弁護士早瀬のネットで知財・法律あれこれ 

理系で特許事務所出身という経歴を持つ名古屋の弁護士があれこれ綴る雑記帳です。

記者さんからの電話取材

2016-03-09 21:21:05 | その他

今日はあいにくの雨。

そんな中、事務所近くの「大名古屋ビルヂング」が本日全面開業しました。

午前11時頃に近くを通ったら、すごい行列ができてビックリ…

 

せっかく近いんだし、待たずに入れるようになったら、行ってみようかな(^^)

 

 

さて、今日のテーマですが、

 中日新聞と東京新聞の朝刊に、私のコメントが特集記事の中に掲載された!

というもの(前回記事の予告と違うというツッコミはさておき…)。

新国立競技場の旧案と新案の著作権に関する争いに関して、建築物の著作権についてのコメントをしました。

特集記事なので、どうやらネット配信はなさそう。

 

 

最近たまーに、

 電話取材させてください!

と、突然、記者さんから事務所に電話がかかってくることがあります。

 

こういう場合、ニュースの存在は知っていても、中身の詳細を知らない立場なので、一般論や推測でしかお話しができません。

とはいえ、それでもよければと、せっかくお電話くださったのもあり、記者さんの疑問にいつも答えさせていただいてます。

 

 

取材の結果、記事の名前が載る場合には、事前に内容を確認させていただくのですが、

それでも、改めて読み直してみると、こう表現した方がよかったのかなあとか、いろいろ考えてしまいますね。

今日の記事もそう(^_^;)

 

 

こうやって記者さんからたまに電話がかかるようになったのは、オリンピックのロゴに関するドタバタがあってから。

たまたま、このブログで取り上げたのを読んで私の存在を知っていただいたのか、初めて電話取材を受けました。

 

そこで名前が載って以来、記者さんも、この人に聞いてみようかなと思うのか、いろんな会社の記者さんから電話があります。

 

なんだか、ちょっとしたことがきっかけで、予期せぬことが起きるんだなあと実感しますね(^^)

 

 

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今年初めての投稿

2016-02-29 19:29:05 | その他

今日は、4年の一度の2月29日。

表題のとおり、今年初めての投稿です。

年始早々、何件が新件を受任させていただき、その後も、準備書面や特許出願書類作成等が重なって、ズルズルと更新を怠ってしまいました。

気付けばもう2月も終わり。早いものです。

 

今年は、4月から始まる来期において、

 ・弁護士会会派の若手会幹事

 ・名城大学法科大学院での非常勤講師 (担当:現代民事裁判の展開)

 ・金城学院大学での非常勤講師 (担当:刑法)

 ・愛知中小企業家同友会(所属地区:中区南)でのグループ長

と、いろんな役を仰せつかったこともあり、なんだか、てんやわんやになりそうな予感…

 

まあ、なんとかなるか(^^)

 

今日はこんな感じで内容のない記事ですが、次回の記事予告を。

契約書に関する記事を書きたいと思ってます。

契約書に書いても、全部が全部、記載通りに裁判所で認められるわけじゃないですよ、

という裁判例を紹介します。

 

 

(H28.2.28 チャオ御岳スノーリゾートにて、御岳山を望む)


民事事件での尋問手続

2015-12-02 22:29:07 | その他

もう12月ですね。

北の方では大雪の時もあったみたいですが,名古屋といえば,少しずつ寒くなってる気はするも,冬というにはまだまだという気がします。

今シーズンこそは,ずっとご無沙汰だったスキーに行くぞ!と意気込んでるのですが,今年は暖冬みたいなので,うーんって感じですね。

 

 

さてさて,

先週は,現在受任中の民事事件(知的財産事件じゃない一般の事件)で,尋問手続がありました。

尋問というのは,証人や原告・被告双方の当事者本人を法廷に呼んで,双方弁護士からあれこれ質問されたり,突っ込まれたりするというもの。

ドラマの裁判場面でよくあるあれです。

 

 

ドラマでは,弁護士が自らの主張を雄弁に語るという場面がありがちなのですが,

実際の尋問というのは,証人や当事者本人に対して,その人が覚えている過去の事実を言わせるのが主題であって,弁護士双方が議論を戦わせるところではありません。

そういう点では,ドラマでよくある場面とはちょっと違ってたりします。

 

 

それに,尋問手続というのは,訴訟の最終段階で行われます。

通常の事件では,最初のうちは,書面で主張をやり取りするのがメインなんですね。

 

 

で,この尋問手続ですが,基本的には,主尋問と反対尋問の2つがあります。

 

主尋問というのは,味方の証人や自分の依頼者に尋問する場合のこと。

事前に質問を準備して,こちらの主張に沿った事実を言ってもらいます。

 

一方,反対尋問というのは,敵性証人だったり,相手方本人に尋問する場合のこと。

敵性証人や相手方本人が言うことの信用性を失わせるための質問をします。

 

 

口頭ですし,後からやり直しができないので,準備に結構時間を使うんですね。

主尋問では,どう質問すれば答えやすいかって,質問の仕方をあれこれ考えますし,

反対尋問では,Aと答えたらBと質問する,Cと答えたらDと質問する,といった感じで,想定問答集も作ります。

 

 

そんなこんなで,この前の連休や尋問前日は,準備に費やす時間が多かったです。

当日も,証人1人と当事者双方の合計3人の尋問手続だったので,午後いっぱいかかりました。

何とか終わって,ふぅーって感じです。

 

 

とはいえ,尋問終了後,裁判官からは,こっちの勝ちという心証をもらったし,大変だったけど,よかったよかった(^^)

少しの充実感とともに,今日ぐらい,いいよねと自分に言い聞かせて,この日は早いご帰宅~ということになりました。

 

 

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知的財産仲裁センター 2015年シンポジウム

2015-10-23 17:57:29 | その他

今月末に初飛行が予定されていたMRJですが、11月に延期されるそう。

楽しみにしてたのにちょっと残念。

再延長されることなく、11月には無事、初飛行が成功することを祈ります…

 

 

さて、弁護士会と弁理士会とで設立された、日本知的財産仲裁センターという組織があります。

知的財産に関する紛争を、裁判という重い手続ではなく、もう少しハードルの低い形で解決する機関として存在しています。

弁護士と弁理士が間に入り、調停(話し合い)や仲裁(紛争解決を仲裁人の判断にゆだねる)などを行っています。

 

 

この仲裁センターですが、名古屋にも支部があり、その名古屋支部がシンポジウムを開催します。

今度の12月4日(金)午後2時~5時、場所は名古屋商工会議所の2Fホールです。

 

 

今年のシンポジウムの内容は、仲裁センターの活用事例を、寸劇方式で紹介するというもの。

で、そのシンポジウムのお手伝いとして、私も寸劇に出演することになりました。

会社の知的財産部員の役を演じます。

 

 

人前で劇を演じるなんて、小学校の学芸会以来かも…

その学芸会でも、ほとんどセリフのない脇役だったような…

 

 

今回は、そこそこセリフもあり、大丈夫か?という気もしますが、楽しんでやりたいなと思います。

まだ練習も始まってないので、そんな楽観的でいられるのかもしれませんけど(^_^;)

 

 

お時間のある方、知的財産仲裁センターの活動事例を知るいい機会ですので、

シンポジウムにぜひご参加ください

 

参加のついでに、私のへっぽこ役者ぶりも観られるという付録もありますよー。

って、そんなもの観たくないですかね(笑)

 

 

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「戦後史の解放Ⅰ」を読んで

2015-07-29 22:46:16 | その他

暑い日が続きます。

自転車で裁判所に行ったりすると汗だくです(>_<)

 

さて,このブログは,本来,自分の政治的主張を披露する場所ではありません。

 

でも,賛否うずまく安保法制が政治的に大きな問題となっている中で,

週末に読んだ本の納得感が半端なかったので,今日はちょっと趣向を変えてみます。

 

読んだのは次の本。

 

戦後史の解放I 歴史認識とは何か: 日露戦争からアジア太平洋戦争まで (新潮選書)
細谷 雄一
新潮社

 

慶応大学法学部,細谷雄一教授の最新刊です。

 

この細谷教授はブログも書かれてて,

安全保障の問題などについて,左右に振れることなくニュートラルに意見を表明されているので

なるほどなあと思いながら,ちょくちょく読ませていただいています。

 

 

本書は,

国際社会の中における日本という視点に基づいて,

国際社会の認識と日本の認識がいかにズレていたのか,

そのズレが,第一次大戦後から現在に至るまで続いているのではないかということが,

これまで日本がたどってきた歴史とともに,わかりやすく書かれています。

 

週末,一気読みでした。

 

 

最後に書かれている,

 「戦前の日本が,軍国主義という名前の孤立主義に陥っていたとすれば,戦後の日本はむしろ平和主義という名前の孤立主義に陥っているというべきではないか。」

という一文が,日本の状況を的確に示しているんではないかなと思う次第。

 

戦後日本が陥っている孤立主義の一例として,憲法9条にノーベル平和賞を求める運動が指摘されていますが,

それも,第一次大戦後から続く国際社会の機運や,戦争に至る日本の歴史をかんがみれば,美しいものではないと,手厳しい。

 

いや,とても勉強になる良い本です。

ぜひご一読を! 

 

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