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参議院議員 あきの公造(福岡県選挙区・3期) 公式ブログ/医療・福祉・平和のスペシャリスト 

医療・福祉・平和のスペシャリストである参議院議員あきの公造(福岡選挙区・3期)が、健康ニッポンを造る。

★本田貞勝氏『長崎奉行物語』発刊記念祝賀会★

2015-02-28 17:24:53 | 日記
本田貞勝長崎外大客員教授による『長崎奉行物語―サムライ官僚群像を探す旅』の発刊記念祝賀会。

各界より発起人の皆様。

来賓のご挨拶というカタチで本田先生より厳しい訓練を受けることとなります。

長崎奉行を知ることは、長崎の歴史を知ること、日本を知ること、世界を知ること、の件は、『長崎奉行について概観すると、当時の長崎を俯瞰できる、日本を俯瞰できる、世界を俯瞰できる』とのご主旨でしょうか。120人を超える歴代の長崎奉行から長崎の普遍性を紡ぎだし、長崎のありようを未来にわたり示す教科書であると申し上げました。

私の母校・長崎大学医学部の淵源は長崎奉行所の西役所に遡ります。長崎海軍伝習所の教員に軍医・ポンぺ先生が含まれていることを知った松本良順先生が長崎を目指したことから日本の医学は萌芽します。当時の岡部駿河守長常の尽力で医学伝習所は分離され、井伊大老の命により海軍伝習所の教員が帰国してもなお、ポンぺ先生は長崎に留まり後継の育成を行うことができたことは日本の医学の発展に貴重な史実でありました。しかし、次代の高橋美作守和貴が結果として政治的圧力をかけてポンぺ先生が帰国せねばならなかったことを考えると、同じ権力が存在してもそれを用いる官によって結果が異なることを思い知らされます。私が語れるのは史実のみ。そこから紡ぎだされる智慧の普遍化は本田先生の本の中に。

感動的なざっくばらんな本田先生のスピーチが皆様の心を弾きつけます。

高田勇元知事による乾杯。

この教科書から何を学び、何を果たしていきましょうか。

長崎大学医学部の前身・医学伝習所ありてこそ、同時代の梅毒との戦いに医学が役に立てたように、

エボラ出血熱を含め、感染症の克服を目指す母校に誇りを持ちます。

ピロリ菌除菌の保険適用を実現したことを先輩たちは喜んで下さるでしょうか。

医学も防災も命を守ることが目的。

襟を正して過去の歴史に学びたいと思います。

重版も決まりました。

英訳という方向性も打ち出されました。そうです。

長崎外大の本田客員教授が発刊した本ならば、

日本の学生の皆様に、海外からの学生の皆様に、世界の皆様に読んでほしい本です。


【あきの公造 公式HP】
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