ピアノと海と花との生活 Ⅱ

~創造する芸術~

ポーラ美術館コレクション  Ⅰ

2008-07-29 | 絵画

                     

箱根にあるポーラ美術館の収蔵作品の中から、精選された75点を集めた

’ポーラ美術館コレクション’が、

金沢21世紀美術館で開催されていました。

この美術館は、何度かブログにも書きましたが、

2004年に解説された全面ガラス張りのユニークな美術館。

その設計も、第9回国際建築展の最高賞である金獅子賞を受賞し、

入場者数も、国内の地方公立美術館では珍しく、

驚異的な数字で、全国的に有名になりました。

 

これも作品 「レアンドロのプール」(YouTubeで見れます!)

相変わらず刺激的な21美です。

               ’ポーラ美術館コレクション’から

      

                    ポール・シニャック《オーセールの橋》

 

               

                      ピカソ《裸婦》      

今回、娘と一緒に行ったのだが、娘が1番気にいったのは、

’点描画’スーラを代表とする、うつくしい点描画が何点かあり、

シニャックの作品は特に気に入ったらしい。

家に帰ってきてからも、点描画をまねしてばかりいる!

 

ピカソのこの作品は、スペインのカタルーニャ地方にある

サンタ・バルバラ山をモチーフに、恋人のフェルナンドを組み合わせた作品。

この時期に、フェルナンドを連作として20点もかいているが、

珍しい全身の絵。

 

       

                  ラウル・デュフィ《パリ》

今回、私が1番気にいったのはこれ。

月と太陽が同居する空間。エッフエル塔と、手前が青いのは、セーヌ河?

すごく大きな作品だったが、中から音楽がきこえて来るようで、

パリの町並みが、鮮やかな色彩で描かれていて、

心がうきうきする作品だった。

 

                次回はモネ・マティスなどです

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