カッキーYAMA   akihiko tange

手始めに、日常的なことを気の向いたときに載せていくつもり。

11月17日のこと

2014-11-20 | エッセイ

今度は11月17日のこと。夕方、陽が落ちた頃、外を歩いていた。木々が多くある場所で、いつも鳥の鳴き声などが聴こえてくる。この時は頭上の木の中から聴きなれない「ぐーゎっ、ぐーゎっ」という低く、くぐもった鳴き声がした。変わった鳥に違いないと思った。姿は見られない。少し待った。一羽が木から飛び出た。夜空に飛んでくれた。もう一羽いたようで、それは枝近くでばたばたしているようだった。飛んでいる方の姿を見て驚いた。フクロウだった。夜空を飛ぶ影に丸い顔。羽根の先も手の指のようなかたち。どこかひょうきんな感じ。ゆっくりと飛んで行った。こんなところにまだ野生でいるということに驚いた。フォトは撮れなかった。





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