カッキーYAMA   akihiko tange

手始めに、日常的なことを気の向いたときに載せていくつもり。

日曜・・・、17feb2019

2019-02-17 | エッセイ







今。豆腐屋が外を通って行く。例のピープーという笛の音で分かる。あれがラーメン屋のはずがない。

駅が二つ三つ隣の街から遠征してきているそうだ。もうずっと以前から。いつも昼間、それも雨や曇った日が多い。時として雷が鳴り始めた頃にピープーとのんびりした音でやっていて、雷嫌いの僕には、彼は勇者として通っている。

早朝にその日の豆腐を作り終え、昼間、売りに出ているのだろう。

以前、遠野へ旅した時、朝早く起きて街を歩き、一軒だけ開いている店を見つけ、それが豆腐屋で、美味しそうなので買って食べた事がある。あれは本当に旨かった。ほんのり甘い大豆の香り。

豆腐屋の豆腐は昼頃行くと、もう売り切れていたりする。そういう自分は主にスーパーで、夕方などにパック入りのを買うことが多い。パック入りのものしか知らないと言っていい。夜に仕事帰りの男が一丁買ってササッと帰っているのを見かけることもある。自分も似たようなものだ。夜遅くても買えるからそれもまた好い。酒の肴に。あと厚揚げ、はんぺんなども。




( sea-chanはdrawingのシリーズとして10枚くらいこれから描こうと考えています。よろしくお願いします。)





コメント
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