パンパシフィック選手権、アジア大会、インターハイ、インカレ、国体が終わり、競泳の主要大会はほぼ終了しました。
リオ五輪金メダリストの萩野公介は、パンパシ、アジア大会の二つの国際大会で金メダル無しに終わり、まだ本調子ではない事が明らかになりました。
それでもパンパシ、アジア大会とも出場した種目は全て表彰台に上がりましたので、私は心配しておりません。右肘骨折、手術なので、ここ数年は冬場のトレーニングが十分に出来ていない中での結果ですから、2020年にはキッチリ合わせて来ると思います。
ただ個人メドレーには、今回のパンパシで完敗したカリッシュが居ます。滅茶苦茶平泳ぎが強く、萩野も瀬戸もそこで引き離されました。
ただパンパシのカリッシュの優勝タイムは、2個メも4個メも萩野公介の日本記録よりは下回っていますので、この2年間、萩野が冬場の練習をしっかり積めば、勝てない相手ではないと思います。
2年後の東京五輪で、東洋大学の現役・OBで代表が確実なのは、萩野公介と大橋悠依でしょう。
平泳ぎの青木玲緒樹も有力ですが、鈴木聡美、渡部香生子、今井月とライバルが多いので、当確とは言えません。今回のパンパシ・アジア大会で東洋大学唯一の現役生代表となったのは、白井璃緒ですが、有力なのは今回と同様に800mリレーでしょう。200m自由形と200m背泳ぎでもチャンスはあると思います。
男子は平泳ぎの1年生、花車優がインカレで世界記録保持者の渡辺一平に次いで2位になりました。
ただ平泳ぎにはもう一人小関也朱篤と言う強豪がいます。渡辺は現在大学4年生、小関は現在26歳、2年後の東京五輪時には28歳なので、急激に力が衰えるとは考えにくいので、花車が2人に勝つのは余程の努力が要ります。
競泳の代表は一か国一種目に付き2名である事を想定して書いています。
(開催国だからって2人から3人になるとは聞いていない)
同じ事が東京五輪時に大学2年生となる今井 月にも言えます。青木玲緒樹、鈴木聡美、渡部香生子に勝たないといけませんからね。
鈴木聡美が現在27歳、2年後には29歳になります。そこまで体力が持つかどうかが鍵でしょうね。
現在の高校三年生で、来年東洋大学に入学予定者は、今井 月しか判明していません。
今の高校2年と3年は2年後に大学生となります。誰が東洋大学に来てくれるのかが、やはり気になるんだよな・・・。