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東洋大学・駅伝・アイスホッケー・チャーリーブラウン・舟木一夫・時には時事問題なども。2008年4月11日開始

『葬式は、要らない』 

2010年04月21日 20時46分46秒 | 読書・文学
現在、日本の近現代史関係の本と併行して、『葬式は、要らない』 (幻冬舎・島田裕巳著) を読んでいます。
度々このブログでも書いていますが、私は日常は宗教とは殆ど無縁な生活を送っており、自宅には仏壇も神棚もありません。
元旦には初詣にも行かないし、もちろんクリスマスなんて、どこの世界の話?てな状態です。
実家は一応曹洞宗ですが、寺とは接触は無いです。盆とか彼岸にも興味は無く、たまに亡父の墓参りをするくらいかな?

稀に宗教心が厚く、菩提寺に多くの財産や金品などを寄進したり、御詠歌に励む方は居ますが、(妻の両親がそうでした。)
多くの日本の仏教徒 (こう言う名が妥当かどうか・・・)は誰かが亡くなった時にしか寺と関わりを持たない
“葬式仏教徒”ではないのですか?
昔からの疑問ですが、元々仏教は葬儀の為にあったのでは無いと思うし、
日本の葬儀に掛かる費用、戒名、四十九日、法要などには不審を抱いていました。
著書に寄りますと、日本人の葬儀費用は平均231万円、
(イギリスは12万円、韓国は37万円、ドイツでは20万円、アメリカでも44万円だそうですよ。)
知り合いに何人か敬虔なクリスチャンが居ますが、彼らは生き方の至る所に、聖書の影響が見られます。
仏教を開いたのは、お釈迦様ですが、釈迦は人が亡くなったら、戒名を付けなさいと教えたのかい
法要は一・三・七・十三年毎にしなさいと教えたのかい
解らない事が多過ぎますが、最近は宗教色が無い葬儀もかなり増えているとか・・・。
本のタイトルは『葬式は、要らない』ですが、私はそこまでの極論は吐きません。出来るなら宗教色が無い葬儀にしてもらいたいなあ・・・
多分妻や2人の妹たちや2人の息子たちにも、それぞれの意見はあるでしょう。
その考えは間違ってると言われないように、宗教色の無い葬儀の是非やその意義について、只今理論武装中?でございます。
同じような事を考えている方は、かなりの数いらっしゃると見えて、『宗教のないお葬式』(文理閣・1575円)
と言う本も出版されておりますね。今度買って来よう!

これから読む予定の本。
『こんな大学に入りたい』 (新潮社)
『日本近現代史を読む』 (新日本出版社)← もう何冊も同じ内容の本を読んだので、これは読むかどうかは?
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3 コメント

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Unknown (今日光)
2010-04-22 10:48:43
『空気は読まない』 鎌田實 著 集英社刊
も加えられてはいかがでしょうか。2度ほど泣けます。
返信する
葬式と世のしがらみ (ゆき)
2010-04-22 16:09:43
仰ることは、そのとおりです。
行き着くところは、葬儀は無意味では無いでしょうか!
亡くなっ方は、所詮心に思い出として残れば良いのではないでしょうか。
宗旨やお寺とは無関係は、それぞれの考えです。
過去管理機能(過去帳や坊主(お寺の主)に代々伝えられる故人と地域の記録)がお寺の
一番の情報管理者の役割だと思います。
お布施と葬式に幾ら使ったかで信心レベルを評価する葬式仏教、キリスト教は仰るとおり間違いでしょう。
でも、世のしがらみに生きた方が、葬式をしないとは大きな矛盾です。
貴兄のお考えは貴重ですが、亡くなったら分からないのです。
どうしようも無いのが事実でsyぷか!
返信する
無題 (ブログ主)
2010-04-22 22:02:31
>今日光さん

始めましてでしょうか?鎌田實さんの本はまだ読んだ事がありません。もっとご高齢かと思っていたら、そんなに年齢が違わない方なんですね。『空気は読まない』読んで見たいです。

>ゆきさん

取り合えず、もう少ししたら、自分の葬儀の写真と呼んで欲しい、友人のリストの作成にでも取り掛かりますかな?
葬儀に金を使いたくない、ケチな無神論者に天罰は下るのでしょうか?
返信する

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