アカリノートノート

アカリノートのいわゆるひとつのノート的なアレ。

キム・ギドク監督の思い出

2020-12-12 21:19:15 | 日常の
おこーん




最近
驚いたのは

『キム・ギドク監督について』


でおなじみ

アカリノートです


Muuu







きのう
韓国の映画監督
キム・ギドクさんが

件の感染症で
亡くなられたということを

ニュースで知りました




ヴェネチア国際映画祭で
作品賞と監督賞どちらもとってらっしゃる方で

暴力や性を題材に
人の業や悲しみを
詩的な映像表現で
巧みに紡いできた
才能あふれる
なかなかに稀有な監督





はじめて
彼の映画を観たのは
15年くらい前でしたか


渋谷かどこかの映画館で

敬愛するミュージシャンの
向井秀徳氏が
劇場で特別ライブするということで
観に行ったときに
やっていたのが

キム監督の『鰐』
(向井氏も監督をリスペクトしていたのだそうな)



ライブめあてでしたが
映画がなかなかに
強烈で
若僧アカリくんのハートに
衝撃が走ったのを
おぼえています



殺風景な町並みや
不器用でどうしようもない
登場人物たちが
なぜか不思議と美しくて

映画って なぜか なんだか
なかなかどうして面白いもんなんだなあ


感じた
とても印象深い体験でありました







まだ
60歳手前だった監督

彼の新作がもう観られないかとおもうと
とても悲しく惜しまれます が


それとともに

やっぱり
まだまだちゃんと
正しく怖がる必要がある
ウイルスなんだな


再確認する

そんなニュースでありました




ご冥福をお祈りします










ほなです

(ちなみに監督の映画、本当に素晴らしい作品ばかりですが、けっこう描写や内容が尖っているので
鑑賞される際にはお気をつけアレ◎)
コメント (1)
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