花期は3月下旬。
日当たりのよい山地~丘陵に生える落葉低木~小高木。雌雄別株。株立ちになる。崖地や傾斜地では高さ2mほどだが、立地がいいと高さ3~4mとなる。
葉は互生。葉身は長さ8~15cmの長楕円形で、ふちには波状の鋸歯がある。
葉の展開と同時に開花する。雄花序は長さ2.5~5cmで無柄。
昨年まで草原では、葉の展開前に開花するサイコクキツネヤナギしか見ていなかったのに、3月24日、小さな葉をつけたヤナギの花序を見つけました。
「葉の展開と同時に開花するヤナギ?」と、葉が生長して形がはっきり分かるようになって見に来ようと、画像を保存しました。
一昨日、様子を見に来たら、サイコクキツネヤナギとは違う姿のヤナギです。
ヤマヤナギと同定でき、今日、日記に書くための画像を撮りに来ました。
06年5月31日 撮影
06年5月31日 撮影
【枝を】
06年5月31日 撮影
【3月に撮った画像です】
06年3月24日 撮影
【上の画像を拡大しました】
06年3月24日 撮影
今、花の形跡が全く見られないのは、雄花だったからです。
【サイコクキツネヤナギの今は】
06年5月31日 撮影
【サイコクキツネヤナギの葉】
06年5月31日 撮影
きょうは、私を取材するテレビ局のスタッフ5名が同行されての1日でした。
10時過ぎに家を出て、先ず、午後には閉じるコキンバイザサを撮り、オオチドメ・アワボスゲの開花確認、日記用のヤマヤナギの画像撮り・・・と、普段どおりの私の行動を取材されました。
ここで終わらず、帰宅してパソコンに画像を移し、モタモタと画像処理をやっているいるところまでつき合われましたから、これ以上恥をかくことはないというほど、自然のいつもの「たこさん」がテレビに出ると思うと、恥ずかしいです。
でも、「時間も場所もご自由にどうぞ。私たちはどこまでも付いて参りますから」の取材は、あらかじめシナリオが用意されている番組作りとは違って、楽しかったです。
放映は、6月6日(火)。
KRY山口放送テレビ「熱血テレビ」(午後4時53分~)の中、とのことです。