カッキーYAMA   akihiko tange

手始めに、日常的なことを気の向いたときに載せていくつもり。

Taiwan 台湾へ旅行 april2015  台南の街 

2015-10-16 | エッセイ

taiwanの南の街である「台南」へ行ったときの動画があったので載せておくことにした。
台南へは高速鉄道(新幹線)で台南駅まで行き台鉄に乗り換えて、すぐ近くの台鉄台南駅で下車。
台北から一気に南へ下ったので、暑さに朦朧とした記憶がある。
とにかく街を歩いて回った。一時下車のつもりだったのでそれほど時間はなく、1、2時間くらいだったと思う。
アジアの南の街独特のどこかとりとめのない雑然とした感じを台南の街には受けた。それは僕にとっては好ましいものだった。
・・・しかし、暑かった。歩いているのが嫌になった。が、とにかく歩き、台湾最古の孔子廟と言われる廟を観たりした。
途中レストランですきっ腹を満たしたり・・・。暑くてヒーヒー言いながら歩いたことしか覚えていない。


確か孔子廟のすぐ脇にある木にいたリスだと思う。




これも孔子廟の前の広場的スペース、池や運動する場所もあって、運動会が開かれていたと思う。
ジャージを着た若者たちが多く参加していて、日本の運動会の風景と同じだと思った。



台南からさらに鉄道で高雄に向かった。本当はここは海岸づたいにローカルバスでもあれば海を見ながら行きたかった。
それで、どんなバスでもいいからないかと、駅のインフォメーションや、
混雑するローカルバスのロータリーにいる切符を扱う威勢のいいサングラスのお兄さん、お姉さんなどに、
いろいろ訊いたのだが、結局、駅のインフォでの情報通りバスはなく、鉄道を使うのが早くて楽ということが分かっただけだった。
それで仕方なく鉄道にて高雄到着。ローカルバスでもあるといいのだが・・・。

高雄からは、墾丁まで長距離バスを使う。まあ、ここで海は観られたから良いとせねば。
乗り継ぎの時間はそれほどはなく、慌ただしく乗客たちが乗り込んで出発。
高速をしばらく走ってから一般道へ出、海などが見られた。
動画はその時の高速からの車窓の景色。
コンテナや団地など日本の風景とあまり変わらない景色が続いていた。


この時ちょっとした、記憶に残ることがあった。
「言葉、もどかしさ」という感じ・・・。
高雄始発のバスステーションで、この長距離バスの出発間際になってバスの脇にいる切符確認の係のおっさんに、
トイレはどこかと訊いたのだ。切符は既にカウンター窓口で買ってあった。
他の乗客も待合の長椅子に何人も出発時間を待って腰かけている状態。
トイレへ行きたかっただけなのだが、そのおっさんは目を丸くして台湾語で僕に訊き返した。
もちろん何を言っているか分からない。かつての「欣ドコ」の次郎さんのような顔だった。
「お前は、トイレ付きのバスに乗りたいのか?バスのトイレがそんなに大事なのか?」
「腹具合でも悪いのか?」とでも言っているのかと思った。
どうも勘違いしているようだった。
目を丸くしてもう一度訊き返したりしていた。
そんな大事じゃない。
間際の「トイレ付きバス要望の男」などと少しからかわれている気もしたが、
とにかく、即、便所行きたし・・・・。

そのバスにトイレなどというものはもちろん付いていないし、
切符を持った人々が今や遅しと待機している。
そのおっさんとはどうも意思疎通が難しそうだった。
「こちらたった今もよおして便所に行きたいだけ。便所どこ?」
こんなことが慌ただしい中で伝わりにくいのである。
訊く相手を間違ったようだ。でも勘で便所の場所を訊いているとは思わないか?、ふつう・・・・。
で、おっさんをほっといてカウンター窓口のお姉さんのところへ走り、「便所どこ?」と訊いたら、
「あっち。」
指さして、それで終わった。・・・・まったく。
用を足して出てきたら、あっという間にバスは出発。
そのバスからの景色です。




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