(*咲きたてのピンクのハイビスカス/ゆり家お花シリーズ54/フォトTKA)
<英語と日本言語>英国オックスフォード大発
日本言語を、文章構造がまったく異なる英語など(世界の主要言語)と比較し、人類全体の言語が発達してきた過程を解明する、という研究だ。
① 同大学のビャーケ・フレレスビッグ教授が指揮、日英米の言語学者・日本語学者10人超が参加
② 現存する日本最古の歌集・万葉集から伊勢物語、枕草子、源氏物語、更級日記、近松作品を使用
③ 万葉仮名、漢字と仮名、ローマ字の3通りでコンピューターに入力
動詞など日本語の文法の変化を瞬時に検索できるシステムを構築する

(*可愛いアスパラガスの花/ゆり家お花シリーズ55)
プロジェクトに参加する大阪大の教授は「言語には日本語と英語の違いのように、個別性がある一方で普遍性があると考えられている。人類の頭の働きに大差はないはずで、異なる言語でも同じような発達過程をたどってきたと類推される。その人類言語の発達の法則性を探りたい。」と話した。
フレレスビッグ教授も「日本語は世界の主要言語と比べ構造がかなり異なる上、世界的に価値のある古典文学に恵まれている。」と、研究期間4年半・約99万ポンド(約2億円)の助成金が出たことへの意義を述べた。(新聞記事・要約転載)
ゆり姫&みなさん、現代のクール・ジャパンが、アニメ映画「もののけ姫」などを通じて日本の古代に興味を持つ欧米の若者を増やしているそうです。このユニークな試みから、さらに日本言語への注目が期待できそうですね。ゆり姫、お母上さま、本日も素敵なお花のフォトをありがとうございました☆