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★第2回公明党奄美地方集中豪雨対策本部会議を開催★

10月26日11時より、第2回公明党奄美地方集中豪雨対策本部会議を開催しました。

政府の対応について説明を伺った後 、現地に行った党側より現地報告を行いました。



被害の状況が未だに完全に把握できない理由は、道路と通信の遮断によります。
また、今回の豪雨により土砂・水が集落を襲った理由は想定を超えた雨量の問題だけでなく、不十分な、又は老朽化した治山治水対策および堤防・国道等のかさ上げにより集落が相対的低地となったことに拠ります。

政府に対して、奄美の皆様への生活支援を行うとともに、奄美の治山治水および交通体系・通信体制を抜本的に見直し、災害に強くかつ安心できる街に復興できるよう要請を行いました。

また高齢者が多い地域であること、小さな自治体が対応していることに留意するよう求めました。

政府は国が現地対策本部を設置することにためらいを示しましたが、全く民主党政権の危機管理能力の無さが伝わってきます 。

山も川も道路も応急措置がなされただけで二次災害の危険性は変わらず台風も接近しています。
あらゆる事態を想定に入れるべきであると強く要請を行いました。

なんとしても奄美の皆様のお役に立てるよう頑張って参ります。

週末に奄美を伺います。


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★集中豪雨により被災した奄美大島へ参りました③★

(メールマガジン59号です)

あきの公造です。

10月24日(日)は大和村、旧笠利町、奄美市を中心に回りました。

大和村は奄美市とのアクセスが遮断されたため、透析患者を船で名瀬に移送しました。
一方でその船は波の高さに引き返さざるを得ないこともありました。

川の氾濫よりも山頂周辺の山崩れによる土砂が流れ込み、村職員による山崩れ箇所の掌握は山中を徒歩で行う過酷なものでした。
あわせて被害箇所が多く復興へ向けた査定の準備に係る技術者等の人手不足は深刻でした。

国・県は市町村の復興計画作成のための人的支援を間接的にでも行えないものでしょうか。

奄美市知名瀬では集落の約1/3が床上浸水という被害を受けました。



若いボランティアの方も応援に入り、畳などが運び出されていましたが、一方で通常人が住んでいない家屋については、匂いの問題だけでなく、今後集落全体として行う消毒作業等の衛生上の問題が残されています。

山から流れ込む水が川からでなく直接集落を襲い、その勢いで集落の周りにある堤防を崩落させ、川や海に流れ込んだとの話を伺いました。

これまで見てきた堤防の崩壊は川の流れ等の堤防の内側からの力によるものであり、地域により全く状況が異なることを痛感しました。

旧笠利町においては、堤防および堤防に沿って走る国道のかさ上げ工事により相対的に低い位置となった集落が被害を受けた場所に行きました。
これは全国的なことであり、かさ上げの計画段階で対応すべきであると思います。

笠利町佐仁にも山崩れにより川がせき止められ、水が下流を目指さずに集落に流れ込んだ地域がありました。
土嚢を積んで川の流れを元通りにしていましたが、徹底した再整備が必要と思います。

奄美大島を災害に強い島とせねばなりません。
一日も早い安心の町づくりのためには、激甚災害指定を政府は支援すべきです。
また、復興に当たっては地域の実情を反映させるために、地域自身も主体的によりよい復興計画を作成せねばなりません。
農業、畜産業も被害を受けていることに留意すべきです。

奄美の皆様のお声を届けに上京し、また来週末、奄美に伺いたいと思います。


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★集中豪雨により被災した奄美大島へ参りました②★

(メールマガジン58号です)

あきの公造です。

10月23日(土)は龍郷町を中心に回りました。
マスコミでは余り取り上げられていないようにも思いますが、甚大な被害を受けた地域です。



今でこそ復旧の過程に入りましたが、龍郷町円地区は県道も林道も通行止めとなるだけでなく、電話も不通となり完全に孤立しました。
平時から携帯電話に頼らない防災無線の整備が重要です。
完全に孤立した中を川が溢れ、床上浸水に襲われました。

議長に案内された河口には切り立つ山に土石流の痕が見え、万が一、山が崩落すると、河口が埋まり川の水は再び地区を襲う可能性を感じました。

夜間に備えてライトの整備も必要とのお話を伺いました。
海沿いを走る県道もアスファルト面下の土砂が海に流出し、通行可能な状況とはいっても危険な状態です。
道路の整備は迂回路も含めて行うべきと痛感しました。

また戸口地区も堤防が決壊し、地区を土石流が襲い、多くの家が床上浸水の被害を受けました。
水の力で堤防が壊れ、民家の塀が倒れ、道のアスファルトが完全に剥がれました。

床上浸水とは家屋内の物がずぶぬれになるだけでなく、畳も剥がさねばならず家に寝ることも出来ないことを意味します。
そのために家に帰ることができない方がいます。
富山区長とこたり橋から戸口川の上流を眺めると、山の赤い地肌がずれていることを教えて貰いました。
雨が降り崩落が起こると、この川の水が再び地区を襲うのではないかと心配になりました。
それでも土日のためかボランティアの方も多く入り、床上浸水の地区を整理して下さっていました。

川畑町長より、この地域には「結」という組織があり、地域が住民を把握し、助け合う土壌があることを教えて頂きました。
戸口地区の富山美樹区長も区長として地区の皆さんに声をかけながら励ましていました。

富山区長について、地区のメインロードを泥だらけになって紹介してもらいながら、励ましのお手伝いをしました。

孤立しながらも海保に応援を求め、透析患者を掌握した上で、船で無事に運んだことも地域力の現れでしょう。
マスコミに注目されない所でも奄美の皆様は頑張っています。

今朝は眩しいまでの太陽に青い空が見えました。

本日も奄美の皆様の元へ参ります。


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★集中豪雨により被災した奄美大島へ参りました①★

(メールマガジン57号です)

あきの公造です。

22日の朝5時に名瀬港に着く定期船にて奄美大島に参りました。



奄美の集中豪雨による被災は想像を超えるものです。
被害の甚大な奄美市住用町を中心に奄美市内にお見舞いを申し上げるとともに現地状況の把握に走りました。

避難所へ着の身着のまま避難なさったたご様子が窺え、毎日の薬さえも持ち出せない状況であり、気が張って食事が通らない、眠れないと話をされるご婦人方に多く出会いました。

奄美体験交流館への避難は薄い毛布に100歳を超える方を寝かせなくてはならないという状況であり、医療・福祉の方を中心に真心からのケアがなされていました。

今は人の介助を必要とする弱者を安全な場所に移動させることに全力投球すべき時期です。
炊き出し等も行われていますが、断水だけでなく補給路が寸断され食事を確保することが困難な状況では今後の食事の確保は重要事項です。

一方、川は土砂で埋まり、道路が川のように変わり水や土砂が低地の集落に流れ込んでいます。
土砂崩れにより川の向きが変わり、一瞬で土砂が流れ込んだ施設には、テーブルの上に途中の食事が並べられたままになっていました。
川の堤防がえぐりとられ、堤防の土砂が川に流れ込むことによって道路下が空洞化し、陥没の可能性がある場所がたくさんあります。
今後さらに雨が降るのならば、がけ崩れなどとあわせてこのような二次災害の可能性は考えておかなくてはならず、今後復旧作業と二次災害の可能性がある場所の補修が急がれます。

また道路が寸断されています。
復旧作業は道路を閉鎖して行わなければならず、その両立は困難な状況です。
さらに何よりも今回の復興が困難な理由は停電および電話不通による情報が遮断された環境です。
私も住用町でその不便を痛感しました。

国・県は地元行政が被害の全容を完全に把握できない状況であることに留意して支援を行う必要があり、だからこそ、現地に足を踏み入れることが重要です。

お会いした奄美の皆さん方はおっしゃいました。
「奄美は今こそ変わるべき時。」不安を隠そうと気丈なまでに振舞われる奄美の皆さんの思いに応えるべく、本日も奄美を回りお見舞い申し上げるとともに、週明けの党復興対策本部にてどこよりも早く対応策を協議してまいる予定です。
改めて奄美の皆様に心からお見舞いを申し上げます。

※当日の詳細は23日付の公明新聞1面でも掲載しております。

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★母校(長崎大学)で講義をして参りました★

母校・長崎大学医学部の3年生に客員教授として「血液製剤の安全対策と適正使用、国内自給の推進」をテーマに特別講義させて頂きました。
約100名の学生さんが受講して下さいました。
100枚を超えるパワーポイントを準備しましたが、半分位しか説明できませんでした。



講義終了後、かつて私の学位取得の面倒を見て下さった講義担当の大津留晶准教授より下記のあたたかいメールを頂きました。

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「学生のレスポンス読みましたが、先生の熱意にうたれた学生が多く、とても好評でした。やはり個々の各論的な基礎講義・臨床講義と違う視点の講義で、学生達も考えるところが大のようでした。・・中に3名ほど、質問の返事を期待している学生がおります。」
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少しでも母校のお役に立てれば本当に嬉しいです。



詳細は10月21日付の公明新聞にも掲載されております。


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