田舎のエプロンおばさんのエッセー集(アキのあしあと集)

日常の生活記録や認知症の主人を抱え奮闘する私の日々の記録をエッセー風にしました。

48 嬉しい便り

2010-01-28 07:25:49 | 私の身辺
 1月27日ポストに郵便物!何方からかしら?急いで開けて見る!ブログを通じて
知り合ったAさんを支えておられるヘルパーさんからでした「何だろう?」Aさんの
近況報告と可愛らしいマグネットピンチが入っておりました。
 今までのクラブは大転換してNPOの法人化!漬物や切干大根作りの工房や手作り
小物を作る寄り合い所など認知症の人が働ける場が出来たそうです。
 嬉しいですね~、私の大好きなAさんも週に2日通って皆と一緒に働いて居られる
そうです、今年初めての明るい知らせに気持ちがパッと晴れました。
 何時かAさんが切り干し大根を作っていると言われていたのはこの事だった!と
納得、このマグネットピンチもAさんが一生懸命もくもくと作られたのか!と思うと
思わず抱きしめて頬ずりしました。
 商品化されたこのマグネットピンチが世のお母さん達の目に泊まり冷蔵庫でレシピ
を挟んでいる図が目に浮かんできます、ヘルパーさん今日は明るいニュースとAさんの
近況のお知らせ有難うございました。

 H.22.1.28  記  マグネットピンチに感動!田舎のエプロンおばさん



 

47 姉との惜別

2010-01-17 20:52:02 | 私の身辺
 平成22年1月14日姉が逝去しました、享年72歳でした、私より2歳年上の最後は突然やっ
てやってきました、13日に救急車で入院したと知らせを受けあくる日の朝9時14分臨終と
連絡を受け最後にも間に合いませんでした。
 姉は肺気腫を患い大手術を受けてからは在宅酸素ボンベの患者で入退院の繰り返しの
生活でした、2年前夫を癌で亡くしてからは元気がなくなり早く死にたいと繰り返し言っ
ていたそうです。
 考え方によってはボンベから開放され身も心も軽くなり夫に会えて今頃は幸せに感謝し
て喜んでいるかもしれません、そう思うと残された者は救われます。
 私達姉弟は8人で誰ひとり欠けていないのが自慢でしたがついに1人減りました、上3人
が女、下5人が弟で私は1番下の女でした。
 長姉は18年前肺がんの手術を受けたのですがそれが再発!佐賀医大で1月13日手術を受け
あくる日妹が亡くなったのです。
 弟が姉の死亡を確認して医大まで走り次姉の死亡を知らせたそうです、長姉は割と冷静に
「仕方ないね」と言ったと聞きました。
 今年は年明けから厳しい試練が続きます、長姉の手術、次姉の死、負けて落ち込んでば
かりでは前に進めません、元気を出して残された遺族を姉に代わって見守りましょう!

  H.22.1.17   記  元気を出そう!田舎のエプロンおばさん 

 

46 お正月

2010-01-02 14:25:07 | 認知症の夫を抱えて
 平成22年元旦!あけましておめでとうございます!今年は初めて家でのお正月
を迎えました、今までは私の故郷で親戚一同集まって新年を祝い甥や姪その子供
達へのお年玉を配るのですが・・今年はそれを中止にしました。
 社会を取り巻く不景気に皆翻弄されて厳しい1年でした、話し合いの結果今年
は中止しようと決定!40数年続いた行事が取りやめになり20人近い子供達はがっ
かりしたことでしょう!「ごめんなさいね」景気が回復したら来年は又復活した
いものです。
 宗像に住んでいる長女一家が10時半頃やってきておせち料理やらお雑煮を食べ
て4人の孫にお年玉を渡しやっと正月らしい気分を味わいました。
 それからお爺ちゃんの居るホームへ行ってお屠蘇を入れて飲ませたら最初はし
かめて次は美味しそうに飲みました、これでお正月の行事は終わりです。
 家族全員10名は風邪も引かず元気にお正月を迎えられてよかったです。

 H.22.1.2   記  子供達に支えられ新年を無事に迎えた
             田舎のエプロンおばさん