イガガヤツリ〈毬蚊帳吊〉(カヤツリグサ科 カヤツリグサ属) 花期は8~10月。
球形の花序がクリのいがのように見えることによる。
海岸近くの砂地や草地に生える高さ10~40cmの多年草。
茎はかたくて叢生する。
葉は茎よりずっと短く、幅2~3mmの線形。茎の先に花序より長い葉状の苞が3~5個あり、その間に赤褐色の小穂が頭状に集まって球状の花序を作る。
ときに5cmほどの枝を出し、その先に球形の花穂をつけることもある。
小穂は長さ1~2.5cmの扁平な線状被針形で、
15~40個の小花が2列に並んでつく。
台上でカヤツリグサ科を撮っていて、新しくイガガヤツリを見つけました。
ここで今咲いているのは、メマツヨイグサ・オオイヌタデ・ケアリタソウ・コヤブタバコ・コバノセンダングサ・コニシキソウ・メヒシバ・カヤツリグサ・コゴメガヤツリなど。
06年8月17日 撮影
高さ30cmほど。とてもかたい茎が群がって出ていました。
【1つの茎を】
06年8月17日 撮影
「小穂は茎頂に多数がたばになってつくが、
ときに1~3本の枝を出し、その上にもつく」
【上の画像を拡大しました】
06年8月17日 撮影
【さらに拡大しました】
06年8月17日 撮影
「小穂は先がとがり、長さ1~2.5cm、扁平で赤褐色、15~40花よりなる」
イガガヤツリは、主に海岸に生えるカヤツリグサの仲間ですが、
ここを整地するために運び込まれた土に混じって入ってきたのでしょう。
見た感じから、気候が合わないためになくなるとは思えないのですが、
秋吉台の気候が合えば、今1株だけのイガガヤツリが増えていくのでしょうか。
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