁ。10、11、19はリアルタイムで見ていませんが、その他は一応リアルタイムで見てきた競馬歴です。1、2、3、4、5、6、7、12、14、16は現地でダービーを観戦しました。こういう状況で予想となると、多分に好みの問題や主観性が入りますが、生涯成績や古馬になってからの活躍を除外して、あくまでダービー時点での完成度、強さの比較となると、感覚としてはやはりナリタブライアンとディープインパクトの2頭かなと。1頭ずつこのメンバーに入って最後の直線の様子を想像すると、他馬に先着されるイメージが湧かないのがこの2頭です。直線は馬場の外から2頭がマッチレースで伸びてくると思います。ということで私の予想はこんな感じ。本命は、僕を本格的に競馬の沼に沈めたナリタブライアンです。南井ー!

◎ナリタブライアン
〇ディープインパクト
▲シンボリルドルフ
△キングカメハメハ
△トウカイテイオー
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ハーツクライ、死亡

2023年03月11日 16時18分52秒 | 競馬全般
ハーツクライが一昨日死亡したとのこと。つい最近種牡馬引退というニュースを目にした気がしますが、まだ22歳ですか。トップ種牡馬は種付頭数が多いことで、体への負担も大きいんだろうな。というか、サンデー系の後継種牡馬はみんな早くに亡くなっているように思います。ディープも、タキオンも、マンハッタンカフェも、デュランダルも、アドマイヤベガも、ゴールドアリュールも、ステイゴールドも。激しい気性が爆発的な力を生み、競走馬、種牡馬として大成功する一方で、のんびり穏やかに長生きすることを良しとしないのかな。ともあれ、ディープと共に長く生産界をリードしてきたハーツクライの死は、一時代の終焉を感じさせます。個人的にもこれまでの19世代53頭の出資馬のうち、種牡馬別では最多頭数がハーツクライです。タイムフライヤー、ゲ―リックストーム、バーニングジール、ラプリュベルの4頭。好みの馬体を見つけて血統表を見ると、ハーツクライ産駒ということがよくありました。ドバイミーティング目前で亡くなったのは何とも因縁めいたものを感じます。弔い合戦としてドウデュースの走りに期待が掛かりますね。これまでの活躍に敬意を表して、冥福を祈ります。合掌。
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福永騎手ラストウィーク

2023年02月20日 17時58分46秒 | 競馬全般
調教師転身で騎手引退となる福永騎手。昨日の騎乗をもって国内での騎乗は終了、来週のサウジの騎乗がラストになるそうです。福永騎手とは世代が一緒で、デビューその日から見てきた騎手だけに、引退の日が訪れるくらい月日が流れたことに驚きます。年齢は福永騎手の方が上ですが、ユーイチと言えばアンちゃんの頃のイメージが強く、なぜかずーっと若手の印象が抜けないんですよね。最近こそ円熟味を増してベテランの雰囲気になってきましたが、福永騎手と言えば勝負弱い、前が詰まる、無難な騎乗しかできない、などネガティブな印象を持つファンが多かったと思います。エピファネイアだって、確かに菊花賞は見事でしたが、完全に能力を発揮させたのはジャパンカップのスミヨンで、まだ当時のユーイチには扱うことができなかったように感じました。ただ、これは衆目の一致する所ですが、やはりワグネリアンのダービーで変わりましたよね。まさに一皮剥けたという感じ。以降の福永騎手は名実ともにトップジョッキーで、現時点でもその立場にいるだけに引退を決意したことには驚きました。お父さんのこともあるのかなと思います。ただ、この年齢で転身すれば調教師として長い時間を確保できるというメリットもあります。調教師としての今後の活躍に期待しています。福永騎手、長い間お疲れさまでした。
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馬券の真実

2023年01月30日 17時54分27秒 | 競馬全般
ギャロップで「馬券の真実」を執筆していた藤代三郎さんが亡くなったというニュースを目にして、妙にしんみりしてしまいました。かつてのように毎週ギャロップを買う習慣はなくなったけど、いつも当たり前に載っているコラムだったし、書籍化した外れ馬券シリーズも何冊か持っています。グリーンチャンネルの外れ馬券委員会につい最近まで司会で出ていたような・・・。追悼として、今週のギャロップに昨年末の藤代三郎さんの最後のコラムが再掲されています。

https://race.sanspo.com/event/gallop2023/pdf/Gallop_fujishiro1504.pdf

「今回しみじみと感じたのは、健康がいちばんということだ。普段は馬券が当たらないことに文句を言ったりしているが、毎週元気で馬券を買っている日々こそ、極上の日々なのである。」

藤代三郎さんに敬意を表して、本棚にある「外れ馬券に雨が降る」を改めて読み始めました。心よりお悔やみ申し上げます。
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大久保正陽先生

2023年01月25日 13時58分26秒 | 競馬全般
大久保正陽元調教師がお亡くなりになったとのニュース。競馬の入り口がナリタブライアンだった世代にとっては、大久保正陽先生はブライアンの横にいるあの姿のイメージのままで、何とも淋しいものがあります。メジロパーマー、ナリタタイシン、シルクジャスティス、エリモダンティーなど思い出の馬も多数。とにかく馬はレースを使ってこそ、という信念で、ブライアンにせよ、パーマーにせよ、ジャスティスにせよ、今のトップホースとは対照的に数を使って上り詰めたスタイルでした。象徴的なのはブライアンの宮杯出走かな。当時も相当物議を醸したけど、大久保先生ならではだなと。今ではドラゴン先生も頑張っているし、これからは天国でブライアンと共に競馬を見守っていって欲しいと思います。往年の名馬の死も悲しいけど、名馬を支えた人間の訃報も悲しいですね。時代は流れていきます。謹んで哀悼の意を。
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