点滴ニャンコと暮す家族の日記

慢性腎炎のニャンコ『ゴン』と過ごした時間。ベンガル猫、ソマリ、サモエドの4ニャンズ+ワンコとゴンパパの趣味の話

猫の腎炎について -排泄-

2005-11-29 08:14:58 | 猫の腎炎について

前回は入る側のお話をしたので、今回は出る側の話を・・・

みなさんトイレに行かれて、おしっこした時その匂いとか、色とかが何かいつもと違うと気になりませんか?
「最近疲れているからなー」って言う時とか、ビタミン剤とか栄養ドリンクとか飲むと普段と違いますよね。
人間は自分自身で気が付くことが出来ますが、猫はそうはいきませんよね。
(仮に気が付いていても対応が出来ないでしょう・・・)
実際猫を飼われている方はご存知の通り、猫のおしっこは慣れない人にはそりゃーもう
くっさいの一言!
(猫は体臭が無い分排泄物が臭いと聞いたことがありますが・・)

で、話を元に戻すと、腎炎にかかると腎臓の機能が低下するため、毒素が尿と一緒に排泄されづらくなり、おしっこの臭みが薄れてきます。(病気の進行具合にもよるでしょうが、これほんと!ゴンの場合は殆どにおいがしなくなりました。)
「あれー・・・トイレの掃除が最近臭くなくて楽だわ☆」なーんていっている場合ではなく、腎臓が十分に機能していない!っていうサインなんですね。
それと、おしっこの量が多くなります。飲んだお水が体内に溜まらずストレートに排出されます。
「最近トイレの砂の消費が多くてお財布辛いわー・・」とか感じたら、よく観察してみてください。この状況はいわゆる脱水症状なので、すぐに病院へつれていかれる事をお勧めします。っていうかマッハで連れって行ってください。
食事の時のようにちょっとした変化を感じてあげることが大事です。

 治療前、ゴンはトイレやお風呂場、台所などあらゆるところで水を飲み始め、僕らにもひっきりなしに水を欲しがって来ました。。。もちろん、おしっこもよくしますよ。