アカバナユウゲショウ〈赤花夕化粧/別名ユウゲショウ〉
(アカバナ科 マツヨイグサ属) 花期は5~8月。
淡紅色の花を夕方開くことによる。南アメリカ原産の多年草。
明治時代に栽培され始めたといわれ、現在関東地方以西に野生化している。
茎は叢生して高さ20~60cmになる。葉は互生し、披針形~卵状披針形で、
ふちは波打ち、波状の浅い鋸歯がある。
上部の葉腋に直径約1cmの淡紅色の花をつける。
あちこちで野生化して群生しているのに、秋吉台で見たのは初めてです。
林道のそばに数株、パラパラと咲いていました。
06年5月22日 撮影
【上の画像を拡大しました】
06年5月22日 撮影
「花弁は丸く、紅色の脈が目立つ。雄しべは8個で葯は白色」
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ミズタビラコ〈水田平子〉(ムラサキ科 キュウリグサ属) 花期は5~6月。
山地の渓流近くなどに生える高さ10~40㎝の多年草。
葉は楕円形で長さ1.5~4cm、表面に細かい毛がある。
茎・葉ともやわらかい。
枝先に花序を出し、白色または淡青紫色の花を密につけ、次々と開花する。
花冠は直径2.5~3mm。
これまで西中国山地の湿地でしか見たことがなかったミズタビラコを、
秋芳町のホザキザクラの場所の溝の中で群生しているのを見て6日後、
秋吉台の湿地で見つけることができました。
① 06年5月22日 撮影
10本くらいが白っぽい花をつけ、パラパラと生えていました。
【上の画像を拡大しました】
06年5月22日 撮影
【①の手前に写っている花序です】
06年5月22日 撮影
キュウリグサの花序にそっくりです。
【秋吉台から離れた秋芳町の溝に群生して咲いていたミズタビラコ】
06年5月21日 撮影
こちらは青色が濃くてきれいでした。
このすぐ上に、ホザキザクラが咲いていました。
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クモノスシダ(チャセンシダ科 クモノスシダ属)
常緑性。葉の形や大きさに変化が多いが、大きな葉は狭披針形、
先は次第に細くなって、つる状に長く伸び、下部も次第に細くなる。
北海道から九州まで広く分布し、主に山地の石灰岩上に生じる。
昨日、永田芳男さんに「石灰岩に張りつくように生えるシダ」と、教わった
クモノスシダを、“秋吉台のやまんば”さんに見せていただきました。
06年5月22日 撮影
湿った岩上に張りついていました。
【上の画像を拡大しました】
06年5月22日 撮影
細く長く伸びた葉の先に新しい株が育っています。
(暗かったので、はっきり写っていませんが)
今日、ヒメモエギスゲを“秋吉台のやまんば”さんに教えていただきましたが、
ブログで画像を並べるのは、簡単ですがとても手間がかかる作業なので、
この3種を書くのが限界でした。
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