カッキーYAMA   akihiko tange

手始めに、日常的なことを気の向いたときに載せていくつもり。

金星太陽面通過のことなど

2012-06-08 | エッセイ


時間が縮めてあるので動きが分かりやすく、良い映像だと思った。
しかしタイトルが微速度とはどういうことか。早回ししているはずなのだが・・・。

ほう、これが金星か、と黒く動くものを見て思ったが、
金星そのものには夜空でいつもお目にかかっている。


金星の太陽面通過というものがあるというので期待していたが、丁度その時東京は曇り。東京以外のかなりの地域では好天で、見られたそうだ。
クッソ~ッ。
と言いたいところだがそこまでの関心はなかった。
だから心待ちにしていて見られた人は良かったのだろうな、と思うくらい・・・。

昨日か一昨日のTVニュースで、金星の描く軌道について次のように説明しているのを見た。一直線にはならず太陽面に入ってから大きくカーブを描くのです、と言っていた。図も出ていて太陽の中で半円に近いくらいの曲がり方をした図だった。それに加え、地球の自転か何かを説明に入れつつそれについてもっともらしい解説を加えていた。どこのテレビ局だったかは覚えていない。

かなりの違和感を覚えたが、詳しく知らないので、「そうなんだ」と「認識をあらたにした」。

でも、この動画を見ると予想通り直線的に動いている。

宇宙空間で起きることは人間の時空間の感覚を超えているだろうから、そんなに急激なカーブ、加速などは観測上はなかなか見られないもの、ということだと思う。先日の「そらまち」のプラネタリウムでも何となくそういった感覚を持った。

あのTVのニュースの解説者は女性で原稿の棒読みに近かったように思う。そしてどこかそそくさとあわただしく次のニュースへ移ってくのだった。見ている側の気のせいだったか?



天文に詳しくないから惑星の太陽面通過など考えもしなかった。そして「金星」があるのだから理屈を言えば「水星」もあるのかも、と思ったらそういう現象はやはりあるのだった。それも金星よりも頻繁に・・・。水星はあまり話題になったことが無いような気がする。なにごとも頻繁過ぎると、ありがたみが薄れるものなのかもしれない。

要は希少価値、ありがたみ、の問題?

・・・しかし、そのTV番組で、あのグルッと太陽面上でカーブする図を見た人は、この世に多いと思う・・・。





通販などで売られているこの、
カップめんを押さえる
キャラクターグッズには
笑ってしまう・・・。

コメント
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