ピアノと海と花との生活 Ⅱ

~創造する芸術~

オーケストラアンサンブル金沢第281回定期公演  その1

2010-05-27 | 音楽

                               

                            

                 2010年5月25日(水)

         石川県立音楽堂 
 
         1・モーツァルト/交響曲 第38番 「プラハ」
         2・ベートーヴェン/交響曲 第8番
         3・グローフェ/組曲「グランド・キャ二オン」
         
 
         何だか毎日4時、3時!に起き、事務仕事しながら、いろいろ神経を使っていた日々
 
        だったので、音楽堂の自分の席についたらほっとした。
 
        コンサート前、今度のOEKコンポーザー・イン・レジデンスの加古さんの貴重なお話。
 
        9月楽しみにしてます
 
        今日のプログラム、最高でした!
       
        モーツアルト「プラハ」モーツアルトが1786,87年冬季シーズンのために作曲した新曲
 
        をプラハで自ら指揮して初演した作品。
 
        またまた家できいていた大御所のCDと・・・あっ、1楽章テンポが随分ゆっくり!
 
        いいなあ、このテンポ。細かいところまできちんとこだわるいつもの井上さんスタイル。
 
        この日は、木管も、ストレートにバーンとでていた。
 
                
       
         トランペットの主題、いいです。ああ、ホントにOEKのモーツアルト!
 
       弦がやさしくてなめらかで、好きだなあ。2楽章、メヌエット、心に響く旋律、バランスも
 
       最高。いいモーツアルトだなあ。絶品!
 
       3楽章、プレスト、D-dur フィガロの二重唱。井上さん、すごく集中して音をまとめていま
 
       す。弦も管もすばらしくいい流れ。
 
       以前に『リンツ』きいたときも思ったけど、井上さんとOEKの、ホントいいです。細部が
 
       絶妙のバランス。大満足のモーツアルト。
 
          
       
        プラハは行ったことがないけれど、国立の同級生や後輩は、たくさん留学したことが
 
      ある。大歓声に迎えられたプラハでのモーツアルト。大好きなプラハ。
 
      ベートーヴェンも、この曲はチェコのカルルスバードでかいた。彼は恋愛中。ベートーヴェン
 
      の交響曲ではめずらしく明るく、コミカル。あまり一般には評判がよくなかったらしいが、
 
      本人はすごく気に入っていた。私も8番大好きだって『不滅の恋人への手紙』かいたとき
 
      ですもの。幸せいっぱいのベートーヴェン!
 
      ベートーヴェンの素顔って、実は底抜けに明るかったのかも
 
      兵庫の皆さん、もちろん音は若い!それと音は、りりしいというのは言葉が変だけど、
 
      きっちり、がっちりまとまっていて、充実した音。ベートーヴェンすばらしく合ってる。
 
      井上さん絶賛の訳がよくわかる。
 
     
 
       1楽章。序奏がなく、いきなり華やかなトゥッティ。大好き、この冒頭!井上さんばっちりきめて
 
      ああ気持ちいい。へミオラの展開部。うまい!流れがいいなあ。音がたってる!
 
      メトロノームの2楽章。管の方の音は、それぞれのびのびしていて、これからどんどん素直に
 
      伸びていくんだろうなあという好きな音。皆さん、どこへいかれるのですか?
 
      どんどん頑張ってくださいね。ベートーヴェンがにこにこ笑っているような2楽章。
 
      ベートーベンのラブレターをもって走る郵便馬車の3楽章。この街のどの道を走っていたの
 
      でしょう
 
        幸せなベートーヴェン、井上さんの幸せな音。何だか夢みたい。
 
      アレグロ・ヴィヴァーチェ、F-dur 4楽章本当に心が躍る!いい音の連続。
 
      オケも厚みが増し、ティンパニーのオクターブもOK!
 
      同じ和音で、楽器が変わっていく!井上さん!見事です。どこもぴったり!気持ちいい。
 
      本当にこれもいい8番。すばらしい!
 
       
 
       大好きな曲を、目の前で生で聴く喜びを、本当にたくさんの人に体感してほしい。
 
     こんなにいいプログラムで、定期しているんだから、金沢の皆さん、本当に音楽堂集まって
 
     くださいね!来季も最高にいいプログラムだよていうかホント贅沢。
 
     今回はコンサート前、 舞台に大きなスクリーンがおりてきて、曲名やグランドキャ二オンの
 
     写真などup!いいですね
 
        
     
            
      私は90年に、グアムに行ったメンバーの中の1人と、ツアーでアメリカ旅行しました。
 
    NY、ロス、サンフランシスコ、グランドキャ二オンに行ってきました!
 
    究極の晴れ女のワタクシ・・・以前、グアム3人メンバーで、北海道にいったときも、そのまえ
 
    1週間、同じコースを廻った違うグループの友人たちは、全部雨!散々な旅行だったのですが
 
    私たちはどこもかしこも日本晴れ!摩周湖も隅の隅までくっきりはっきり!でも婚期オクレマ
 
    センデシタ(笑)
 
    知床半島までいったら、北方領土までくっきりみえて、まあホントに晴れ女
 
    グランドキャニオンも、快晴で、飛行機もゆれず、楽しい旅の1ページになりました。
     
      
     
 
     こんな小さい飛行機でロスからいきます。
 
   グランドキャニオンは、コロラド河が1億年かかって浸食した地球の足跡。
 
   そのスケールと壮大な空気は、実際体感しないとわからないかもしれない。
 
   とにかく気持ちいい。高い斜面に、柵のないところもあるんですよ!
 
   高所、全然へっちゃらな私は、もう気持ちよくて気持ちよくて・・・
 
      
 
    ああ、毎回このⅡのブログは、1万字なんですが、いつもぎりぎり!足りません!
 
  いつもうまく編集するんだけど、今回は2つに分けますね
 
 

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3 コメント

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あぁ! (あっきー)
2010-06-05 14:31:42
yoshikoさん、こちらでもこんにちは

何て躍動的な文章なんでしょう。ついつい引き込まれてしまいましたよ
演奏会の感動がヒシヒシ伝わってくる。それでも生の演奏は伝え切れないくらい凄いんでしょ
ラ・フォル・ジュルネだけで終わってしまうのは本当に勿体ないということなんですねぇ。
yoshikoさんはOEKの広報担当になれますよ


グランドキャニオンの写真、yoshikoさんとんでもない所に立ってませんか高所恐怖症の人はムリですね。スケールの大きさ、さすがアメリカ。晴れ女はさすがyoshikoさん、ですね。

ブログに文字数制限があったとは知りませんでした。制約の中で文章を書くってなかなか大変ですね。

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あっきーさんへ (yoshiko)
2010-06-08 03:19:27
あっきーさん、コメントありがとう!
いや―ホントにね、今回のプラハ、8番、そしてグランドキャニオンは、皆さんきいていただきたかった!
グランドキャニオンは、生できけるの珍しいです。今までCDでしか聴いてない曲が、目の前で本当に音になってく瞬間ってすごいの!

ここはホント足場に柵なくて、ガイドの人が
’気をつけてくださいね~先週1人落ちましたよい~’なんて冗談かホントかわからないこというのよ
で、盛り上がって、友人が離れて撮ってくれたの
私、旅行で雨ってほとんどないかもしれない・・・
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tuisiun (yoshiko)
2010-06-08 03:24:29
そうなの!このⅡのブログ、小さい字でいつもぎっしり書くから。気がつくと、UPした文がはいらなくなってる・・・
それで、行間とかつめたり、作業するんです・・・
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