見たい花を見つけるのが第一の目的でしたが、残念。また来年?
どんよりとした梅雨空でしたが、久しぶりの『ほかの山』での半日を十分楽しみました。
【①ウメガサソウ〈梅笠草〉 - 林の中で咲くのに、今回も暗い空の下でした】
【①を拡大しました - これでも良いのを選んだのです】
【①を拡大しました - ISO感度400、絞り2.8、シャッター速度1/25】
【②初めて見たつる植物 - タチドコロでした】
【③ササユリ〈笹百合〉】
直前まで雨の予報だったのに、思いも寄らぬ青空さえ覗いた絶好の花散策日和。
角島に来たことがなかった友人と、梅雨なのに願ってもない好条件のもとで、
海辺の花を楽しみました。
【① 何度も撮りたくなりました - テリハノイバラ〈照葉野薔薇〉(バラ科 バラ属)】
【② きょう一番見たかった花 - ハマウツボ〈浜靱〉(ハマウツボ科 ハマウツボ属)】
ほとんどが高さ10cm足らずの小さい株ですが、花が残っていました。
【③ ハマウツボが寄生する植物 - カワラヨモギ〈河原蓬〉(キク科 ヨモギ属)】
河原や海岸の砂地などに生える多年草。茎の下部は木質化する。
【④タネを少し頂いてきました - ハマダイコン〈浜大根〉(アブラナ科 ダイコン属)】
どこの海辺でも見られますが、やっぱり好き。
【⑤オカヒジキ〈陸鹿尾菜〉(アカザ科 オカヒジキ属)】
予め知識をもらった友人Mさんに教えてもらっていたので、すぐに見つかりました。
【⑥海岸生のキジカクシの仲間 - クサスギカズラ〈草杉蔓〉(ユリ科 クサスギカズラ属)】
海岸の砂地や岩上に生える多年草。雌雄異株。
【⑦ハマボッス〈浜払子〉(サクラソウ科 オカトラノオ属)】
まだ花がきれいにさいているのもたくさん。
秋吉台にあるハイハマボッスの名は、この植物からつけられました。
【⑧クルマバアカネ〈車葉茜〉(アカネ科 アカネ属) 】
今回角島で一番初めに目についた草。友人が名前を教えてくれました。
【⑨ハンゲショウ〈半夏生/別名カタシログサ〉(ドクダミ科 ハンゲショウ属)】
湿り気が多い場所で群生していました。
ヨウシュヤマゴボウの仲間かと思いましたが、ドクダミ科でした。
【⑩角島で初めて見ました - フナバラソウ〈舟腹草〉(ガガイモ科 カモメヅル属)】
「今年は花が遅かったので、まだ咲いていると思う」と、Mさんから聞いていましたが、
きれいに咲いていました。
秋吉台のフナバラソウより小型ですが、花と葉は多くて、
ぎゅっと、つまった感じ。
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ササバギンランを見に行くと言う友人Bさんについて行きました。
【①ギンリョウソウ〈銀竜草/別名ユウレイタケ〉(イチヤクソウ科 ギンリョウソウ属)】
登り初めの木陰に残っていました。
【②ミヤマヨメナ〈深山嫁菜〉(キク科 ヨメナ属)】
群生していると聞いていたとおり、あちこちでこんな群落がありました。
昨夜の雨でまだ濡れていました。
面白いものを発見! - 上の画像を拡大しました。
葉っぱについた雨粒に頭花が映っているの?
【③ジュウニキランソウ(シソ科 キランソウ属)ではないかと、Bさん 】
ジュウニキランソウは、ジュウニヒトエとキランソウの交雑種です。
【④タニウツギ〈谷空木〉(スイカズラ科 タニウツギ属)】
比婆山に近づいたころから山頂まで、たくさん見られました。
【⑤ササバギンラン〈笹葉銀蘭〉(ラン科 キンラン属)】
常に先を行くBさんが「あった!」
名前どおりの姿でした。
【⑥イワカガミ〈岩鏡〉(イワウメ科 イワカガミ属)】
山口県内で見てきたのはオオイワカガミ。イワカガミはくじゅう以来の十数年ぶりです。
きょうの比婆山は、これまでと比べたら楽勝の山歩きでした。
帰りに、ほんのわずかな区間ですが、二人が乗った車を初めて運転しました。
こちらも楽勝!
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昨夜の雨は上がったものの、どんよりとした曇り空。
昨年、期を逸して見られなかったヒナランを撮りに友人と来ました。
今年初めての蒸し暑さで、私は登るのがやっとでしたが、友人が見つけてくれました。
【ヒナラン〈雛蘭〉(ラン科 ヒナラン属】
樹林下の岩上に生える。
茎は高さ5~15cm、やや斜めに立つ。
6~7月、淡紫色の小花が10~15個、一方に偏ってつく。
葉は茎の下部に1個つき、長楕円形~広披針形。
暗かったのでJSO感度800にしたこともあってか、画像は全滅。
手を加え、今の私が出来る限りですが、何とか見られる画像にしました。
また来年ね!
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