今日も暑さが半端ないですね。
本日の予想最高気温は38℃だそうです。。。
ところで,事務所と裁判所や弁護士会との往復には,いつも自転車を使うのですが,
途中,円頓寺商店街のアーケードを通るのが定番のコースです。
この円頓寺商店街,現在,七夕祭りの真っ最中です(7月25日~8月2日)。
たくさんの吹き流しが飾られ,屋台も出てて,いつもに比べると多くの人でにぎわってます。
この円頓寺商店街の七夕祭りは,吹き流しの他に,商店街の人たちがつくった張りぼても,お祭りの名物にもなってます。
祭りの前にここを通ると,作成途中のものや,仕事の合間に制作されている様子が見えるので,
いつも,どんなのができるのだろう?とか,
この形はさてはあれだな,とか予想しながら商店街を通るのが結構楽しみだったりします。
今年の張りぼては,
アンパンマン,スヌーピー,ゴジラ,バカボンのパパ,ムーミンに出てくる玉ねぎ頭の女の子(名前忘れた…)などなど,
多彩です。
でもって,職業柄,これらキャラクターの張りぼてを見つつ,著作権は大丈夫かな?,と思ってみたり。
承諾得ていれば何ら問題ないですが,承諾得ていなかったら…
んー,まあそんなカタいこと言いなさんなって感じですかね。
それはそうと,最近話題なのが,東京五輪エンブレムのパクリ疑惑。
床屋談義で,パクリだのそうじゃないだの言うのは簡単ですし,自由ですが,
法的にはもっときちんとした議論が必要で,そう簡単な話ではありません。
そのうえで,
組織委員会は,商標上の問題はないと言い切ってますが,仮に商標上はそうでも,著作権の問題が別にあります。
ベルギーのデザイナーさんは,むしろこちらを問題視してますね。
五輪エンブレム変更要求の意向 ベルギー作者が著作権主張(東京新聞:TOKYO Web)
著作権の場合,
・ そもそもあれは著作物なのかとか,
・ 著作権侵害(翻案権侵害)といえるのかとか,
・ 日本のデザイナーさんは,問題となっているロゴを知っていたのかとか,
いろいろな問題があり,双方だけを単純に見比べて,パクリだと判断することはできません。
といっても,ベルギーのデザイナーさんから使用中止を求められる可能性が高くなった状況で,
組織委員会側として,訴訟に発展するのは避けたいでしょうから,
今後どう落としどころをつけるのでしょうかね。
日本のデザイナーさんの立場を尊重しつつ,お金で解決ということかなあ。
最近,国立競技場のデザインとか,ボランティアの制服とか,話題に事欠かない東京五輪ですが,
個人的にはすごく楽しみにしてるので(果たしてチケットを手に入れることができるか…),
そんな問題もあったねぇ,と問題点が薄まるくらいに成功して欲しいものです。
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