今日は,特許出願をする上での面談に行ってきました。
どんな内容だったか…,
なんて言えるわけありません(笑)
出願前に中身を公開してしまうと,特許権という権利が取れなくなってしまいますので。
面談を終えて思ったのは,こんなコンセプトで,あれこれしましたと説明を聴きつつ,
ここはどうなんでしょうとか問いかけながら,どこに発明があるのかいろいろ掘り下げていくのは楽しいですね。
今日面談してきたお客さんは,知的財産の部署があって,事前に社内で打ち合わせもされている大手メーカーです。
すでに具体化されたものがあり,その中にアイデアが詰まっているので,普通に話が進みます。
ところが…
たまに,個人の方からの相談を受けると,そう簡単にいかない場合も…
確かにアイデアはあって,その漠然としたイメージは理解できる。
でも,何せそのアイデアが具体化されていないので,実際にどうやって具体化(商品化)するのか,さっぱり理解できないという場合もあります。
イメージが先行しすぎというか…
そんな状況では,何とかしてくれと言われても,何ともできません。
特許の対象となる発明(アイデア)というのは,確かに抽象的な概念で,別に思い付きでもいいんです。
でも,それだけではやっぱりダメで,じゃあそれを実際どういう形にするの,という視点は必要ですね。
アイデアといっても,そのくらいは具体化してないとね。
と,今日の打合せを終えて,思ったことをつらつら書いてみました。
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