田舎のエプロンおばさんのエッセー集(アキのあしあと集)

日常の生活記録や認知症の主人を抱え奮闘する私の日々の記録をエッセー風にしました。

47 レベルの低下

2004-11-20 08:17:37 | 認知症の夫を抱えて
最近の主人を見ていると痴呆のレベルが随分と低下して来て唖然とする。
先日も2人で犬を連れて散歩に出た。7~8分たって玄関の鍵かけたかな?
急に気になりだしたら居ても立っても・・戸閉まりに自信が無いので家に
戻ろう!と引き返そうとしたら「俺が見てくる」といきなり駆け出して行
った。(足腰は非常に丈夫なのです)5~6分待っても姿が見えない。
犬と私はゆっくりと家のほうへ歩いて行く。とうとう家の前まで着いた。
主人は?玄関の前を行ったり来たり!している。どうしたの?俺は何をして
いいのか?さっぱり分からん!何で走って帰ったのだ?走り出したはいいが
着いたら???こんな事珍しくない。例えばポストを見に外へ、外に出たが
何しに出たのか???この先どうなるのでしょうか?考えても詮無いことで
すが不安だらけです。本人の身になればもっともっと不安は募る?違うか?
正常だから不安があるのか?いやいや正常な時もあるはず。そんな不安に襲
われた時、妻と娘に囲まれ幸せを感じてもらえるようにする、それが私の役目
とつねづね自分に言い聞かせています。

 平成16年11月20日 記 不安に負けないようにガンバレ!エプロンおばさん

    




最新の画像もっと見る

コメントを投稿