あじさい物語

七色の紫陽花のような日々の心模様
       

息子の同窓会から思い出したこと

2011-09-16 00:33:33 | Weblog
真夜中。
夫は童謡もよく聞く。
今、横になって私も聞いていた。
「里の秋」「月の砂漠」「みかんの花咲く丘」全ていい。

幼いときの気持ちが返ってくる。
なんといい歌を作ったんだろう。
こういう詩を書けるといいなと思う。

2、3日前に「いとこ会」のいとこのKちゃんから写真が送ってきた。心がほっこりする。
そして、今日はお礼状を書いた企画したHちゃんから電話あり。
今になって、ここにきて「いとこ会」のありがたさをあらためて思う。

話は変わるけど、11日に息子たちは小学校5、6年生のときにお世話になったS先生の還暦のお祝いを企画した。冷蔵庫に会場を借りる申込書が貼ってあって、それで私は知ったのだけど、よかったねと思う。
当日のことをすぐには話してくれなかったけど、二次会もあったのだろうな。帰りが遅かったから。
そして、昨日、S先生の話を少ししてくれた。
息子に「おかあさん、三人の子どもたちをしっかり育てて・・・前向きで」ってほめてくださったそうな・・・息子がポツリと。「『いやあ、能天気なだけです』と言おうと思ったのだけど」と息子が言う。
そうなのよね。
そんな言葉を聞いたときに私はソファでごろりとしていたから「そんなほめられるには及ばないよ。そんなにりっぱじゃないよ」と言った。
でも、息子は嬉しかっただろうな。
私も母や父がよその方にいいふうに言われたら嬉しかったもの。
そんなことを言われたS先生はとても素敵な先生だった。次女も受けもられたのだけどね。
還暦だからと子どもたちが集まってくれるなんて教師冥利に尽きるというものだろう。S先生のお人柄だ。だって、卒業して14年たっているのだから。

それで、そんなふうに書いて、はばかれるのだけど、私も思い出したのだ。
長女がベビーカーに乗っていた頃、幼稚園で受け持った子どもたちが何人だろう?20人~30人?
小学校を卒業して中学校になる前に集まってくれて動物園に行ったことを。
長女のベビーカーをかわるがわる押してくれた。
ふるさとの鹿児島の平川動物園。
いまさらながら、ありがたく思った。
あの頃の子どもたちは今は、42歳になろうとしているのかしら。
だって、長女がもうすぐ30歳だから。

自分の歴史・・・自分史・・多くの方々の思いでできているんだなと思う。
かわいい子どもだちだった。
あらためてありがとう。

あのときの子どもたちがそれぞれの人生をそれぞれの場所で、健康で、無事に、楽しく過ごしているようにと切に願うばかりである。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 腰痛 | トップ | お休みの金曜日 »

コメントを投稿