今日午後3時40分、外気温は1℃。冷たい風が吹いていましたが、時節柄これが普通と思いました。
筋金入りのお話です。
昨日23日、9月に1時間ほど話した人と会うことになりました。
大体の約束をした時間にその人は、
「県立図書館では、2階にいます。
①文書館(階段を上がったところ)奥のテーブルで古絵図を見ているか・・・
②2階奥の郷土資料コーナーにいるか…
③2階カウンターの所でコピーをしているか・・・
④2階書棚を漁っているか・・・
のいずれかをしています」。
その人とは、2年前に長登で出会って1時間以上話したのに、9月の再会時に私は言われるまで全く覚えていなかったのです。(その時の花の話をされたら、当時の状況を正確に再現できましたけど)
そうなんです。私は、普通の人には考えられないほどの、筋金入りの「顔を覚えない人」なのです。
さあ、困りました。大勢の人がいる広い図書館で、顔を覚えていない人を捜さなければいけないのです。
メールでお願いしました。
「◯時ごろに伺いますので、携帯のバイブレーションに神経を集中していてください」。
外に出てきてくれましたので、無事に会え、用件についての結論も出ました。
別れ際に「これから、人の顔を覚えるために写真に撮ることにしましたから」とお願いしたところ、筋金入りを身をもって体験されたその人は笑って写ってくれました。
秋吉台を歩き始めたばかりのころ、「春に咲く黄色い花の名前が全部分かったら、スッキリするだろうな」と、その年に咲いた順に一つ一つ覚えていったら全部分かるようになり、本当にいい気分でした。
が、人の顔に関しては「花は色も形もそれぞれ違うけど、人間は男女の別だけで、後は若いか歳をとっているかだけだもの。区別できるはずない」と、諦めていました。
それがごく最近になって、私は花をファインダーを覗いて記録してきたから覚えているということに気づいたのです。
というわけで、ホルダー「人図鑑」が私のパソコンにできました。
1290人を目指して頑張りますので、カメラを向けましたら、どうかご協力下さいますよう。
さて、分類をどうするか・・・。
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