九段会館ホールの2階廊下で、出番を待つ名脇役のみなさんです。
名脇役達の年齢、性別、装いなどにあわせて、ここでにわか仕立てのカップルやグループが生まれました。
この時の並び順によって撮影が行わる1階席の座席が決まったわけですが、私たちのようにペアで参加している場合は隣り合った席にしていただくなど、この場を仕切っていた安達助監督さんの気配りには、本当に頭が下がる思いでした。
まるで、「映画撮影のためのエキストラ」ではなく「エキストラの思いで作りのための映画撮影」か、と感じてしまうような「おもてなし」。
多くの名脇役たちは、作品だけでなく、作品を作る人たちまで好きになってしまったはずです。
この後、名脇役たちは1階へ移動して、撮影に臨みました。