「低周波音」とは聞こえにくい100Hz(ヘルツ)以下の音で、20Hz以下は音として感知されない。発生源は、
○自動車・重機
○工場の圧縮機・振動ふるい機
○ビルの排気ダクト・変圧器
○冷凍室外機
○発電用風車
○燃焼炉
○高架橋・鉄道トンネル
○航空機
などで、稼動が長時間続き、ある周波数の音圧(デシベル)だけが突出した場合、「低周波音症候群」の原因となる。頭痛・肩こり・不眠・吐き気・イライラ・耳鳴りの他、内臓疾患(潰瘍など)まで引き起こされる場合があり、被害が深刻化している。
厄介いな点は、発生源の特定が困難なことだという。
「隣家の<エコキュート>の低周波音に苦しむ・・」という例も報告されている。(エコキュートは主に深夜に稼動し、圧縮機で大気の熱を集める給湯器だ)事務棟わきに建設した新プラントからの低周波音で、体調を崩した社員が続発した企業もあり、2004年に環境省が評価指針として出した、被害が出やすい低周波音の「参照値」の見直しも含めた検証作業も始められた。(新聞記事・要約転載)
ゆり姫、低周波音被害は近年苦情が急増しているそうです。「発電用風車」や「エコキュート」には少し驚きました。環境保護を考えた設備が人に被害を与えるかもしれないとは・・、残念ですね★