何かで、blogのカテゴリーを閲覧していたら、非常に多くのカテゴリーが思いつかれ、かつ書かれていることに軽いめまいを覚えた。世の中、お酒好きは、あまたいるらしく、酒の種類だけカテゴリーがあると言ってもよいくらいだ。ウォッカという項目があり、若い女性らしき人が書いていたりする。意外な感じがするが、考えてみれば、癖がない酒だし、何かを混ぜてカクテルにして楽しんだりもするのかもしれない。オンザロックにしても旨いと思うが、それにレモンをざっくり切って絞れば、柑橘系の香りと少しばかり強い酸味が加わってとても旨く、味わえる。
その昔、作家の開高健だったかが、その著書の中で、ズブロッカのことに触れていた。確か彼は、旨い酒は何故か水に近づいていく、というような事を書いていて、そこでズブロッカに触れていたと思うが、とても水のようには思えないし、ずいぶん以前に読んだものなので、記憶違いもあるかもしれない。ズブロッカは好きで、時々買ってきて飲む。瓶の中にバイソングラスという、一本の草が入っていて、その色がウォッカに滲み出、綺麗な薄緑色をしている。ポーランドの草原で牛が食べる、その草であったと思う。コップに注ぎ、少しだけ口に含むと、かすかな草原の香りと、ウォッカにほんの少しだけ、まろみととろみ、ほんのすこしだけ、がついた味わいがする。キンキンに冷やして飲むと、いつも旨いものだなと思う。
その昔、作家の開高健だったかが、その著書の中で、ズブロッカのことに触れていた。確か彼は、旨い酒は何故か水に近づいていく、というような事を書いていて、そこでズブロッカに触れていたと思うが、とても水のようには思えないし、ずいぶん以前に読んだものなので、記憶違いもあるかもしれない。ズブロッカは好きで、時々買ってきて飲む。瓶の中にバイソングラスという、一本の草が入っていて、その色がウォッカに滲み出、綺麗な薄緑色をしている。ポーランドの草原で牛が食べる、その草であったと思う。コップに注ぎ、少しだけ口に含むと、かすかな草原の香りと、ウォッカにほんの少しだけ、まろみととろみ、ほんのすこしだけ、がついた味わいがする。キンキンに冷やして飲むと、いつも旨いものだなと思う。