アカリノートノート

アカリノートのいわゆるひとつのノート的なアレ。

モルツのはなし

2021-09-16 21:43:19 | 日常の



おこーん



さいきん
連絡があったのは

『だれやめ店長』

でおなじみ
アカリノートです



Dareyame






10年前くらいに
たまたま気になり
ふらりと 立ち寄ってから
常連となり
ライブまでさせていただく仲になった
国分寺barだれやめ さん


そんなだれやめの店長さん
(いまは店を閉め故郷鹿児島にいる)
から

数年ぶりに連絡

『モルツが亡くなったよー』

とのこと










モルツとは
だれやめさんで飼っていた看板猫


横顔がウルトラ端整な茶トラで
名前の由来は言わずもがなモルツビール◎







初めて
店に入ったときも

いらっしゃいより先に
『あ!猫が出ちゃうから早く閉めて!』(笑)

ていわれるくらい脱出癖があって


しまいには
入り口に
『猫が逃げるので裏口からどうぞ!』(笑)
とまで書くほど(笑)


(逃げ出したモルツとお客さん総出で
よく鬼ごっこしたなあ(笑))






でも
お客さんがいるときは

順番にお客さんのひざに乗ったり
カウンターをひょこひょこ行き来して
しっかり仕事していたモルツ





わたしのライブ中は
いつも
弦のぴょんぴょん動くのに興味もって
猫パンチで邪魔してきて
みんなで笑いまくったっけなあ



あ、わたしの『ネコはいいな』という曲の
モデルもモルツです!

ライブ中にあまりにも自由に動き回るもんだから
その様子を見ながら
即興で歌ったのが元ネタだったり(笑)










そういえば
そもそも
だれやめさんに 入るきっかけも

初めて店の前を通りかかったときに
店の中のモルツと目があったことで


それまで
barなんか行ったことなかった
若かりしアカリ青年でしたが

だれやめ(鹿児島弁で『晩酌』の意)という店名と
モルツの可愛らしい目に惹かれて
フラッと
入っちゃったのがきっかけ


そのあとの
関わりの深さを考えると

まさしく
招き猫であったのですねモルツ













そんなモルツが亡くなったそうな

あのころ すでに
成猫ぽかったから

けっこう長生きしたのかな




だれやめ店長が仰るに
遺影には
私が当時撮ったモルツの写真を
使ってくださったそうな

なんとも
有り難いことであります

お見送りに ちゃんと加われて
よかったな






お別れは寂しいですが
思い出はしっかり残っているし

なにより
あのだれやめでモルツや店長や
当時の仲間たちと過ごした時間は
確かに今の私を形作っています





心からの感謝と
ご冥福を



モルツー
ありがとにゃー



また
どこかの
路地裏で





ほにゃー
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする