秋吉台に野生状態で生えているキクを目にしても、同定は難しくて、
昨年までは種名をシマカンギクとノジギクの2種にし、
それも、どちらも雑種だろうということにし、考えないことにしていました。
でも、今年、キクの仲間に関心が出てきて、
ニジガハマギクとノジギクを友人に頼んで見せてもらいました。
先ずはニジガハマギク。
【光市虹ヶ浜で - 国道沿いの斜面に大きな群落を作っていました】
【ニジガハマギクは、シマカンギクとノジギクの自然雑種とのこと】
【花は黄色が多く、ところどころに白花も】
9時半過ぎ、雨が上がったばかりなので頭花はどっぷりと水を含んでいます。
「先にノジギクを撮って、帰りにニジガハマギクを撮ろう」と、友人。
【午後2時20分ごろ、通り雨のようなのが降ってきたのでしばらく待った後です】
【総苞 - 片は4列に並んでいますが、外片の形がシマカンギクとは違いました】
【花が終わりになると、こんな色に変色した舌状花も見られました】
【葉は3~5裂する - 葉形は変化が著しく、識別ポイントにはなりにくいとのこと。】
【白色の花は、きれいに撮れませんでした】
【総苞は - この個体はノジギクに近い雑種と思いました】
ニジガハマギク
自生地の東の海岸にはノジギクが、西にはシマカンギクが分布する。
開発される以前には、現在のニジガハマギクの自生地に、
シマカンギクとノジギクの自生地が接していたのだろう。
群落中にはシマカンギクと同定できる個体も含まれ、
一方、市街地が近いだけに、イエギクがからむ可能性も否定できない。
- 日本の野菊(いがりまさし)
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