◆京都を2年前に歩いた時のことをblogに載せようとして、既にほとんどそれが記憶から抜け落ちていることに気付く。撮ったフォトの連なりである程度、時系列で記憶を追って行くことはできるのだが、実にうわべのことしか出てこない。鮮明なことは断片として残っているだけだし、それはフォトを撮った瞬間のその切り取られた枠の周辺に位置していることが多い。撮っている瞬間は視覚的なもの以外はほとんど頭の中には何も無いし、それは後になっても既にその1枚で表わされてしまっているものだ。その時の旅の印象というものは、周辺のディテールとも言うべきそれら断片によるところの方が大きい。そしてよく思い起こすとそのある一つの断片的記憶は、それを呼びさました1枚のフォトと、時間的にも空間的にも思いのほか離れていることも多かったりする。撮った自分も確かにいたはずなのだが・・・。時が経ち、撮った時の記憶とともに残る1枚というのはほんの一握りのように思う。
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