カッキーYAMA   akihiko tange

手始めに、日常的なことを気の向いたときに載せていくつもり。

千葉へ大旅行 昨日 2016

2016-10-03 | エッセイ


木更津の港





港の海鮮食堂





木更津の駅で





帰り、車の中から









行きに アクアラインで





アクアラインで




 昨日は晴れて気温も上がり、外出気分だった。秋だというのに9月に入ってから晴れた日が続いたという記憶があまりない。秋は台風もやってくる。台風一過で晴れると思っていたら1日かそこら晴れただけで、後はまた秋雨前線とやらで何となくすっきりしない天気だった。昨年も似た感じだった。9月にどこか一つくらい山へ行こうと思っていたら、曇り、雨、で行く日を逃し続け、行ってみようと思ったのは10月に入ってからだった。長雨というけれど9月というのは以前からそんな空模様だったかな?と思う。もっと秋晴れが続いていたように記憶しているのだが気のせいか・・・。

10月になればこれはもう本格的な秋晴れの日々だな、と思いきや今、またかなりの勢力の台風が来ているようだ。晴れた日があまり続かない。スカッとした秋晴れやいずこに・・・。
 そんな中、昨日は久々に、どこかへ行こう、という気になった。久々なので大旅行気分だ。それで頭に浮かんだのが、アクアライン、千葉、という文字。意外と近い・・・、日帰り・・・。以前は東京湾を大回りして行くか、あるいは船で行くか、だったが、今やトンネルや橋を使って車で一気に行くことができる。100年前の人々だったら想像できなかったに違いない。
 川崎から対岸の千葉へ600円ほど払って、あっという間だった。海ほたるは日曜日ということもあって行楽客で賑わっていた。そこで配られていたサービスチケットを手を出して遠慮なくもらい、コーヒーとドーナツのようなケーキのようなもの(実はそれが何であったかもう忘れている・・・、新種の食べ物)をすぐにそのチケットを使って食べ、千葉へ渡り、特に行くあても決めておらず、以前行ったことのある木更津にでも行こうか、と車をそちらへ向けた。
 木更津駅周辺を歩こうかと思ったらすぐに釣り竿片手に歩いている年配者を見つけ、港から堤防への釣り客用の渡船がある、これこれの魚が今は釣れる、などなど話し、港まで歩いてすぐということを聞きつけたときにはもう歩き出していた。本当にすぐだった。10分くらい。海に近いと思ってはいたけれどこんなに近かったか・・・。実際に歩いてみないと分からないものだ。 
 海を見て船のフォトなど撮り、もう帰ろうかと思い始めた。ものの30分も経っていない。それでも良かったのだが、腹も減ったし何か少しだけ食べて行こうとなった。見ると港の際に食べ物屋のテントや土産物屋があって、魚介類が美味しそうだった。スキューバライセンスや釣り客相手のショップなどもあったが、やはりシーズンは少し過ぎたのかそれほど客はいないようで、こちらの食べる方はまだ人がいた。
 魚介類をその場で自分で焼いて食べる店へ入り、そこに並んだものから好みのものをトレイに取る。何を選んだかというと、金目鯛の開き(これはお土産で持って帰って焼いて食べても良さそうだった)、ソーセージ(ソーセージはビールのつまみとしてドイツビールのビヤホールなどでも人気で、かねてより自分も好物としている・・・ビールのつまみとして最高だと思う・・・)、鶏の串焼き、など・・・。そこのおばちゃんが火加減など親切にも調節してくれたりする中、焼き焼き食べたのだが、意外にもこの串焼きの鶏肉がホントに美味かったのであった! 海のものは美味いに違いないと思っていたけれど、鶏肉などもイケるのではと思っていたら、アタリ!であった。ただし、どこの産かは食べるのに忙しくそこまでは訊いていない。もしかすると外国産がも知れないが、食べた感じで近郊の産だったと勝手に思っている。冷凍した感じがしなかったから・・・。千葉というと海にばかり目が行きがちだが、以前車で走った時にずいぶんと陸地がだだっ広く平坦な土地が続くところだなと思ったことがある。道路脇には豊富な野菜畑が広がっていた。大消費地が近くにあるし、もしかすると鶏肉なども良いものがあるのかもしれない。何でもないただの鶏肉だけど、ほんとに美味かった!
 帰りに隣の土産物屋でアサリの加工品を買って帰った。小さな袋に入ったものをふたつ・・・。ひとつは家の近くに住む知人へのお土産用。もう一つはうちで食べてみたが、これもアタリ!だった。アタリのアサリ・・・。ずっと前、10年も20年も前に千葉へ遊びに行ったときに、当時はアクアラインなどなく、フェリーで行き、木更津あたりで港のおばちゃんと母親が何か面白そうに話し始めて、母親がそのおばちゃんの売っている採れたての生のアサリを袋ごと買っていた。帰って食べたそのアサリは美味しかった。千葉のあの辺りというと、アサリが頭に浮かぶのは食べ物への個人的な条件反射のようなものかもしれない。


 

コメント
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