カッキーYAMA   akihiko tange

手始めに、日常的なことを気の向いたときに載せていくつもり。

夢の話 

2014-11-29 | エッセイ

夢の話をしたいと思う。夢と言っても、実現すべき夢、それに向かって邁進する夢という夢のことはよく自己実現しつつある人によってメディアなどで語られるが、ここで僕が言っているのは、寝ているときに見る夢のことだ。だから高尚な話にはそもそもならない。
僕の見た夢の中で、何か鼻がムズムズとするというのがあった。鼻の穴の少し中辺りが痒いのだ。それで指でそこを掻こうと鼻の穴に指を入れようとすると、鼻毛が少しだけ出ていることに気が付いた。夢の中での話である。そこからが実に変なのだが、その鼻毛を取ろうと指先で少し引っ張ったのだ。数本・・・。するとどうしたわけかズルズルとそれにつられて鼻毛が鼻の穴から出て来るではないか。どうしたことだと掻き出し掻き出しするうちに鼻の穴いっぱいに溢れるように鼻毛が出た・・・というたわいもない話。夢の中で、その鼻毛の束をつまんでみた。豊かなくらいボウっと出ていて、つまみ甲斐があるほどだったという、ばかばかしくも変な夢だった。つまんでその豊かさに感心したところで目が覚めた。怖くて飛び起きて、ああ、夢で良かったということもあるけれど、この時は目が覚めて、なんなんだ?としばらく戸惑った。現実には僕は、鼻毛は小さなはさみで切っている。差し込むと綺麗に丸ごと切れる優れものグッズもあるらしい。鼻毛切りなぞ、なるべく楽して済ませたいものの一つだ。






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