試合終了

試合は結構厳しい状態だった。

惑惑クラブさんの本来のメンバーが揃わなかったこともあるのだろうが、ＦＷ戦で圧倒的に相手にコントロールされる。
マイボールのスクラム、ラインアウトもきれいにＳＨがボールを出せたことは無かった。
相手ＦＷが圧倒的でした。

そんな中でも、敵陣ゴール前５ｍでペナルティをもらうと、速攻を仕掛けゴールに向かって走り込んだり、いろいろ頑張ってました。

試合に勝つというのは私にとってこの試合の目的ではなく、トイメンの小村に突き刺さりたいということだったので、詳細なスコアは覚えてないんです。
あれだけＦＷで劣勢だったけれど、そこそこ試合にはなっていたのでは無かろうかと・・・。
相手チームのセットプレーの度に、目一杯ダッシュしてプレッシャーをかけようとするのですが、トイメンに突き刺さることはできませんでした。
しがみついていたというか、まとわりついていただけかなぁ。


でも、目茶苦茶楽しかったです。

来年も参加したいなぁ。

さぁ、キックオフ

さぁキックオフ。

相手チームのＳＯのキックを味方のＳＯがキャッチ。

続いて私にパスが・・・。

ボール持ったら後はやるしかないっしょ。

パスを受けてスペースに走り込む。

ＳＨが回り込んで、私の左に付いたのでパス。

おぉ、結構ビッグゲイン。

だが、アウトサイドＣＴＢがＳＨを捕獲。
ボール争奪戦の始まり。
そこに小村も参加。
もちろん私も争奪戦に一瞬絡む。

一瞬というのはあっという間にめくられて、ターンオーバーされちゃったから。

強烈でしたなぁ。
まぁ、小村も日本ラグビー界の頂点であるジャパンのジャージを背負った男なので、本気ではなく軽くやったくらいとは思いますが、それでも強烈。

ここで、ネジが３本くらいぶっ飛んだ私。
サゲサゲのテンションが一気にアゲアゲに。

１００回弾かれても１回くらいは突き刺さりたい！

その後は、いつもの私では考えられないくらい、犬のように走りまくる。

試合が始まると・・・。

時間になりキックオフの時間となった。

前半は陣地を選択。
久しぶりのＣＴＢのポジションに着く。

す
・
る
・
と
・
・
・


何とトイメンにＴＶで見た顔がいる。

紛れもないあの小村。

なんでいる？
朝、おらんかったやん。
だいたい何で京都のチームにいる？
そして、なんでＣＴＢやねん？

やばい。
一気にテンションが急降下。

だけど、キックオフの笛が吹かれてしまった。

トイメンは小村やから

ＢＫでの練習が始まると、惑惑クラブのキャプテンから、
「向こうのチームには小村と杉本がいるらしいわ。小村は体脂肪マンのトイメンやし・・・。」
と告げられる。

小村って誰？杉本って誰？ッてこの時聞けば良かったのだが、クラブチームの中でも有名な人達なんだろうと解釈してしまった。
で深く考えず、「ウッス」と答えてしまう。

わたしは大アホでした。

私の理解の中で、小村って言えば神戸製鋼の黄金時代を支えた仕事人・小村淳。
杉本って言えば、啓光の監督か今年の明治のスキッパーが思い浮かぶが・・・。
だけど、この小村はＦＬだし、謎の杉本も午前中の総当たりの試合で見かけなかったもん。
だからてっきり別人だと考えていた。

だけど・・・。
試合が始まると・・・。

惑惑クラブの足手まといＣＴＢ

２時からアップをはじめるというので、２時に惑惑クラブさんに合流。

簡単な自己紹介と、ポジションを告げる。

「体脂肪マンです。ＣＴＢをやってこいと言われ、来ました。」と告げる。

ストレッチの後、うちのクラブでは体験したことのない様なアップを開始。
アップに参加しただけで、この方達とはレベルが違いすぎるとの感触を得る。

そしてＦＷ、ＢＫに別れての練習。

そこでとんでもないことを告げられる。

惑惑クラブの足手まとい

１時半過ぎ頃に、協会関係者と思われる方が私達の元にやってきた。

惑惑クラブの白パンメンバーが足らんらしく、助っ人で入ってもらえないか？とのこと。

ポジションはＳＨとＣＴＢ。

ＳＨはいるが、ＣＴＢはおらんなぁと思っていたら・・・。

突然、クラブの代表が、こいつがＣＴＢをできますわって話している。

はぁ？ってなもんです。

たしかに昔はやってましたが、ここ１０年くらいは　ずっとＦＷの３列やん。

しかもクラブの試合はＰＲでしか出してもらえないし・・・。

なのに、なぜＣＴＢ。
しかも助っ人（足手まとい）として出向くチームは惑惑クラブ。
昔、バリバリやってた方が沢山いらっしゃるというのに・・・。
と思う反面、昔取った杵柄でＣＴＢをやってみたいという欲求には勝てない。

なので、快諾。

これが後にとんでもない事態となる。

午後からは年代別の試合

続き

午後からは、大阪の惑惑クラブと京都の合同クラブチームの年代別の試合。

ラグパンの色で年代が決まっているそうで、黄（金）、赤、紺、白に色分けされている。

黄（金）は７０歳以上だったかと思うのだが、さすがにメンバーも少ないので赤の６０歳以上との合同。

１５：００から白パンチームの試合が２０分ハーフの前後半であるらしく、午前中の試合からメンバーを選抜するので帰らないように命じられる。

まぁ、僕は目立った活躍もしなかったので、選ばれることもないだろうと気楽に年配ラガーの奇跡の動きに感嘆の声を上げていた。


事態が急変したのは１時半頃。

今日の京都マスターズ戦のスケジュール

　９：００に宝ヶ池に集合で、１０時くらいから試合開始。
午前中は、京都のクラブチームのオーバー４０（３５？）のメンバーでの試合。
単独でチームが組めたチームは２チームしか無く、他は合同チームで。
合同チームは２チーム。合同Ａと合同Ｂ。
僕たちは合同Ｂ。
京都ナッソーさんのメンバーが多数を占めます。

試合は総当たりで１試合１５分。前後半無し。

はじめに聞いていたのは、ビーチフットのように疲れたら交代自由と聞いていたのに・・・。

そんな甘くはなかった。

しかも、私はＬＯで３試合ともフル出場。

まぁ、スクラムのコンテストは無しだったので、密集戦にウエイトを置けば良かったのですが、走り回って３試合終了後には精も根も尽き果てていた。

が・・・。



（続く）

今日の試合会場

何年かぶりにこの地に立つ。
以前は、京都府社会人リーグでの選抜戦だったので１２年ぶりかな？

人工芝がとても綺麗。

だけど、わたしは人工芝のグランドで試合をするのが初めて。

テンションの上がるグランドです。