たこさんの秋吉台日記

ご意見、ご感想はホームページの掲示板にお願いいたします。

2014年8月1日 白馬村・ヒュッテアルプで出会った花

2014年08月06日 | Weblog

【189 ベニシュスラン〈紅繻子蘭〉(ラン科)コケにタネが混じっていたらしく芽吹き、
  開花したそう。茎は横に這い上部は斜上して高さ4-10cm。花は白色で帯淡紅色】


【190 オオバジャノヒゲ〈大葉蛇の髭〉(キジカクシ科)
    ジャノヒゲより葉の幅が広くやや厚みがある。花は淡紫色または白色】


【191 オオハンゴンソウ〈大反魂草〉(キク科)湿った草地や川岸に群生。北アメリカ原産。
    茎は高さ1-3m。長い柄の先に黃色の頭花を上向きに開く。頭花は直径6-10cm】

      (毎夕通った、歩いて2分の温泉に行く途中で群生していました)

【192 キリンソウ〈黄輪草〉…花後(ベンケイソウ科)海岸の岩上や山地草原、林縁等に。
    黄色の花が輪状に咲くからという。葉は広卵形~広倒品形で上半部に鈍鋸歯】


【193-1 タマアジサイ〈玉紫陽花〉(アジサイ科)山地の谷川沿いに。
    蕾の形からの名。花序は初め総苞に包まれた直径3-3.5cmの球形だが】

【193-2 -やがて総苞は落ち】

(アルプの庭に群生して沢山蕾があるのを1つ1つ見て回ったら、今朝!)
【193-3 -淡紫色の小さな両性花多数を直径2-3cmの白い装飾花がとり巻く 】

            (アルプではこれが一番開いた花でした)
【193-4 -お 向かいさんの庭で見せていただきました】


【194 サルマメ〈猿豆〉(サルトリイバラ科)山地に生え、高さ10-50cmになる。
           まばらに分枝し、刺はほとんど無い。果実は球形で赤く熟す】

【上の画像を拡大しました -サルマメの果実と色は違いますが、他に図鑑に無くて… 】

【9 サンカヨウ〈山荷葉〉…果実(メギ科)山地~亜高山の林内などに。花は栂池で


【195-1 ノハラアザミ〈野原薊〉…蕾(キク科)中部地方以北の草地に。
       根生葉は羽状に深裂、花時にも残る。茎葉は茎を抱く】

【上の画像を拡大しました - 頭花は上向きで、総苞は粘らない】

【195-3 茎葉は茎を抱く】

【196 オトギリソウ〈弟切草〉(オトギリソウ科)山野から亜高山に。秋吉台にも多い】

【197キキョウ〈桔梗〉(キキョウ科)日当たりの良い山地草原に。秋吉台でも今!】

【198-1 クサレダマ〈草連玉〉(サクラソウ科)山地の湿地に。 葉は対生または輪生】

【198-2 - 円錐花序に直径1.2-1.5cmの黄色の花をつける】


【199 オカトラノオ〈丘虎の尾〉(サクラソウ科)丘陵の日当たりの良い草地などに。
    花序が直立していていますが、たまたまこの個体がそうで、普通は垂れるそう】

【200 ヒヨドリバナ〈鵯花〉(キク科)林縁に多く、秋吉台では7~10月に咲きます】


白馬で目にし画像がある植物に順に番号をつけてきてちょうど200になりました。
 ・ヤマトリカブト・ナンブアザミ・クロバナヒキオコシは、番号が付いたのに、
  花が咲いていなかったため不掲載。
 ・サラシナショウマ・タニギキョウは画像数の関係と秋吉台にあるために不掲載。
 ・カンチコウゾリナは画像が無く、ミヤマシシウドは葉の画像しか無く、不掲載。
 オオカメノキ・ハナニガナ・シロバナニガナ・ノアザミ・アブラガヤなど、
 良く知っている花は、撮影しませんでした。

以上で、“白馬で出会った花”の整理を完了しました。

MAKIKOさん、
 何度もメールで質問し、その都度丁寧に教えてくださってありがとうございました。
秋吉台日記をご覧頂いている皆さま、
 私自身の記録作りに1ヵ月以上かかったにも関わらず、
 お付き合いくださって本当にありがとうございました。

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2014年7月31日 猿倉~白馬尻で出会った花 - その2

2014年08月05日 | Weblog

【173 オヤマボクチ〈御山火口〉…蕾(キク科)山地~亜高山の草地に。
               頭花は直径4-5cmで、総苞片はかたくとがる 】


【174 イタヤカエデ〈板屋楓〉(カエデ科)山地に。葉は直径7-15cmの扁円形で、
     5~7中裂または浅裂、ふちは全縁またはわずかに少数の歯牙がある 】


【175 ミヤマタニタデ〈深山谷蓼〉(タデ科)林内に。
    タニタデより小型。花は白色の2弁花で直径約3mm】

【176 クルマムグラ〈車葎〉(アカネ科)葉はふつう6個輪生し、被針形】


【128 オオヨモギ〈大蓬/別名ヤマヨモギ・エゾヨモギ〉(キク科)山地や北地に多い。
      地下茎を伸ばし先に新苗をつける。ヨモギより高い所に生え頭花も大きい】


【177 ハリブキ〈針蕗/別名ジゴクバラ〉(ウコギ科)深山に。全体に針状の刺が密生。
                       葉は掌状に5~9裂し、ふちに欠刻状の重鋸歯】

【上の画像を拡大しました …(若い果実 )果実は長さ6-7mmの楕円形で赤く熟す】

【178 フキユキノシタ〈蕗雪の下〉(ユキノシタ科)山地谷沿いの岩上に】

【上の画像を拡大しました - 根生葉は長柄があり卵形で、三角状の鋸歯、基部は心形】


【34 オオバタケシマラン〈大葉竹縞蘭〉…果実(ユリ科)亜高山の林内。
            花柄が直角に曲がる。 栂池自然園で花を見ました】

【179 エゾノヨツバムグラ〈蝦夷の四葉葎〉(アカネ科)本州中部以北の山地~亜高山に】

【179-2 エゾノヨツバムグラ - 葉は小葉4枚が輪生し、3本の脈が目立つ】

【78 オオレイジンソウ〈大伶人草〉(キンポウゲ科)亜高山に】

【78-2 オオレイジンソウ -淡黄色の花を総状に多数つける 】


【59 ミヤマカラマツ〈深山唐松〉(キンポウゲ科)山地~高山の林縁に。
    花は沢山の白または淡紫色の花糸が目立つ。登山道わきで沢山!】

【182 ミヤマツボスミレ〈深山坪菫〉(スミレ科)本州中部以北の】

【ミヤマツボスミレ - 亜高山~高山の湿った草地に。ツボスミレの高山型】


【183 ノビネチドリ〈延根千鳥〉(ラン科)山地~亜高山の林内や草地に。
             唇弁にふつう筋があり、葉のふちが波打っている】

【184ミヤマダイコンソウ〈深山大根草〉(バラ科)亜高山~高山の岩石地に】

【上の画像を拡大 - ミヤマダイコンソウ・ハクサンオミナエシ・ミヤマホツツジが】

MAKIKOさんにこの画像を送ったら、
「あと咲いていると言えば上のミヤマホツツジの左、ちょっと背の高い草はカラマツソウの実ではないでしょうか?
真中奥の穂状についているのは上のミヤマホツツジのすぐ右下、一番右と3つが同じでしょうか?
大きさの感覚がつかみづらいですが形から言うとネバリノギランでどうでしょうか?」と。

【更に拡大 - 根生葉は頂小葉が大きく、円形、不揃いの鋸歯がある】


【43 〈オオヒョウタンボク〈大瓢箪木〉(スイカズラ科)亜高山~高山帯下部に。
                  葉腋から花柄を出し、先に白い花を2個つける】

【185 クロクモソウ〈黒雲草〉(ユキノシタ科)亜高山~高山の渓流の礫地に】

【上の画像を拡大しました - 花は直径6-8mm、花茎の上部に円錐状につく】

【185-3 こんなに賑やかに花がついたのも!】


【187 ミヤマアシボソスゲ〈深山足細菅〉(カヤツリグサ科)高山草地~亜高山下部の
           渓流沿いに。側小穂は長さ1-3cm、2~5個が細い柄で下垂する】


【188 エビラフジ(マメ科)山地の渓側などに。直立する。 葉は8~12枚をほぼ対生に
    つけ短柄がある。花は紅紫色または青紫色、総状花序に一方に偏ってつく】


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2014年7月31日 猿倉~白馬尻で出会った花 - その1

2014年08月04日 | Weblog

【142 オオカニコウモリ〈大蟹蝙蝠〉(キク科)近畿地方以東の針葉樹林に。
                          葉はカニの甲羅を思わせる腎形】


【143 エゾアジサイ〈蝦夷紫陽花〉(アジサイ科)日本海側の山地帯に。
    装飾花は青紫色。葉は広楕円形で先がとがり鋭い鋸歯がある】


【144 アマニュウ〈甘にゅう〉(セリ科)山地の草原や林縁に。茎は甘い。
    葉は1~2回3出複葉。小葉は広卵形、基部は心形。葉柄の基部は鞘状】


【145 ヤマキツネノボタン〈山狐の牡丹〉(キンポウゲ科)山地の湿気のある所に。
      キツネノボタンの変種で斜上毛が多く、花茎が細長い。葉は1回3出葉】

【146-1 ヨツバヒヨドリ〈四葉鵯〉(キク科)近畿地方以東と四国の山地帯に】

【146-2 ヨツバヒヨドリ -葉は卵状長楕円形~長楕円状被針形で、3~4枚輪生。
    頭花は茎頂に散房状に多数つく。花冠は白色まれに淡紅紫色 】


【147 アカソ〈赤麻〉(イラクサ科)多年草。山地のやや湿った所に。
    葉先は大きく3裂し、中央は尾状で長く伸び基部は切形か広いくさび形】


【148 タマガワホトトギス〈玉川杜鵑草〉(ユリ科)山地帯の水気のある所に。
    花被片は黃色で内面に斑点、斜めに開き、基部に大きなふくらみがある】

【149 ヤマブドウ〈山葡萄〉(ブドウ科)山地に普通に。日本に野生するブドウの代表】

【上の画像を拡大しました -落葉つる性木本。
       果実は直径約8mmの球形、10月頃に黒紫色に熟し 、食べられる】


【150 オオイタドリ〈大虎杖〉(タデ科)本州中部以北の山野に。
    葉は長卵形~卵形で先は鋭くとがり長さ15-30cm、裏面が粉白色】

【151 タムシバ〈噛柴〉…果実(モクレン科)山地帯の特に日本海側に多く、く秋吉台にも】


【152 コミネカエデ〈小峰楓〉(カエデ科)山地に。葉は掌状にほぼ5深裂、3裂のものも。
    中央の3個の裂片の先は鋭くとがる。ふちに重鋸歯がある】


【154 トリアシショウマ〈鳥足升麻〉(ユキノシタ科)中部地方以北の山地の林内に。
       葉は3回3出複葉。頂小葉は広卵形で先は尾状にとがり、基部は心形】

【155 ミゾホオズキ〈溝酸漿〉(ハエドクソウ科)山中の湿地や溝に。葉に柄がある】

【156 ソバナ〈岨花〉(キキョウ科)山地に。萼片は全縁。花柱が花冠から突き出ない】


【159 ウワバミソウ〈蟒蛇草〉…雄株(イラクサ科)山地の蛇の出そうな陰湿な沢沿いに。
    茎は無毛で多汁。葉はゆがんだ長楕円形で、先は尾状に伸び、ふちに粗い鋸歯】


【160 テツカエデ〈鉄楓〉(カエデ科)山地に。葉は五角形で浅く5裂する。
             裂片は三角形で鋭くとがり、ふちには重鋸歯がある】

【161 イワアカバナ〈岩赤花〉(アカバナ科)山地の湿り気のある所に。柱頭は球形】


【162 ヤグルマソウ〈矢車草〉(ユキノシタ科)山地の湿った林内に。
    根生葉は長柄があり、小葉5個からなる大型の掌状複葉。花茎に数個の茎葉】


【163 ヤマホタルブクロ〈山蛍袋〉(キキョウ科)本州の中部山岳や山地帯に。秋吉台にも。
                  花冠は淡紅紫色または白色。萼裂片の間に付属片がない】


【165 ヤハズハンノキ〈矢筈榛の木〉(カバノキ科)深山に。
    葉は倒卵形で、 先端は明らかにへこみ、基部は広いくさび形または円形】

【166 ミズキ〈水木〉(ミズキ科)山地に普通に。秋吉台にも。葉は枝先に集まって互生】

【40-1 ズダヤクシュ〈喘息薬種〉(ユキノシタ科)山地~亜高山の林縁に】

【40-2 ズダヤクシュ - ズダはぜんそくのこと。 花は茎の先に総状につき、
              斜め下向きに咲く。白い萼片が花弁に見え、花弁は針状】

【167 サワグルミ〈沢胡桃〉(クルミ科)山地の谷筋などに】    

【上の画像を拡大しました -雌雄同株で、これは若い果穂 】

【168 ツルアジサイ〈蔓紫陽花〉(アジサイ科)山地帯に】

【上の画像を拡大しました - 装飾花は花弁状の白い萼片3~4個】


【169 ヒロハカツラ〈広葉桂〉(カツラ科)亜高山帯の渓流沿いや窪地に。
     葉はカツラより大きく長さ7-10cmのほぼ円形、基部は深い心形】


146 ヨツバヒヨドリ に写っているアサギマダラ…
   秋吉台でお馴染みの蝶ですが、白馬は花の期間が短いためか
   アサギマダラに限らずほかの花にも色んな蝶が、
   羽ばたきが聞こえるくらい沢山群がっていました。
   少々大げさですが、「花にピントを合わせるのに苦労したほど」です。

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2014年7月30日 八方尾根で出会った花-その3

2014年08月03日 | Weblog

【28 ハクサンボウフウ〈白山防風〉(セリ科)亜高山~高山の草地に。
        直径2-3mmの白い小花が複散形花序にまばらにつく】


【58 ミヤマホツツジ〈穂躑躅〉(ツツジ科)…(蕾)亜高山~高山の草地に。
         花は枝の先に3~8個総状につき、花柱の先は上に曲がる】


【126 コバノイチヤクソウ〈小葉の一薬草〉(ツツジ科)本州中部以北の
          針葉樹林帯の林床に。萼裂片が三角形で先がとがる】


【66 ハクサンオミナエシ〈白山女郎花〉(スイカズラ科)山地~亜高山の岩場や礫地に。
            茎葉は掌状に切れ込んだもみじの形。花は黄色で直径6-7mm】

【127-1 ハイマツ〈這松〉(マツ科)普通は高山帯より上でしか見られないが】

【127-2 ハイマツ - 八方では1400m付近から見られ、八方のマツはすべてハイマツ】


【128 オオヨモギ〈大蓬/別名ヤマヨモギ・エゾヨモギ〉(キク科)山地や北地に多い。
    地下茎を伸ばし先に新苗をつける。ヨモギより高い所に生え頭花も大きい】


【38 クロトウヒレン〈黒唐飛廉〉(キク科)高山の草地に。(栂池では蕾でした)
                          花は茎頂に2~3個密集し暗紫色】


【129-1 ハクサンタイゲキ〈白山大戟〉(トウダイグサ科)本州中部以北の
                                  山地帯の草原に 】

【192-2 ハクサンタイゲキ -全体の姿はタカトウダイに似ているが】

【上の画像を拡大しました - 子房の外面のいぼ状突起の間から長い開出毛を生じる】


【037 クロウスゴ〈黒臼子〉(ツツジ科)-果実- 亜高山~高山の林縁等に。高さ約1m】


【130 ハクサンフウロ〈白山風露〉(フウロソウ科)高山の湿った草地に。
    斜面の下方で咲いたこんな姿しか。近づいて撮れず残念でした】

【上の画像を拡大しました - 葉は掌状に5裂し、花は紅紫色の5弁花。】

【131 キジムシロ〈雉筵〉(バラ科)礫地の限られた所で咲いていました】


【132 マルバダケブキ〈丸葉岳蕗〉…蕾(キク科)本州・四国の深山の草地や林下に。
        フキに似た大きな根生葉。頭花は黃色で直径約8cm、散房状の花序】


【133 ハッポウアザミ〈八方薊〉(キク科)八方尾根に特産するアザミ。蛇紋岩地に。
  中型の頭花を下向きに咲かせ、総苞片は6−7列、斜上~反曲し、クモ毛がある】

【134 チシマギキョウ〈千島桔梗〉(キキョウ科)高山の岩の隙間や礫地に】

【134-2 チシマギキョウ - 花冠は長さ約3cm、紫色の鐘形で5裂し、
                         裂片のふちに長い毛がある】


【135 テガタチドリ〈手形千鳥〉…花後(ラン科)亜高山~高山の草地に。
            花は紅紫色で穂状に密集して数え切れないほどつく】

【136 ハクサンシャクナゲ〈白山石楠花〉(ツツジ科)針葉樹林や高山のハイマツの中に】

【136-2 ハクサンシャクナゲ - 花冠は紅色をさした白色、広い漏斗形で浅く5裂】

【005 ウラジロナナカマド〈裏白七竈〉(バラ科)亜高山~高山の林縁などに。高さ1~2m】

【137 ミヤマタンポポ〈深山蒲公英〉(キク科)中部地方の日本海側の高山に】

【上の画像を拡大しました -頭花は濃黃色で直径4cm。
                  総苞外片の長さは内片の1/2~1/3】


【138 イワカガミ〈岩鏡〉(イワウメ科)日当たりが良く水気が多い所に。
    葉は卵形または広楕円形。花冠は淡紅色、先が5裂し、裂片の縁は更に細裂】

【139 ミヤマナラ〈深山楢〉(ブナ科)ミズナラの高山型で、葉も堅果も小型】


【140 クガイソウ〈九蓋草〉(オオバコ科)中国地方以東の深山の草地などに。
    葉は広被針形で4~8枚が輪生。花冠は青紫色の筒形で先が浅く4裂する】

【141 ヤナギラン〈柳蘭〉(アカバナ科)本州中部以北の草原に。
    花は紅紫色の4弁花。葉が柳に似て花が蘭のように美しいことにちなむ】


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2014年7月30日 八方尾根で出会った花-その2

2014年08月02日 | Weblog

【99 クモマミミナグサ〈雲間耳菜草〉(ナデシコ科)北アルプス北部特産種】

【上の画像を拡大しました -花は白色の5弁花。花弁は1/2位まで裂ける
                      『その1』で書いたのとは異なった典型的な形 】


【105 オニアザミ〈鬼莇〉(キク科)本州中部以北の日本海側の山地~亜高山に。
                 頭花は茎頂に2~3個がかたまってつき、総苞片は粘る】


【108 ミヤマママコナ〈深山飯子菜〉(ハマウツボ科)深山の林縁や草地に。
                     花冠は紅紫色で花喉の両側に黃色の斑がある】

【109 キソチドリ〈木曽千鳥〉(ラン科)深山~亜高山の針葉樹林内に】

【109-2 木曽千鳥 - 上部の側花弁が長く伸びて万歳の形になる】

【110 カライトソウ〈唐糸草〉(バラ科)亜高山~高山に。紅色の花序は長さ6-10cm】

【110-2 カライトソウ - 花は先端から咲き始める】


【111 ミヤマアズマギク〈深山東菊〉(キク科)アズマギクの高山型。
                全体に白い軟毛があり茎の先に1個の頭花をつける】


【112 ミヤマクワガタ〈深山鍬形〉(オオバコ科)山地~高山の礫地に。
           花冠は直径10-12mm、青紫色~紅紫色で濃色の条がある】


【113 ミヤマアキノキリンソウ〈深山秋の麒麟草〉(キク科)亜高山~高山の草地や礫地に。
               アキノキリンソウの高山型で、花は直径1.2-1.5cmとやや大きめ】

【114 ユキワリソウ〈雪割草〉(サクラソウ科)山地~亜高山の岩場、湿地などに】

【114-2 ユキワリソウ - 花冠は直径約1cm、紅紫色で中心は黄白色、
                       5深裂し、裂片は更に2つに裂ける】

【115 シモツケソウ〈下野草〉(バラ科)低山~亜高山の日当たりの良い草地に。
        花は紅色で直径約5mm、花弁は4~5枚。葉は掌状に5~7深裂】


【116 シラネニンジン〈白根人参〉(セリ科)北海道・本州中部以北に。
           複散形花序に白い花を多数つける。葉は2~3回羽状複葉。】

【117 ミヤマムラサキ〈深山紫〉(ムラサキ科)亜高山~高山の岩場や礫地に】

【上の画像を拡大しました -花冠は直径約8mm、淡青紫色。喉に黄色い鱗片がある】

【118 ホソバツメクサ〈細葉爪草〉(ナデシコ科)高山の砂礫地や岩場に】

【上の画像を拡大しました -花は直径5-6mmの星形。葉は細く線形で先が針状。】

【119 タカネバラ〈高嶺薔薇〉(バラ科)亜高山~高山に。枝先に1~2個の花をつける】

【上の画像を拡大しました -花は直径4-5cm。小葉は3~4対で先は円い】

【120 ミヤマウイキョウ〈深山茴香〉(セリ科)高山の岩石地や草地に。葉が細かく切れ込む】

【120-2 ミヤマウイキョウ - 花は白色まれに桃色を帯び、直径1.5-2mm】

【121 ウサギギク〈兎菊〉(キク科)高山の草地や雪田周辺に。あれがそう?(私)】

【上の画像を拡大しました -小さなヒマワリのような花を花茎の先に1個つける】

【121-3 ウサギギク - 花は直径4-5.5cm。ウサギの耳を思わせる葉】


【122 チャボゼキショウ〈矮鶏石菖〉…花後(チシマゼキショウ科)山地~亜高山に。
         花は茎の上部にまばらにつき葯は帯紫色、花柄は長く、横向きに咲く】


【123シナノオトギリ〈信濃弟切〉(オトギリソウ科)亜高山~高山に。
        葉は卵形で全体に黒点。分枝した茎の先に1~7個の花をつける】

【124 タカネシュロソウ〈高嶺棕櫚草〉(シュロソウ科)亜高山~高山の草地に。
     花は暗紫褐色、花被片は6個、長さ5-6mm、楕円形で内側に曲がる】

【125 ヒロハヘビノボラズ…果実〈広葉蛇上らず〉(メギ科)山地に。落葉低木。
                  よく分枝して高さ1-3mになり枝には鋭い刺がある】


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2014年7月30日 八方尾根で出会った花 - その1

2014年08月01日 | Weblog

【84 ハクサンシャジン〈白山沙参〉(キキョウ科)
   ツリガネニンジンの高山型。花は2~3段に数個ずつ輪生する】

【85 オヤマソバ〈御山蕎麦〉(タデ科)高山帯砂礫地に。花や実がソバに似ていることから】


【86 ネバリノギラン〈粘り芒蘭〉(ノギラン科)山地~高山の湿った草地や砂礫地に。
                花茎の上部や花序、花の外側は粘る。花は黄褐色の壺形】


【87 ハッポウウスユキソウ〈八方薄雪草〉(キク科)八方尾根特産種。
      ミネウスユキソウの変種。葉が細く40゜~60゜に斜上してつく】


【88 ミヤマコゴメグサ〈深山小米草〉(ハマウツボ科)
   花冠は唇形で白に紫色のスジが入り、中裂片に黃色の斑点がある】

【89-1 イワシモツケ〈岩下野〉(バラ科)岩場に生え花がシモツケに似るところから】

【89-2 イワシモツケ - 枝先に白い5弁の花を散房状につける】


【90 キバナノカワラマツバ〈黄花の河原松葉〉(アカネ科)花は葉腋に2~5個ずつつく】

【91 ミヤマタネツケバナ〈深山種漬花〉(アブラナ科)茎の先に白い花を2~6個つける】

【92 タカネイブキボウフウ〈高嶺伊吹防風(セリ科)蕾は紅紫色で開花すると白くなる】

【93 オオコメツツジ〈大米躑躅〉(ツツジ科)花は筒状の漏斗形で先は4裂する】


【94 オオカラマツ〈大唐松/別名コカラマツ〉(キンポウゲ科)亜高山から高山に。
                    果柄はアキカラマツより長く、長さ1-5cmになる】


【95 ヨツバシオガマ〈四葉塩竃〉(ハマウツボ科)
   高山の草地に。葉はふつう4枚が輪生し、4個の花が幾段にも咲く】


【96 イブキジャコウソウ〈伊吹麝香草〉(シソ科)山地帯~高山の岩礫地に。
   小低木で茎は地を這うように広がる。花冠は紅色で長さ5-8mmの唇形】

【97 ミヤマダイモンジソウ〈深山大文字草〉(ユキノシタ科)高山の湿った岩場や草地に】


【98-1 タカネナデシコ〈高嶺撫子〉(ナデシコ科)高山の岩礫地に。全体に粉白を帯びる】

【98-2 タカネナデシコ - 花弁は紅色で2/3位まで細かく切れ込む】


【99-1クモマミミナグサ〈雲間耳菜草〉(ナデシコ科)北アルプス北部特産種】   

【99-2 クモマミミナグサ -花は白色の5弁花。花弁は1/2位まで裂ける 】

母種のミヤマミミナグサとしたところ、
「ミヤマミミナグサはもっと切れ込んで花弁の先がとがっています」と、MAKIKOさん。

【100 ミヤマハンノキ〈深山榛の木〉…果穂(カバノキ科)深山や高山(白山以北)に】


【101 タカネアオヤギソウ〈高嶺青柳草〉(シュロソウ科)亜高山~高山の草地に。
   花は黄緑色で直径8-10mm、花被片は長楕円状の倒被針形で長さ約5mm】


【102タカネマツムシソウ〈高嶺松虫草〉(スイカズラ科)
    亜高山~高山の草地や礫地に。母種より草丈が低く大きめの花が咲く】


【103 タテヤマウツボグサ〈立山靫草〉(シソ科)亜高山~高山の草地に。
         上唇は兜状、下唇は3裂して中央の裂片は更に浅く裂ける】

【104-1 ムシトリスミレ〈虫取菫〉(タヌキモ科)亜高山~高山の湿った岩場に】

【104-2 ムシトリスミレ…スミレに似た食虫植物。花は青紫色で基部に距がある】


【106-1 ハッポウタカネセンブリ〈八方高嶺千振〉(リンドウ科)高山の蛇紋岩地に】

【106-2 ハッポウタカネセンブリ - 花は淡紫色で濃紫色の斑点があり、
            花冠の裂片は長さ3-4mm、萼片より長いことが特徴】


【106-3 ハッポウタカネセンブリ - ミヤマアケボノソウと思いましたが、これも!】

「花被片に濃紫色の斑点のないものが稀にあるそうです」(MAKIKOさん)

【107-1 キンコウカ〈金黄花・金光花〉(ノギラン科)山地~高山の湿原や湿地に】

【107-2 キンコウカ - 6枚の尖った花被片は金色の光を思わせる】


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