2010年7月27日(火)
大阪 ザ・シンフォニーホール
1・ベートーヴェン 序曲「コリオラン」
2・ショスタコーヴィチ ヴァイオリン協奏曲 第1番
2・ショスタコーヴィチ ヴァイオリン協奏曲 第1番
アンコール シューベルト 「魔王」
バッハ プレリュード サラバンド
3・ストラヴィンスキ― バレエ組曲「火の鳥」
3・ストラヴィンスキ― バレエ組曲「火の鳥」
アンコール ショスタコーヴィチ ジャズ組曲
ヴァイオリン クリストフ・バラ―ティ
午後の大阪。酷暑の毎日。でも、私は、先月サントリーホールで井上さんが
日フィルとストラヴィンスキーをふられるので、最前列、チケット買っておいたのに
家の都合で行けなかったのでした![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_naki.gif)
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7月にどこかでないかなあと探したら!何とショスタコとストラヴィンスキーでは
ないですか![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_en.gif)
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速攻でチケットを入手し、レッスンは先に補講をして、ウキウキで激暑の![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0001.gif)
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大阪へ。
Ⅰのブログにも書いたけど、気温がどんなに暑くてもヘッチャラな私。
変なにおいだけ我慢して、シンフォニーホールへ。
ここは、この間3月、生徒4人が、グレンツェンピアノコンクールで、何と大ホールで、
エリア大会というのに勝ち進み、私が東京で全国大会を前に奮闘してる時、
演奏したのだ!
グレンツェンコンクールは、鹿児島の井上さんというおじいちゃん先生が、立ち上げ
られたすごいコンクールで、国内の超有名な大ホールで、次々予選・本選と
進んでいくシステムだ。
随分前に、娘を、試しに京都で受けさせてみたら、娘は思いっきり音をはずし
(ガクッ)残念ながら予選落ちとなった。
それが、去年から石川県立音楽堂大ホールでも予選が出来るようになり、
生徒ちゃんたちは、がんばって予選・本選と通っていって、大阪まで行ったのだ。
途中、1人の生徒の書き込みミスがあり、たまたま鹿児島本部の井上さんとお電話で
お話で来てよかったです。
今年は、今週、東京浜離宮で、生徒1人、予選出ます!がんばれ!
さて 大フィルです。
ベートーヴェンはとても好きな曲で、井上さんもいつものように情熱的な指揮。
が、大フィルの方々はとても落ち着いていて、それがいつものOEKや、
ここ3年ほどで随分きいた数々の国外のオケと比べると、いい緊張感が欠けるという
か、エキサイティングな感じにならなかったかなあ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/53/57544f30e98fa57c716f3556165e41a0.jpg)
待ちに待ったショスタコの1番!大好きな曲で、聴く前から大興奮!
クリストフ・バラ―ティーさんは、最初の予定の方と変わったそうですが、
ブタペストの方。井上さん書いていらっしゃいましたが、ちょっと明るめだけど、
体の力が完全に抜けていて、スーッと上にのびる音。
私が初めてきくタイプの音だった。
すごくのびのびしていて、ホント力みが無い。
テンポが速くなるとどうなるのかしらと思ってたら、ものすごいテクニック!
上手い!すごくいい音。
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大好きな2楽章と4楽章、さすが井上さん、すっごくテンポがいい!![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hamster_2.gif)
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音楽が生き生きと踊り、炸裂する。何ていい音!
こういうテンポでこういう感じですよね。ああショスタコ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heart_pink.gif)
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ソロもオケも指揮も最高に上手く調和して、ものすごくいい演奏だった。
はるばる大阪きてよかった![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_naki.gif)
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1941年の独ソ戦。彼は激しい爆撃下のレニングラードで対空監視員として活躍。
手前のホースをもつのがショスタコーヴィチ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/b2/5889ec64237b2ea9679155d37aae2dad.jpg)
この写真も好き。すごくいいパパだったみたい。
この日は、ホールの3分の1もはいってなかった?
まあ平日午後で、このプログラム。でも私はこれを目標にしてました!(笑)
最初のトークで、井上さんは「この暑い中、このプログラムききにくるって、
よっぽどマニアックですね」と会場をわかす![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_yaho.gif)
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休憩後は、席を自由に変わってももいいという事で!わーい![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heart_pink.gif)
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でも席はいつもの第1ヴァイオリンのマン前、最前列。
ちょっとずれて、真ん中の1番前で「火の鳥」をきく。
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この間、浜松でこの映画をみてから、大人の映画ですけど、あまりによくて、
これは「ハルサイ」を創作してた時のストラヴィンスキーとシャネルの恋愛映画
です。
それですぐ「ハ調の交響曲」「火の鳥」のスコアを買い、喜んでた。
やっぱり、数学的だよねあ、美しいスコアだ。
ヤマハの講師の時、ショスタコの5番を12人の生徒のエレクトーンで演奏するという
発表会。うまくいかなくて泣きながらスコアをアレンジしてた日々。
でも本番ばっちりで、思い出深いスコアです。
大フィルの「火の鳥」はちょっとバラツキは気になったけど、
音はよかったし、何よりやっときけた井上さんの火の鳥に、もう興奮![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0207.gif)
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何てすばらしい音楽!ああこんなにいい演奏会、素晴らしいホールで、
涼しくて最高の環境なのに!大阪の方たちは、灼熱の街中で奮闘していたのでし
ょうか!
仕方ないですね。でも私はdaimanzoku ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0146.gif)
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次回の11月、タチアナ・ヴァシリエヴァさんは、金沢のラ・フォル・ジュルネで
ものすごく音楽的に美しく演奏され、すぐファンになってCDも購入した方!
この日にかぎり、2000円ということで、これもすぐチケット購入![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0087.gif)
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最前列のマン前です!