カッキーYAMA   akihiko tange

手始めに、日常的なことを気の向いたときに載せていくつもり。

甲府の街・part3・故丹下健三の建築・1月2日2010

2010-01-10 | 旅行
                          
      

      山梨文化会館を右手に、歩く。 初詣、武田神社へ。(ケータイフォト)


 1月2日の日に、甲府駅へ着き、すぐに武田神社へ向けてぶらぶらと歩きだした。武田神社へは徒歩で20分くらい。記憶だと10分くらいのような気がしていて最初、二つ前のblogにはそう書いたのだが、地図で調べると2キロくらいの距離があるので、やはり20分くらいは歩いたのだろうと思う。初詣という目的があるので長い道程だとは感じなかったのかもしれない。駅から北へ一直線である。歩き出すとすぐに、右手に山梨文化会館の建物が目に入る。故丹下健三氏の設計になるものである。代々木体育館についても以前このblogに載せたが、なにも今さら丹下健三づいている訳ではない。全作品を見た訳でもない。ただ、やはり、この二つについてはいいなと思うのである。山梨文化会館は、今となっては古いスタイルの建築という感じがするし、規模も特に駅の南側などに、後から建ち並んだ箱ものタイプの建築に較べると、ぐっと小ぢんまりして見える。しかし、甲府を通過するときなどにいつも眺めて思うのだが、その存在感がやはり、あると思うのだ。他の建築物が、あまりに個性が無いからかもしれない。マッスの組みたてられ方の力強さといったものを感じるし、何処か纏まり方が可愛げな感じもするのだ。この築後、半世紀ほども経つ古い建物に存在感を見出す、というのは、他の周辺の新しい建物に魅力が無いと言えば無い訳で、ある意味情けないというか、あるいは時代のどうしようもない流れというか、そういう実感を持つのである。これは、甲府へ行ってこの建物とその周辺の街並みを見てみると分かる。存在感が際立つのは、この他には甲府城跡の石垣。
 山梨文化会館には、山梨放送局やその他、情報メディア関連の企業が入っていて、建物は今も完全に現役で使われている。
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