点滴ニャンコと暮す家族の日記

慢性腎炎のニャンコ『ゴン』と過ごした時間。ベンガル猫、ソマリ、サモエドの4ニャンズ+ワンコとゴンパパの趣味の話

これぞ芸人 小松 政夫

2005-11-30 09:39:19 | ゴンパパのぶっちゃけ!
ずんずんずんずんずんずんずんずん 小松のおーやぶん

11月29日 小松 政夫さんの舞台を観に行った。以前から是非舞台を見たいと思っていた芸能人の1人で、ある意味ようやく希望が叶った。

その思いは私がまだ小学生だった頃、毎週土曜日にダッシュで学校から帰って来てはお袋に「ただいま」も言わず真っ先にテレビのスウィッチを入れ、画面に現れる『ベンジャミン 伊藤』(わかるかなー 誰だか)とのコントをまさしくテレビにかぶりついて観た事から始まったのだった。

会場は年配の方が多く、小松 政夫さんの芸の深さを語っているように思えた。開演のブザーが鳴り、まもなく知る人は知る小松 政夫の物まね芸、映画解説者 今は亡き淀川氏が天国から舞い戻り前座を務めるということから始まり、最後は歌で終わるというあっという間の2時間強の舞台であった。

まずは何よりも60歳を超えての2時間強の舞台。
もちろん芸人なのでその舞台は飛んだり跳ねたりは当たり前。その体力には脱帽である。所々、舞台初日の影響からか声がかすれる部分はあったものの、張りがあり伸びる声は年齢を感じさせず、さすがの一言に尽きる。
舞台構成も前半は今の芸能界を風刺したとも思える1人芝居から、自身のギャグの振り返りからゲストを呼んでのトーク。後半はあの手この手で持ち前芸のオンパレードと芸人小松 政夫の豪華フルコースをいただいた。

楽しませてもらったもう一方で、舞台を見ながらあることを考えさせられた。
芸人。そう。芸人。。。芸人って何だろう?
今流行りの「若手 お笑い芸人
少なくとも小松 政夫さんが舞台の中で説いた「芸人」は「若手 お笑い芸人」と巷で呼ばれている中には一組、1人もいないように思える。
コメディアン、そして芸人。今の若手の中にこう呼べる人材がいるのか?
決して彼らが努力を怠っているとう事は言っていない。

客を笑わせ、泣かせ、感心させ、うならせ、前のめりなさせ、引き込ませられる。
そして、何年経ってもそれが色あせることが無く、自分を磨くことを怠らず、新しい事に挑戦し続ける。

電線に すずめが3羽とまってた それを猟師がてっぽで撃ってさ・・・

ぶっちゃけ
小松 政夫  あんたはエライ!
何時までもお元気で。
また、遊びに行きます。

ベンジャミンとのからみが観たいなー・・・