2010年9月20日(月・祝)
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2010年9月20日(月・祝)
2010年9月18日(土)
1・メンデルスゾーン 弦楽のための交響曲第10番ロ短調
2・ラヴェル ピアノ協奏曲ト長調
アンコール リスト ラ・カンパネラ
3・武満徹 地平線のドーリア
4・モーツァルト 交響曲第39番変ホ長調
アンコール モーツァルト 行進曲
メンデルスゾーンは曲が変更だった。何と14歳の時の作品!1楽章だけしかなかった。
昨年、井上さんのフィンガルがあまりによくて、ラ・フォルジュルネで、ショパンのバラ2
をきくために、メンデルスゾーンきけないでいたので、大満足。
すっきりきちんとしたメンデルスゾーンらしい演奏!綺麗。
これはすごく私すごく気に入ってるメンデルスゾーン12歳の肖像画。美少年だ。
このころゲーテに会って、「おまえは私のダビデだ」といわれた。
でもメンデルスゾーンって、何でも出来すぎ。38歳で亡くなったのって、ストレスと疲労
でクモ膜下出血っていわれてるけど、
ドーパミン過剰で、脳内モルヒネのバランス悪かったのかしら
と、不謹慎な事を考える。
メンデルスゾーンの曲を聞くと、昨年みたあの美しい自筆譜が浮かんでくるのだ。
http://blog.goo.ne.jp/albalb23/e/2fb4cb4be1231d28a8d40eb09e59971b
この日のプログラムは非常に刺激的!
ピアコンの中で1ばん好きなラベル!このコンチェルトは、ラベルがアメリカに
旅行してジャズにおおいに興味を持ち、ジャズのイディオムを織り込んでいった。
初演は自演したかっったらしいが、健康上の都合実現せず。
広瀬さんのラベル、すごくよかった。まっすぐですっきりした音。パリで学ばれた方。
フランス、パリの音だ!2楽章は少し硬いかなというところもあったけど、
すばらしいテクニック!美しい音だった。いいラベルだったなあ。
ラ・カンパネラもすばらしかったです!
これも好きな写真。ニジンスキーとの連弾の写真。
武満さんも強烈だった。舞台の両脇と、正面に、それぞれ3人?OEKの皆さん、
影の演奏で、舞台のメンバーと距離感と、音の隔たりをとった演奏。
これは、この間の21美の、壁の白と、演奏者の服の黒の強烈なコントラストの
あの刺激といっしょだった。視覚と、音の変化がものすごくおもしろい。
すごいなあ。
モーツアルトは、OEKの井上さんのCDはいつも聞いてるけど、この日はさらにバージョン
アップした演奏。
どの楽器もすごくなっていた。いいですね。ばっちりのモーツアルト。
このブログは、1万字で収めないといけないため、よくオーバーしてしまい、
指揮者講習会の記事のとき、書いてた時に、その部分がUPされなかった。
3楽章の練習で、OEKのコンマス、サイモンさんに、井上さんが[まかせた!」と
舞台で、メンバーの皆さんが英語で話ながら、合わせをして行く貴重な場面があった。
いつもリハーサルを見たい思ってた私は(東京の友人は日フィルかな?よく井上さん
のリハ、いってます)興味しんしんで、流暢な発音で話される江原さん
キンキンになってきいてたのだ。
本番は、「指揮者がどんな役割を果たすか、きいて下さい」と井上さんは、
3楽章だけサンモンサンの弾きぶりになったのだけれど、
1ばん前のど真ん中に座ってた私は、瞬間わかったのだ!
指揮者がいないとき、OEKの皆さんは、それぞれ、素晴らしい音をのびのび奏でていた。
でも音の方向性がばらばら。受講者の指揮の1人が指揮台に立った瞬間、
音が一つになった!ああ、気持ちいい。
音楽をずっとやってると,何歳の時、この曲弾いたなあとか、ある曲をひくと
その時起こってた事、周りの状況がまざまざと再現する事がよくある。
モーツアルト39番の3楽章は、私にとってこの長かった暑かった(笑)
強烈な2010年の夏のメロディーになっちゃった。
これはラベルの『孔雀』のためのイラスト。
端っこがぽケてしまいましたが・・・この日は初めて3階のスターライト席に
娘の同級生グループキャッキャッ娘たちと、生徒さん親子1組もきいてて、
みな、大満足。「またいきた―い」と大騒ぎしてる娘たちです(笑)
もう時間切れ!これから学校、会社、私はひろみさんと合わせ、ピアノ練習、
ダンス、レッスンと続くので(笑)、東京は明日書きますね
2010年9月4日(土)
1・ハイドン 交響曲第103番変ホ長調Hob.I-103「太鼓連打」
2・サン=サーンス チェロ協奏曲第1番イ短調op.23
3・加古隆 黄昏のワルツ
4・加古隆 ポエジー グリーンスリーブス
5・加古隆 フェニックス
6・加古隆 ヴァーミリオンスケープ:朱の風景
だいたい定期の時は、うちにあるCDきいていくのだが、今回はハイドンはなかった。
いいや。会場で感じるままっていうのもいいなとそのまま行った。
1楽章は軽やかなティンパニーだった。いい響きだった。
最近特に古典を聴くとき、ピアノだったらどうなるかっておもってきいたりする。
井上さんの演奏は、フレーズの処理も、強弱の付け方も
実にていねいだ。きちんと音を収める。
私はOEKの音が好きで、ほとんどOEKの音ばっかりきいているが、もちろん
指揮によって、これだけ変わるのかというくらい、音が変わる。
色がないときもたまにある。井上さんの時は、いつもものすごく多色だ。
2楽章もまたよかった。テンポがいい。音の方向が、ものすごくきちんとしていた。
良いハイドンだなあ。モーツアルトのときも、
こんな風にかいたような・・・? 3も4も構築的で、非常に音楽的。すばらしくまとまっている
といい気分になってたらカンタさん。
カンタさんは、よく音楽堂の事務所とか廊下でお話してますが、本当にあたたかい方。
娘さんと空手をなさっているので、うちの少林寺親子と同じだと、時々そのお話も
する。
カンタさんのサン=サーンスはやさしくて力強くて、テクニカルで、
いいコンチェルトだった。カンタさんの音はいつもきいているけど、
いつも人を幸せにしてくれる素晴らしい音。
演奏終わって、井上さんが、舞台のひまわりを1本わたしたら、
舞台そでからそのひまわり、チェロにスポンとさして登場したカンタさん。
キャー楽しい会話だ。いいサン=サーンスをありがとうございます!
加古さんの曲楽しみにしてた。おなじみの曲を加古さんがピアノで、
オケをバックに演奏。わー豪華バージョン!
私は、二胡の李さんと'大河の一滴’を演奏した時、DVDで映画も買って、
金沢の風景をみて、セルゲイのトランペットをきき、加古さんの世界を味わっていた。
朱はどんな感じなんだろう、加古さんの金沢ってどんななんだろうときいたら、
最初はドラの音、パーカッションのきらびやかな雅なスケールの大きい曲だった。
時代の彼方から、大きな古い門がドーンと前に現れたような感じだった。
豪華絢爛。2曲目のリトミコもおもしろいなあと思ってきってたら、
3曲目のヴァーミリオン・スケープは、メシアンの音使いだった。
ああ、これだ。この音が重なると、私の頭の中はアルファー波でいっぱいになる。
ドーパミンかエンドルフィンかよくわからないが、脳の中でどくどく音を出して出てくる感じ
これになると、今の言葉で「やばいなあ」になるのだ。
オスティナートも非常におもしろく、最後の瑞雲になったら、静寂のはりつめた空気の
中、すごい音がきこえてきた。
冬の日本海の音だ。
いつも私は、冬もよく車で砂浜で海をみている。
悲しいし、重いし、せつないし、なんともいえない感情になる。
ああ、最後にこの音がきてしまった。私はまずいとおもいながら、涙をこらえている
音がきこえないように止めるのが精いっぱい。
最後にぼろぼろいってしまった。
加古さんはあの冬のあの風景をみていたのだろうか。
壮大な、火のような、完璧な作品だった。どこも無駄がなかったし、絶妙のバランス
で圧倒的に存在してた。この曲どうなるのですか?
このあとの、21美、新作能は それぞれよすぎて刺激が強すぎて、
言葉で表現できません。書けるようになったら書きます。
真由子ちゃんの音から始まって、今年の夏の終わりは、何という日々だったんだろう。
夏バテなんて出来るはずがない!(笑)
2010年8月27日(金)~30日(月)
2010年8月26日(木)
1・バルトーク 弦楽のためのディベルティメント 第1楽章
2・ラヴェル ツィガーヌ
3・サン=サーンス 序奏とロンド・カプリチオーソop.28
4・サラサーテ ツィゴイネルワイゼン
5・マウラー4本のヴァイオリンのための協奏曲交響曲イ短調,op.55
6・モーツァルト/ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調,K.218
アンコール クライスラー レチタティーヴォとスケルツォ
本当にいい演奏会だった。
最初のOEK+受講生のバルトーク、大好きな曲。ちょっと前にレッスンで弾いていた
生徒さんが演奏していた。来年からバリバリ出てくるんだろうな。受講生のレベルが
非常に高いので、OEKと融合して、ホントにいい演奏。
井上さんの指揮にもぴったり合っていた。
正戸さん、とても力強い演奏。ラヴェルらしい良い演奏だった。ツィガ-ヌのオケ版、
いいなあ。
クララ=ユミ・カンさん、5月にラ・フォル・ジュルネで交流ホールできいていた。
あのときもいい音だったが、短期間にますますよくなって、ものすごい進化だ!
安定していて、音にのびがあり、とてもスケールの大きい演奏だ。
ドイツ生まれの方なんですね。音楽の方向性もいいし、ツィゴイネルワイゼンの
完成度もすごかった。目の前でこんなツィゴイネルワイゼン、きけて幸せでした。
ラ・フォル・ジュルネで、生徒のなっちゃんがすぐフアンになって、写真も撮ってもらってた
。これからすごいでしょうね。
オランダの2週間を思い出した。あのときのメンバーの音は、勢いがあって、ものすごく
音楽的で、しかもすっきりしていた。彼らは、そのすごい流れのまま、国際コンクールで
次々とトップをとっていったのだ。
学食にピアノだけでも、ショパンコンクールの上位入賞者が、たくさんいた。
このIMAの音が、皆そうだ。
マウラ―の曲も非常におもしろかった。
4本のヴァイオリンでどうやって、曲が出来てるのかと思ってたけど、なるほどなあ。
いいバランスで、4重奏になっていてとてもいい曲だった。この編成で、いろいろ曲が
あってもいいのにね。新鮮でした。
演奏の鈴木さん、青木さん、インモ・ヤン君、松本さん、それぞれ確かなテクニックで
のびのびとした音で、良い合わせだった。これからどんどん活躍してくださいね。
最後のシン・ヒョンスさん、ちょうど昨年8月27日、偶然同じ席で、メンコンきいていた。
センスのいい音で、音楽がまっすぐで、すごいスターになるんだろうなあと思った。
この日のモーツアルト!ああ、やっとこの音きけました!
2年前のラ・フォル・ジュルネでケフェレックさんのソロをきいてから(コンチェルト、きけ
なかったのです)ずっと、モーツアルトのコンチェルトの音を探していたような気がする。
シンさん、伸びがあって、軽やかで、正にモーツアルトの音をすばらしく演奏していた。
いいモーツアルトだなあ。井上さんとOEKの完璧なオケの音に、
シンさんの音が重なる・・・見事な調和だった。美しかった。
やっと会えたなあ、この音に。長かった。
ということで、大満足で帰って、次の日から始まった指揮者講習会。
もうすごくて、よすぎて、刺激が強くて、覚醒しそうです。
今日はうちの都合で行けないし、明日は国立の役員会ですが、午後からは少し
行ける!
このスケジュールは出てたのに、事務仕事がぎっしりだったので、
ついのがしてしまい、午後1時から4時までと思っていた。ソンナワケナイノニ・・・
この間も、アルゲリッチのコンサート、3日遅れて逃しちゃった号泣。
来年からは、このぎっしりの夏休み中のレッスンを、早めに調整して、
講習会しっかり生徒と聴講できるようにします
私は、大学卒業後、すぐ金沢へ帰り、ヤマハの講師になった。
6年間勤めたが、3年目から、JOCという作曲のクラスの担当になり、核講師
という北陸の代表の講師になり、各研修に通っていた。
名古屋、静岡のつま恋、三重の合歓の里など、ヤマハの施設に合宿が多かった。
核講師のメンバーは、皆、個性的で、フジテレビのアナウンサーの超難関のオ-ディ
ションの最終まで行った人とか、話していてすごくおもしろかった。このメンバーとも
すごく仲良くなり、よく金沢へ皆、遊びに来た。今でも、私のコンクールの前に、
励ましのメールをくれるやさしい友人もいる。
その当時、名古屋支部の生徒のスターだったのが、上原彩子ちゃんだ。小学校
2年生だったか、そのときすでにヤマハの代表みたいになっていて、
大きなコンサートに必ず出演していた。ショートヘアですごく小柄で、
彩子ちゃんが舞台に出てきて、バリバリ弾きだすと、どよめきがおこったものだ。
そのマスタークラスが、江口先生のレッスンだった。確か東京の本部で何回か
核講師が聴講していた。
久しぶりにお目にかかる江口先生は、やはり素敵で、すばらしかった。
まず生徒さんのことを、とても褒めて、良いところをどんどん指摘して下さる。
選曲の傾向、長い目でみた音楽人生をどう進めていくか、優しく丁寧に、
何より本人の様子を良く見ながら、言葉を選んでくださっている。
自信のない生徒さんの演奏もみるみる見違えるようになっていく。すばらしい!
先生は「金沢って昔からある色彩が、本当に美しいから、皆さんの演奏にも
それがあふれている」とおしゃった。うれしかった。
「もっと太りなさい」といわれている人もいた。私もそうだ。昔からいい音のために
太りなさい、といわれ続けていた。
何の事はない、娘をうんだら立派に肉がつきました・・・
この間、県立音楽堂で、グレンツエンコンクールがあり、初めてコンクールを受けた
子も含めて3人とも、本選に進む事ができた。この先、また別のコンクール、ラ・フォル・
ジュルネのオーディションと、かわいい生徒たちは、今、一生懸命練習している。
子供のレッスンをするようになって、もう20年以上もたつのに、私は、子供た
ちから教わる事が多いなあと思う。レッスンする事は大好きだ。
江口先生のレッスンは、生徒の気持ちを1番大切にされていて、すばらしいものだ
った。
江口先生の音楽的な、人間的な、すばらしいレッスンを聴講出来て、どうやったら
生徒さんそれぞれの音楽人生を豊かに出来るのか、また深く考えられる良い機会に
なりました。
Ⅰのブログでご紹介したいしかわミュージックアカデミー。
結局2日間しか聴講できなかったが、本当にいいレッスンだった。
まず神尾真由子ちゃんのレッスン。19日の公開レッスンもよかったし、
22日のもっとカンタービレも最高によかった。
カプリスも良かった。ドヴォルザークのピアノ5重奏は、
真由子ちゃんとパスキエさんの2ショットなんて、うれしすぎ!音もものすごかった。
あんなドヴォルザーク5重奏初めてだ!
真由子ちゃんのレッスンは、とても丁寧で、1個1個、具体的に、ヴァイオリンの
奏法を丁寧に説明してくれる。
弓の使い方、運指、私はヴァイオリンを弾けないし、使い方もよくわからない
事があった。
真由子ちゃんは、音程も、気になるところはすべてチェックして、どうしたらいい音
が出るか、あらゆる奏法をその場で見せてくれた。
ああいう弓の使い方をすると、真由子ちゃんのあの音がでるのか・・・
まあテクニックの一部に違いないけど、ものすごく勉強になった。
今度横浜で、シュトラウスのソナタがある。これは3月のコンサートで弾く曲だ。
それに、私がどうしても手に入れれなかったカルメンも、真由子ちゃんのCDに
はいってるけど、生できける。
その次の日は、高岡でスプリングソナタだ。前々日に入善で、さやかちゃんも
スプリングだから、もう’比べられない’なんてこといえなくなった。困った。
11月3日には、金沢で、みどりちゃんと井上さんとチャイコだ。
平常心でいられるか心配
みどりちゃんの事は後日書きます。
一方、パスキエさんのレッスン。あのラ・フォル・ジュルネの音が忘れられ
いでいた私。パスキエさんは、思っていた通りの本当に素敵な方だった!
パスキエさんは、あまりご自分で弾かない。でも素晴らしい笑顔で、
どんどん生徒さんの音楽の幅を拡げていく。
英語のレッスンが久しぶりで、ものすごく楽しかった。いつも思うけど、
英語で音楽のレッスンの時は、言葉が全部リズムにのってるように
感じる。私も、げらげらわらいながら、リラックスしてきいていたら、パスキエ
さんもこちらを見られて、にっこり笑いながらレッスンされてる。
1人目の方が終わった後、「ありがとうございました!昨日のドヴォルザーク、
ものすごくよかった。ラ・フォル・ジュルネのメンデルスゾーンのあなたの音は
よすぎて、私はずっと泣いていた」といったら、
「おおー」と握手されて、すごい盛り上がり!
今度の3月のコンサートで弾く、フランクのソナタと悪魔のトリルも聴講でき、
パスキエさんのあたたかい人間性と音楽性に、大ファンとなり、また来年の
ラ・フォル・ジュルネを切望するわたしです
ピアノの、江口先生のレッスンもすばらしかった。
明日、書きたいと思います。
2010年7月27日(火)
2010年6月28日(月)
モーツアルトの弾き振りをされていて、エルガーと大好きなシュニトケだったのだ。
その頃半年ほど私は、定期会員ではなく、当日、チケットボックスに定期会員の
方の欠席を確認し、
すごい確率で、ほとんど前の席を確保し、きいていたのだ。
モーツアルトもとてもよかったし、いつもヴァイオリンコンチェルトなどきいている大好きな
シュニトケ、最高によくて、よく覚えていたのだ。
ゴトーニさん、次回はまた是非!シュニトケを!
ということで、今回は現代曲2曲にハイドン。
楽器の都合で1曲目になったグラス、せっかくのゴトーニさんの弾き振りが、
私はダメだった。
現代曲は1番好きなのだが、この作曲法は耳がうけつけない(グラスさん、
すみません)特にあれだけ!Ⅰの和音が、重なってくるとつらくなる。
ジュンル分けでは、アダムスさんと同じですか?
私は響きから行くと、全く別のジァンルにきこえてしまっった。
ハイドンはすごく良かったです。ゴトーニさんは、非常に丁寧に、無駄なく、
かっちりしたハイドンを作っていて、とてもよかったです。
めんどりのオーボエもよかった。
OEKとの相性は、ばっちりですね。音と指揮がしっかりかみ合ってる。
低音も重厚に響き、洗練されたすばらしいハイドンでした。
アダムスさんの曲は、最初からはいりこんで大好きだった。
この音使いは非常にひかれる。頭の中がアルファ波でいっぱいになり、
何かアジアの砂漠を思わせるような音が続いていく。
部屋でお香をたいてききたい!(笑)
OEKも非常に繊細に演奏しており、これはアイテムで絶対ほしいので、
CDが出来たら買います!
大好きなエルガーは、美しく美しく、ああ、またゴトーニさん、
OEKふってくださいね。
この日は、私の定期会員集めの日(笑)で、
まず先輩を私の席にすわらせ、、という作戦が(笑)
演奏の前にマイスターの来季の会員になる!と受付をすませてしまい、
やったーと音楽堂商品券を早くもゲット!
スポ-ツクラブのヒップホップでいっしょの60代のおじさんも、フィルの会員だったと
いうことがわかり、休憩時間は、わーわー盛り上がった。
9月からの、スターライト席、めちゃいいですね
オケはなかなか連れてこれなかった子供たちもこれなら、3階にすわらせておけます。
もう早速、9月の定期の予約が、生徒さん親子であり、チケットを買いました
2010年6月16日(水)
同じ日、ラ・フォル・ジュルネの記者会見の日で、そのフロアコンサートは
きいたのだけれど、ショパンに煮詰まっていて非常に疲れていたので、
定期はお休みしていたのでした。
それで初めて聴くヴァシリスさんの今回はモーツアルトでしたが・・・
全国モーツアルトでまわっていらっしゃって、
最後に金沢だったのですね。
ごめんなさい、いつも井上さん指揮のOEKの繊細なモーツアルトをCDでも
きいているので、私は個人的にOEKの音が好きです。
何ともコメントできません。
モーツアルトってむずかしい。私はもちろん、ほとんど全曲ソナタも弾いているのだが、
小学生以来、人前でモーツアルトを弾いたことがない。
最近、ようやく自分の音が出来あがって、やっと弾けるかなあという気になった。
だから、昨年のピアノマラソンも、よくみんな弾けるなあと感心するだけで、
とても応募までできなかったのだ。
まったく個人的な意見です。
紗矢香ちゃんは初めてきいた。ベートーヴェンのフォル・ジュルネのときは、
うちの引っ越しで、全く行けず、先輩は3時間並んで、紗矢香ちゃんの演奏、
1番前できき、大満足だった。
この日は、私の定期会員プレゼントについていた引換券で何と3階のバルコニーに
当たってしまい、私と違って極度の高所恐怖症の彼女は、
あまりの恐さに2時間震えていたのだ!私もそんなにひどい恐怖症だと知らず、
途中で変えてもらえばいいのに、最後まで震えていたらしいあんなに
紗矢香ちゃん、よかったのに。
紗矢香ちゃんの音は男性的だ。真由子ちゃんと全く目指しているものが違うだろうから、
そもそも2人を比べる事がナンセンスだ。
でもはっきり、真由子ちゃんは女性的。特に今現在。
さやかちゃんはほれぼれするほど、男性的な立派な潔いプロコだった。
私は、ヤマハにいたとき、エレクトーン研究会というのに入っていて、そこでの
研究テーマが自由だったため、1年間ピアコンを研究し、エレクトーン科の先生たちと、
オケパートを振り分け、スコアを解体し、3人のエレクトーンで全部のオケを演奏する
スタイルで1年間研究していた。
恥ずかしながら、ピアノは私だけだったので、ラフマニノフ、ラヴェルと難解なもの
ばかり手を出し、何年目かの講師さんの合宿の時に、何とプロコのCdurを弾く事
なったのだ。もちろん、あんなむずかしいピアコン、私に弾けるはずがなく、
本番も散々だったが、そのとき、スコアをとことん研究し、プロコのオーケストレーション
の素晴らしさを知り、プロコが大好きになったのだ。
紗矢香ちゃんのプロコは、芯がまっすぐ凛として、音が自由自在に伸び、まるで、
人体模型図の筋肉図(妙な表現ね)のように、ぱりっとしまっていた。
歌うところはすばらしくうたっていて、ああ、紗矢香ちゃんも持って生まれた天才なのね
と目の前の演奏にほれぼれ
あの華奢な身体と、指から、どうしてあんな強力な音がでるのか!
テクニックも音楽性も何もかも完璧なプロコでした。
目の前で、きかせていただいて感激。
10月、私がいつも音とりするコスモホールいきますね!
コスモホールといえば、これもこけらおとしのとき、当時ホール関係の仕事も
していて実家が入善の私の夫は、
コスモホールのオープンにかかわっていて、そこでの演奏はやっぱり中村紘子さん
で、夫は、紘子さんにカレーをお出ししたらしい・・・
私は輪島の文化会館のこけらおとしで、紘子さんに花束渡したし
2人でおんなじ事してたんですね(笑)
ドヴォルザークよかったです!
音もバランスもよかった。OEKのメンバーが入っていた。
トロイ、大澤さん、今野さん、大村さん、美女の古宮山さん・・・
OEKは最強美女軍団だ!皆美女だ!
今日はOEK無しだと思っていたのに、メンバーの顔を見るとほっとする。
OEKの応援団は、皆、全員のフアンだと思います。
最近、ウイーンフィルも、この間のスロヴァキアフィルも
きけたし・・・今日アシュケナ―ジと辻井君ですか?
5分で売りきれたチケット。こちらは私も先輩もとれませんでした。
そういえば、富山のホールで、アシュケナ―ジ録音専門のピアノ、
倉庫でひかせてもらったことがある!
辻井君、頑張ってください!この間の展覧会、TVの最後の演奏、ブラボーだった
それでは、連ちゃんで真由子ちゃんに続きます
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