今朝、早く目が覚めてしまった。5時ごろ。ろくすっぽよく寝てはいないのではあるが起きてしまったのである。老化の一種、現れか・・・。
以前は時間があればどれだけでも寝ていられたのだけれど。
起きてぼんやりしていると、冷え込みが一段と厳しいことに気が付いた。今、時計の針はだいぶ回り、午後の3時。少し日が照って心なしか暖かい。コキアを観に行ってからの数日の冷え込みは例年の11月並みということだそうで、こちら早くも暖房などの冬支度をせねばならないかと思ったりしているところだ。我が国の冬の代名詞、「鍋」はもう夏が過ぎた9月頃から食べ始めてはいる。野菜や肉などあまり考えずに豊富に摂れるし、何回でも湯を継ぎ足しては連日食べられるので、自分としては定番のメニューなのだ。
時々思うのだが、カレーというとインドという外国の何か特別な料理という印象を受けるのだが、あれはもうほとんど鍋料理なのである、和風に言えば・・・。大変美味しくスパイスの効いたスープ、鍋なのだ。外国のあまたあるスープというやつももうほとんど「鍋」で包括できてしまうのである。すき焼きだって鍋と言えば鍋なのだ。かの国、インドでは毎日店先でカレー番の男が前の日の濃厚圧縮カレーに水を継ぎ足しまたスパイスを入れてはその日のカレーを作っていた。よくそんな旨味の増したカレーを食べたものだが、時としてそんなことをしているうちに恐ろしく時間が経ちカレーの中の油分がさすがに悪くなって、食あたりを起こしてしまう客もいたりした。
大根を煮たスープ、これが旨味がよく出ているのだ、これに昨夜はうどんを入れてアツアツで食べた。少し冷え込んだ夜に水戸で買って来た日本酒を味わいつつ、食べた。
茨城では他に肉味噌もお土産として買った。自分だけのことなのでお土産など何でも良いのではあるがこれもまた美味いのである。炊き立てのご飯に乗っけて食べている。コキア、寒さ増して今また一段と赤く色づいているのだろうと思う・・・。