体脂肪マン的個人日記

モニターに向かひて、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくるBlogです。 

永遠のゼロ、読了

2013-05-16 23:39:52 | Book & Magazine
永遠の0 (講談社文庫)

GW前に、同僚から貸してもらったこの本。
他に読みたい本があったりしたので、先日の日曜日から読み始めた
で、今日の出張時の帰路で読了。

amazonの書評などでは高い評価が多いようですが、私が☆をつけるなら☆の個数は多くはないようないです。
知覧の特攻平和会館や万世の特攻平和祈念館、靖国の遊就館を訪れ、特攻で亡くなられた方の遺書を読んだり、特攻機の桜花、回天を見たことがあります。
特攻で国のために死んでいった若い人達が、どのような思いで飛び立っていったのか・・・。
”カミカゼアタック”の章に、特攻要員だった武田と記者の高山の激しいやり取りのなかで「死にいく者が、乱れる心を押さえに押さえ、残されたわずかな時間に、家族に向けて書いた文章の本当の心の内を読み取れないのか。」と言うくだりがあります。
ここを読んで、それらを訪れたときのことを思い出し、こみあげてくるものが抑えきれず涙腺決壊でした。

血のつながりのない祖父が真相を語るところより、私がグッときたのはここでした。
このあたりは他の人とは良いと感じたポイントが違うかもしれませんねぇ。

戦地での出来事を回想し話して聞かせるところのシビアな状況と、祖父の語る真相とのギャップが大きすぎて、個人的にはなんだこの結末と違和感の方が大きかったです。


こびとずかんをかわされる

2011-04-16 10:40:25 | Book & Magazine
チャーを連れてTSUTAYAへ・・・。
1Fに本屋があるこのTSUTAYA。
私のお目当ては2FのレンタルDVDなのに・・・。

目についたこびとずかんなる本を手に持って離さず、買って買ってとせがまれたので大甘父ちゃんは買ってやったのだが・・・。

この本って子供達に人気なのか?

こびとづかん (cub label)
クリエーター情報なし
長崎出版

権力の道化

2010-01-26 22:03:54 | Book & Magazine
権力の道化
櫻井 よしこ
PHP研究所

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先日、本屋をブラブラしていて上記の本を見つけた。
高速道路行政に翻弄されているにもかかわらず、あまりにも知らないことが多すぎるので読んでみようと思い立った。
見つけたときに買えば良かったのだが、貧乏根性が働き日曜日に図書館に行って借りてこようと・・・。
そう思ったのだが、本屋に蔵書がなかったので昨日、アマゾンの購入ボタンをポチッと・・・。
で、今日届いた。

明日は小松へ出張なので、道中で読もうと思う。



トムキャット

2009-12-19 18:32:27 | Book & Magazine
サンタの代行業務のネタ集めの時に本屋で下記の本を見つける。
リーチ・一発・ツモってな感じで購入。
パラパラめくって斜め読みしてますが、師匠の嫌う出版社が創る飛行機関係のムックよりよっぽど出来が良い。

トムキャットカッコイイですねぇ。

MODEL Art(モデル アート)増刊 モデルアートプロフィールF-14 2010年 01月号 [雑誌]

モデルアート社

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メジャーがおかしい

2009-12-19 11:44:25 | Book & Magazine
サンデーで連載されている野球マンガ「メジャー」の展開がおかしいと言うか急だ。
週刊誌はたまにコンビニで立ち読みしていたのだが、えらい急展開で清水と結婚して子供までお腹にいる。
どうなってんだ?

僕的には不要

2009-10-07 05:58:04 | Book & Magazine
光母子殺害実名本、弁護団「約束違う」著者「本人OK」(朝日新聞) - goo ニュース

光母子殺害事件 元少年実名本の出版差し止め申請(朝日新聞) - goo ニュース

光市事件実名本差し止め申請 元少年の弁護団(産経新聞) - goo ニュース



こちらの記事でも書いたが、実名で書く必要性と作者の意図が僕には全くわからん。

この事件の加害者の実名はネットで検索すれば何件も引っかかってくるのだから、A君と書いてあっても読み手がA君を実名に読み替えりゃすむことではないのだろうか?




意図が理解できません

2009-09-28 21:14:05 | Book & Magazine
元少年のルポ、実名表記で刊行へ 山口・光市母子殺害事件(共同通信) - goo ニュース

上の記事を読み、著者の言っていることや意図が僕には理解できなかった。


『「匿名では人格の理解が妨げられ、モンスターのようなイメージが膨らむ。」と説明』
別の記事では、
『インシデンツの代表でジャーナリストの寺沢有さんは「加害者も人間。名前は事件の全体像を知るうえでの要素」』
とも書かれている。


加害者の名前は、掲示板サイトなどでは心ない人により実名を公表されているが、名前を知ろうが少年Aだろうが、公表されている事件の内容から受けるイメージに影響は全くないのだけれど・・・。

確かに加害者も人間だろうが、名前を知ることがなんでこの事件の全体像を知る要素になるのだろうか?

本を読めば解るって事か?






プリズン・トリックを読み終わった

2009-08-25 05:38:36 | Book & Magazine
僕にしては昨晩遅くまでかかって「プリズン・トリック」を読み終わった。

「読み落としていい箇所はラスト一行までどこにもない。」と帯には書いてあるが・・・。

ラスト一行がなんでそうなるの?ってな感じで、個人的には納得がいかんわけです。
ラスト一行でそんなことになるのなら、なんで復讐劇の始まりとなる「○○を殺そう」という一言を▽□が吐けるのか?

「そして必ず二度読む。」とも帯には書いてあるが、面白くて二度読むと言うより、ここでこんな事書いてなかったっけ?みたいな感じで読み返すことが度々あった。

交通刑務所で殺人が起こり、その犯人が刑務所外に逃亡し、捜査が進むうちに服役していた人物が全くの別人であったと言うことがわかり・・・。と前半は実に面白い展開。
終章の犯人の手口を明らかにする箇所まで、「早く次が読みたい。」と思わせる。
それだけに、最後の一行であんな展開になると・・・。


読み終わって、すぐにレビューをブログに書かなかった理由がそこにあるかな・・・。



プリズン・トリックを読んでます

2009-08-23 09:40:35 | Book & Magazine
先日も書いたように、今、下記の本を読んでいます。

プリズン・トリック
遠藤 武文
講談社

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交通刑務所内で起こる事件なのだが、序章がタルくってなかなか読み進まなかったのだが・・・。
殺人事件の調査が進んでいくごとに明らかになる事実にグイグイ引き込まれる。


昨日、壮行会の前に京都駅で電車を撮り、その後、ビックカメラに寄ろうとしていたのだが、それらの時間をバッサリとカットして・・・。

はるかが入線する30番ホームのエアコンの効いた待合室でひたすら本を読んでいた。

今日も読みたいが時間が取れるか?




『点と線』を読んだ

2009-08-12 19:58:41 | Book & Magazine
点と線 (新潮文庫)
松本 清張
新潮社

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2009年は松本清張の生誕100年となる歳のようで、書店には松本清張の本が並べられている。
「生誕100年なんや・・・。」と流していたのだが、朝日新聞の夕刊にニッポン人脈記というコーナーがあり、今、松本清張のことが書かれている。
松本清張の本を手に取ったのはこうした背景があり、中でも「点と線」を選んだのは時刻表を作ったトリックの原点的なモノだと知っていたから。
(今朝の3:30頃にOJINJIN主将のコメントに返答できたのは、この本を読んでいたからです。)

1957年に書かれた本という時代背景から、電話は日常的に使用されておらず電報という手段が使われており、長距離の移動も夜行列車が主役である。
そこの所を理解して読みさえすれば、実に面白いミステリー。
今、読んで良かった気がする。
中高生の時に読んでいたら、発表当時の時代背景を理解せずに「今」の時代と比較して読んだだろうから・・・。
そして面白さに気がつかなかったに違いない。





後半開始前に・・・

2009-04-29 20:06:52 | Book & Magazine
半落ち (講談社文庫)
横山 秀夫
講談社

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後半が始まる前に、「半落ち」を読み終わった。

想像した結末を越える結末だった。
TSUTAYAで、本書の紹介に「生きるって素晴らしい」と書いてあったことが納得できる結末だった。

この「半落ち」、既に映像化されています。

こちらで配役を見たが、見せる俳優で固めた感がある。
GWに見るしかありませんな。