抵抗をなくす

夜、料理中に、あ！そうか！って腑に落ちたのが
自分の向かう方向を、神に委ねるということ、なんです。
それが感覚的に理解できた、という感覚です。
感覚なので、言葉では説明が難しいです。

人間なので肉体があり、痛みや恐れや欲や、いろんなものが付随しています。
なので、ジタバタするんですね。
体と心と魂の一体化といっても、頭ではわかっても体が抵抗をします。
私の場合は特にね。
だって、怖いものは怖いんです。
痛みも手放すことは難しいです。
欲も然り。

その料理中に感じたのが、手のひらに私の体と心を乗っけて
天に差し出すというイメージです。
はい、どうぞ、ってね。
こんなジタバタしている私ですけど、どうぞ使ってやってください
みたいな。

私は肉体を持っていることにかなりの負担を感じていたようです。
昔から痛がり怖がりだったしね。
注射なんか、ひ～！だったし、ちっちゃな怪我で少しの出血でも
大騒ぎしてた記憶が・・・。

そういう肉体の傷だけではなく、心に対しても傷つくことへの恐れは
きっとたくさんあると思う。
恥ずかしいとか、変に思われたくないとか、笑われたくないとか・・・。

そんな抵抗がてんこ盛りにあるような状態では
この先に進むためのエネルギーに対して
きっと全力で阻止していたのかもしれない。
電気も抵抗があると流れないしね。

肉体を持って生きているうえでどうにもならない痛みへの恐怖。
今までの人生を振り返ると、そのあちこちで戦っていたし
抵抗もしていたと思う。
何で私はこんなに怖がりなんだろう、って
小さい時から思っていたし。
ボールが向かってくると怖くて、打ち返すことなんか無理だったし
鉄棒をくるっと回るのも怖くてできなかったし
ジャングルジムの高いところに登るのも無理無理だった。
そっか～私は人一倍怖がりだったんだ～。
大人になって色々克服できたと思ったけど
根っこに残っていたのね。

だから、こんな怖がりの私の肉体そのままを天に差し出してみよう
と思ったのです。
そうすることで、ハイヤーセルフとの共同ワークが進んでいくのでしょうね。

怖がりを克服するのを待っていたら、永久に無理かも。
そんな差し出すイメージが強くできたのでした。