睡眠とニコチン

2020-11-14 15:35:51 | 睡眠
今だから白状します。
『私は中学2年生の時からタバコを吸っていました』

高校に入って運動部に入り、練習がきつくなって
「これは、タバコなんか吸ってたら持たないな」で一度目の禁煙。

その後20歳になってから再び吸い始め、40歳過ぎて
ランニングを始めるまではずっと吸い続けていました。
ランニングを始めた当初は右手にタバコ、左手にライターを持ちながら
皇居を走り、家の前まで戻ってきたら
「あ~、やっぱり運動後のタバコは美味しい!!」
って感じ。

でもフルマラソンのための練習やもっと良いタイムを出したいと
練習の強度を上げるために再び禁煙。

それ以降は全く吸っておらず、今は吸いたいとも思いません。


そんな事より「睡眠とニコチン」

ニコチンには吸引後にリラックスできる効果があります。
でも同様に覚醒作用も働きます。

それはニコチンがアドレナリンに関与するから。
アドレナリンが出ると交換神経が活発になる
そうすると、覚醒
そう当然眠くなくなります。

タバコを吸う人で不眠を訴える人は吸わない人より
約4倍も。

さらには、喫煙者の入眠時間(フトンに入ってから本当に眠るまでの時間)が
喫煙していない人に比べ14分も遅いと言われています。
(一般の人の平均入眠時間は約17分)
それよりさらに14分長い!!

このニコチン。体内での半減期(その作用が収まる時間)は
平均2時間位。

だからタバコを吸う人は寝る2時間前までにした方が睡眠のためには
良いですよ!

もちろん、寝タバコなんで絶対だめですからね!!