もちろん部屋は現代的に明るくは出来るのだが、テレビの明かりだけで、もうこちら寝転がってしまっているのだ。この状態で気分良くなんの問題もなく旅気分で飲んでいたのだが、昼間に駆使したスマホの充電をする段になって、気付いた。充電コードの端子が入らないのだ。部屋の明かりをつければいいのにヘッドランプを持ち出し暗がりでコード端末を見た。
間違って端末の形が台形のヤツを持ってきていたのだ。Androidなので平ペったいヤツじゃなきゃならぬ。ああ、くそっ、何度見ても台形だ。ましてやアイホンの複雑なあの櫛状のものではない。端っこのほんのちょっとした形状の違いなのに。だ、台形!
結局、充電ままならず、今日一日はバッテリー残量10パーセンド台を綱渡りするように使ってなんとか間に合わせた。おお、特殊な我がスキルよ!
充電させてもらえる場所も、暇も今日は無かったぞよ。